伊豆半島、奇岩奇観のある海辺
この間の日曜日と月曜日に西伊豆の某所湾内に素潜りに行ってき
た。ここは堂ヶ島に近い某有名ダイビング・スポットである。周囲は奇
岩、奇観の宝庫とも言える荒々しい景観の海辺である。
二日とも写真が示すように非常によく晴れていて、到着したときは
期待に胸を膨らませたがすぐにその期待は裏切られた。強風とまで
は言えないが断続的に風が吹いていた。十月初旬にしては気温は
かなり暖かく、まだ夏のような感じの二日であった。
沿海の波が強く、湾内も波力が減衰しているとは言え、海底の砂を
巻き上げるには充分な力を持っていた。午後の二時ごろ、海のまん
前の宿にチェックインし、そこからウエットスーツに着替えてエントリ
ーした。水温は暖かく、ロングじゃなくとも半袖のスーツでもいいくら
いだった。
あまり遠くに行かなくとも湾内は急激に深くなっていて、岸近くでダ
イビングをやるにはよい場所である。しかし、マスクから覗き見る海
底は、深さ2メートルでもぼやけていてよく見ることはできない状況だ
った。加えて水面は波の攻勢で余分な力を使った。小魚の群れや中
型の魚は見かけたが、このような透明度の悪い水中ではじっくりと観
察して楽しむゆとりは持てなかった。
抜群に晴れた日であったし、情報では前日の透明度が15mだった
から、期待値が高かったせいもあり、かなりの消化不良というか不
満が残った。翌日の月曜日も鮮やかに晴れていて前日よりも風は弱
く、ひょっとしてこれは行けるかなと思ったが、海中の状況はあまり
変化がなくてがっかりした。救いは宿がきれいで食事が抜群に美味
かったこと。そしてタイプの異なる温泉露天風呂が四つもあり、ゆっく
りと冷えた体を温められて爽快だった。その露天風呂は渚から二十
メートルくらいの場所にあり、潮騒を聴きながら湯につかり、贅沢な
気分になれたことはそれだけでも得した気分になれた。
まあ、潜りには恵まれなかったが今回はよいスポットを見つけたか
ら来年に期待しよう。
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