竹島を不用意に利用した内閣
韓国は、6月の国際会議でこの海域の海底地形に
ついて、韓国名を登録する提案をせず、日本も海洋
調査を当面実施しないとした。調査の現場海域で日
韓両国が衝突するという最悪の事態は回避された。
ただ、竹島の領有権問題は残されたままで、再び海
洋調査などの対立が再燃する可能性もある。
(2006年4月23日1時42分 読売新聞)
小泉は、竹島問題はマスコミなどの挑発にのらないように、
冷静に対応するようにと各閣僚に指示したようである。この
不徳で暗愚な亡国宰相はどこまで国民を愚弄したら気が済
むというのだろうか。
「日本も海洋調査を当面実地しない」という提案自体が愚
かなのである。この問題は日韓双方で、対等の論議の上で
解決を図る問題ではない。要は国境問題なのである。今か
ら53年前、韓国の李承晩大統領が、竹島と対馬の海洋権
益を狙って一方的に設定した漁船立ち入り禁止ラインがあ
り、これを李承晩ラインと呼ぶ。この違法な線引きは、1965
年の「日韓漁業協定」で廃止した。
問題はこの「李承晩ライン」を韓国が頑迷に主張していた
13年間に拿捕された船舶数が328隻、抑留された日本人が
3929人、銃撃による死傷者が44人出ていることである。国
際法慣習を無視し、日本人を抑留、死傷させておいて、竹
島を実効支配しているばかりか、再度領有権を主張し、日
本が竹島付近の海底調査を目的として立ち入ると、抗戦も
託さずと威嚇する韓国の神経には怒りを持って対応するべ
きであろう。
今回の竹島騒動は、領土侵害問題である。謂わば日本か
ら宣戦布告を行うべき国際事件なのである。
私は、日本のメディアやブロガーたちが、取り敢えずは、
最悪の事態を回避できて良かったが、本質的な問題はまだ
未解決であるなどとしたり顔で言っていることが無性に腹立
たしい。
何が「最悪の事態」なのだ。むしろ、今まで韓国に無理や
り竹島が軍事占領されている事態を放置していたことが最
悪の事態ではないか。今回は武力衝突に突入して当然だ
と自分は思っていた。領土問題という国家の一大事が実際
に起きている時に、穏やかに対応とか、静観で行くとか、相
手を刺激しないようにとか言っている我が国の為政者こそ
最悪である。こいつらには国家の誇りというものがない。
日本人はこう考えるものが多い。竹島は、離れた場所に
ある自分たちの生活とは直接関わらないちっぽけな無人島
だ。ここの権益にしても多少の魚が獲れるくらいのもので大
したことはない。大騒ぎするほどではないと。
ところが、領土問題は島が小さいとか魚がどうとかの問題
ではなく、国土を奪われるかどうかの、謂わば国の命運がか
かった重大な問題なのである。土地を持っている人たちは、
自分たちの土地が、ある日、外国人に所有権をいきなり主
張されたらどうだろうか。とんでもないといきり立つだろう。
竹島問題もまったくそれと同じなのである。領土問題を最大
級の重要懸案として捉えない国はやがて外国に侵略されて
しまう運命をたどる。
日本が竹島問題をうやむやにして、韓国が今のまま実効
支配を崩さなければ、シナも、小笠原や尖閣諸島の領有権
を日本が手放すと見て、次々と侵略的奪取を始めるだろう。
つまり、竹島問題を慎重に対応し続けて行くと、シナが日本
の領土、領海をドミノ的に侵犯して行く口実を作ってしまうの
である。それでも静観しろという日本の為政者のたましいは
完全に死んでいる。静観したら駄目なのである。
竹島とは、尖閣諸島や北方領土と同じく、日本人が命を賭
けて死守しなければならない領土なのである。今回の出来
事は紛争まで行って当然なのである。そうなってはじめて、
国家主権に疎くなり眠りこけている国民の意識が目覚める
のである。この折角のチャンスを最初から放擲するつもりで、
小泉内閣は三文芝居を打ったのである。いったい何のため
にであろうか。
この亡国宰相は、国家の一大事を千葉の選挙戦の一環
として利用したふしがある。拉致問題を選挙戦に利用した
ことと同じ感覚でだ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と小泉総
理は国内的にはともに凋落の状況にある。そこで両者とも
裏で話をつけて民族主義を刺激することにより、人気の回
復を謀った三文芝居だった可能性はある。すなわち、韓国
はポーズで獨島死守を、日本の小泉現内閣は、保守本流の
愛国者ぞろいであり、竹島領土問題に果敢に向かっていく
ぞというポーズをとったわけである。中途半端に領土問題
に手をつけるのは愚か過ぎる。やるなら、選挙など関係なく、
武力紛争を覚悟して自衛隊を待機させ、超法規的に戦争を
行う構えでやる事案が竹島なのである。それを形だけでや
りすごそうなどという浅はかな腹で、心構えのない国民を戦
争の危機にさらしたのである。
両者話し合いで、当面引き分けたのは、取り敢えずは良
かったなどと本気で思っているのだろうか。戦争を受ける
気があるなら、事前に国民に状況を説明し、本気でやれと
言いたい。売国内閣が国内で格好をつけるのは構わない
が、選挙戦のために領土問題を使うなど言語道断である。
これも国賊内閣のきわめて愚かな国政運営の一つである。
小泉内閣がわずかでも延命すると、今回のように日本の
国運が急激に傾きかねないというリスクが大きすぎるので
ある。なぜなら現内閣は国防を考えていないからである。
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