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2007年3月31日 (土)

3月28日 植草事件の公判傍聴記(4)最終版

3月28日 植草事件 第六回公判傍聴記(4)
 支援者A氏による最終版

                              

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 重いバッグも傘も、警察に押収されているわけだが、それらを持っていたことは、疑いようもないし、警察もそれを疑ってはいない。呼気のアルコール濃度から、極度の泥酔状態であったことも証明されている。これだけの荷物を持ち、しかも泥酔状態のとき、2分間も尻を触るなど、あり得ない。

 また平成18年12月20日の検察側の証人による証言は嘘であることは疑いようもない。彼は、被告が傘もバッグも持っておらず、両手で2分間尻を触り続けたと証言した。これは絶対にあり得ない。この証人は、蒲田警察署で7時間、検察庁に6回も通い猛特訓を受けたのに、その努力も報いられることはなかった。しかし、このことが、今回のでっち上げにかける警察の意気込みを物語っている。迷惑防止条例違反で、4人の検察官が公判に毎回出てくること自体、異常なのだそうだ。ただし、今回に限り一人に減った。
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車内の混み具合は、動けば人に触れ合う程度だった。前にいたと思われる女性が左回りに振り返った。

弁護人  若い女性は制服を着ていましたか。

被告   制服は分からなかった。

弁護人  女性が振り返った後、どこまで移動しましたか。

被告   女性は電車の進行方向に対し、右斜め後ろを向いていた。動い   た後、70~80cmの距離があったと思う。

弁護人  平成18年12月6日の意見陳述書では、あなたと被害者の距離は1~1.5mとありました。

被告   これは頭の中の間隔の距離でした。ビデオ撮影をして距離を測ったら、70~80cmだった。女性が動く前は、1~1.2mだったと思う。痴漢騒ぎかと思った。女性が大きな声を出したから、絶対に関わり合いになりたくないと思い、つり革を掴んで下を向いていた。そのとき、体の向きを変えたが、場所は変えていない。右手はつり革を掴んでいた。女性の声が聞こえ、目を開けたが、その後目をつむった。

Photo_28

かなり時間が経ってから、突然掴まれた。2人が掴んだのだと思う。向きを変えてから、30秒~1分後だと思う。その2人に対し「何ですか。ちょっと待ってくださいよ。なにもしてませんよ。」と非常に小さな声で言った。この場では、騒ぎにしたくはなかった。私と分かれば、大騒ぎになると思った。大騒ぎになれば、犯人に仕立て上げられると思い、下を向いて目をつむっていた。蒲田に着くまでそうしていた。そのときの女性の状況は分からない。泣いている声は全く聞こえなかった。到着したとき、その女性に聞いて、誤解を解かなければと思った。電車が着く直前、「逃げるなよ」と言って「逃げませんよ」と言った。つり革を握りかえしたのを覚えている。

弁護人 女性に対して、手で謝るような仕草をしたのですか。

被告  してません。謝っているような仕草に見えたのかもしれない。

弁護人  次の停車駅でネクタイを掴まれたのですか。

被告   掴まれていません。進行方向左のドアが開いて、到着後、捕まえた人に押さえつけられ、誤解を解くため話すことができると思っていた。

弁護人  周囲の人たちはどうしていましたか。

被告   痴漢騒ぎを注目している状態だった。女性と話をしたいと思っていたが話ができなかった。肉体的抵抗はそれほどしなかった。ネクタイを握っている手を振りほどくほどのことはしなかった。ネクタイが首にしまって苦しかったという記憶はない。

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やはり、訓練を受けたプロがやることですから、決して、首を絞めて殺してしまうとか、苦痛を与えるとかということは、なかったわけです。素人がやると絶対にそうはいきません。

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     ホームに着いてから、何も言われなかった。とにかく「女性と話をさせてくれ」と言った。何度も言った。取り押さえた人は何も返事をせず、強引に事務室に連れて行った。

弁護人  駅員は来たか。

被告   来ていません。どう通ったかは覚えていない。痴漢と間違われたと理解していた。「間違いだ」とは言っていない。女性と話すのが先決だと考えていた。事務室の右に女子高校生が歩いていた。その女性が事務室に入ったかどうかは、分からない。事務室の中では、女性の泣き声は聞いていない。駅員から、女性が何を訴えているか聞いていない。駅員に対し、女性と話をさせてくれと頼んだが、聞いてくれなかった。女性が声を出す前に眠っていたので、何がおこったか、わからなかった。駅員を押しのけて女性の所へ行こうとしたが、そこでもみ合いになった。

弁護人  駅員が女性と話しをさせないと言ったのですね。

被告   駅員に女性と話をさせてくれと言い、前に進もうとしたが、阻止された。相撲でもみ合うような状態になった。駅員は大きながっしりとした体格だった。必死で誤解を解こうと思った。このままでは犯人にされてしまうと思い、自分のネクタイで首を絞めようとした。以前もこのようなことがあった(品川の事件のこと)。この場で、死んだ方がよいと思った。女性と話をさせてくれと言ったが、それが阻止され、ネクタイを駅員から取り上げられた。駅員にもう一度詰め寄った。話をさせることはできないと、何を言っても無駄だった。もみ合いになった。上半身もみ合いになり、密着して取っ組み合いになった。「間違いだった」とは言っていない。騒ぎが起きるまでの状態が全く分からなかった。女性と話をさせてくれと言っただけで、逃げようとは全く考えていなかった。逃げようとしたことは全くなかった。

ここで15分間の休憩に入った。午後3:15から再開した。

弁護人  駅事務室に入った警官は何人だったか。

被告     一人だった。何をしたのかとかは、聞かれていない。女性に不快な思いをさせたというようなことを言っていない。警官が来てからは、もみあいはしていない。警官が来てからは、非常に緊張していた。警官からは名前と職業を聞かれた。身分を示すため、免許証を示した。その最中に別の男が一人、警官と所へやってきた。警官に耳打ちするのを見た。どのような話かは分からなかった。首を絞めたことを耳打ちしたのだと思う。警察署に着いて、何人もの警察官に囲まれた。連れてこられた理由は痴漢であると言われた。「やった覚えはない」と言った。書類には、「やったことは覚えていない」と書かれていた。弁解ロクシュショが作られる前に、やり取りはなかった。

弁護人  酒酔い酒気帯びカードを示す。平成18年9月13日作成ですが、これを覚えていますか。

被告   覚えています。

弁護人  カードに0.47mgと書いてある。これを認めますか。

被告   これは認めます。これは私の字ではない。このカードに、指で捺印をせよと言われた。0.47というのは、目の前で測定されたので、問題なかった。その記載の横に指印が押してある。こでは私の指印だと思う。この記載で納得しないのは、歩行能力で丸(正常)となってたが、自分の認識では、正常な歩き方ではなかったと思う。翌、9月14日、取り調べを受けた。インメン調書、身上書、身上履歴を作成した。身上履歴以外、取り調べた警察官から、説明が無かった。「痴漢したんだろ。やったと言え。」と言われた。やっていないと言った。何を疑われているのか何度も聞いたが、一切断られた。当日弁護士とは、昼と夜の2度、接見した。女性の声を聞く前のことは覚えていないと言った。分からないことは認めるなと言われた。9月15日検察に行った。何を具体的に疑われているのか説明があった。そのとき、およその内容は分かった。「やっていない」と言った。裁判官から、翌日勾留質問を受けた。裁判官から、どういう疑いかを説明してくれた。分からない点を聞いた。蒲田警察署で聞いたのと、裁判官から聞いたので、答えの内容が違っていた。

 9月15日まで、何を疑われているのか、分からなかった。9月15日には、それは絶対にないと言った。9月13日から現在まで、認めると言ったことはない。接近禁止に関する書面、準抗告申立書に書いてあった。

弁護士  その日付より、少し後、その書類の中に、駅で犯行を認めていますか。

被告   書類を作成した警官の証言にあるように「女性に不快感を与えるような行動をした」という発言は絶対にありません。そのような書類のねつ造を知って、激しいいかりを感じました。その警官に対し、申立書を見た後、そのことを正したら、「えー、そんなことまで知っているのか。恐ろしいね。でっち上げと言うんだな。」と言った。でっち上げという言葉を、検察庁の検事からも聞きました。9月15日だったと思います。

 私を取り調べた警察官が「でっち上げというんだな」と言った。私はでっち上げとは発言していない。直接検察官がネットに流れている情報を読んで「でっち上げと言っている」と発言したと考えられると言った。

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でっち上げという言葉は、ネットでは頻出する言葉だろう。しかし、拷問まがいの厳しい取り調べが続く密室に閉じこめられていた人にとって、警察に対し、この言葉を口にすることは、生命の危険を脅かされると感じることなのだろう。警察は恐い。個人では、とても立ち向かえない。その怖さを悪用して、警察は発言の自由を封じている。

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・・・ここから、上映を許可されなかったビデオの部分の説明を弁護人が行った・・・

弁護人  被害者の供述に基づく再現ビデオを紹介する。

ここで、たくさんの写真を使って、説明をしていた。写真を見せてもらえない傍聴者にとっては、何が何だかわからない。女性が左回りに振り向いた場合と、右回りに振り向いた場合の説明があった。》

被告      女性の声を聞いて下を向いて他の乗客が真後ろに真犯人がいて、真犯人が被害者に密着していた。被害者の記憶に基づくものと、私の記憶に基づくものとで作成してある。ビデオでは痴漢の部分を省略してある。被告人は見ていないから略してある。被害者の供述に基づいたビデオ撮影に、私は立ち会ったが、こちらは私は役をやっていない(自分の記憶に基づくものは、自分が役をやっている)。Tさんという若い女性が、被害者役をやった。何がわかるかと言えば、被害者供述に基づいて作ったものだと、目撃者からは被害状況は見えないはず。女性が遮る位置にある。被害者が真後ろにいる犯人の傘と手を確認することは、体をひねっても犯人の左手と傘を見ることはできないことが分かった。最初、撮影したとき、傘が当日使っていたものと少し違っていたので、再度撮影をし直した。なお、傘は押収されたままである。被害者は、犯人の左手と傘を見ることができないことが示すことができた。

次回の公判は5月18日 午後1:15


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コメント

4kg程度の鞄を右肩に掛け、左手首に傘を持った状態で、何故、「2分間も尻を触るなど、あり得ない」と断言できるのだろう。植草氏は、これだけの”装備”で自称酩酊状態で大崎から品川まで電車で移動し、電車の中に立っていたのだ。目撃証言の中にも、右側に傾いていたとの証言がある。まさに、右肩に鞄を掛けた植草氏を見ていたのだ。

投稿: 山田 | 2007年4月 6日 (金) 12時17分

被害者から手が見えないように意識して撮影しているようですね。これでは、簡単にひっくり返せます。後ろに立ってもらって腰から尻にかけて側面から縦になぜてもらいます。首を下に向けるだけで指が見え、左に少しだけ曲げると傘がかかった手首まで見えます。はっきり言って自分の手でも確認できます。こんな簡単に反証出きる事を何故やるのだろう?植草氏と弁護団は、そんなに馬鹿なのか?検察といい合いにもならない。裁判官の目の前で簡単に実証されてしまう。

投稿: 山田 | 2007年4月 4日 (水) 16時19分

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