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2007年8月19日 (日)

竹中平蔵氏の無反省の裏に・・。

        植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー      Shirarezarushinjitsu    

 今日のフジテレビ、「報道2001」に竹中平蔵氏とエコノミストの浜矩子氏が出ていて、世界同時株安状況について語っていたようだが、私は小泉構造改革の是非について討論していた部分しか見ていない。しかし、竹中と言う御仁は小泉・安倍政権のマクロ政策に最も重要なかかわりを持った当事者だったわけだが、彼はこの路線のマクロ政策的失敗に何の責任も感じていないことはただ呆れるだけである。それどころか、景気を向上させてデフレを克服しなかったことが第一の問題だということをしゃあしゃあと言ってのけている。

 米国のサブプライムローン問題による世界株式市場のショックについては、竹中氏や浜氏が何を語ったのか見ていなかったが、小泉構造改革の最重鎮だった彼が他人事のように構造改革を語っていたことは本当に不愉快な気分だった。何が景気回復によるデフレ克服だ。恥というものがまるでない発言だ。これじゃ植草氏や森永卓郎氏たち良心派のエコノミストが初期に警告していたことを今頃になってそのままパクっているだけではないか。何という醜悪なる宗旨替えだ。小泉・竹中路線の何が最も忌まわしいのかと言えば、彼らが構造改革の真の目的が新自由主義体制に日本を転換するということを国民に説明しなかったことだ。 むしろ、その真相を国民に誤魔化しながら性急に新自由主義に持っていったことは国民に対する許されざる背信行為と言ってよい。

 植草氏が指摘するように小泉政権初期の破壊的グランドデザインによって、2003年には日経平均株価は7000円台まで下落した。小泉政権五年半に日本の経済力の屋台骨はガタガタに疲弊したが、政権初期からりそな銀行の異常な取り扱いまでのわずかな期間に、日本経済の底力は竹中氏たちの人為的な政策によって病的に痛めつけられたと言ってよい。具体的に言うなら罪のない中小零細企業を不必要に苦しめ、健全な金融業態を破壊してしまったからである。日本経済を破綻寸前まで追い込んだ当事者の一人である竹中氏が、自身の行なった破壊的政策には口をつぐんで、傍観者のように「景気対策」が重要だなどと言うに及んではまさしく時代劇の悪代官の所業を目の前で見せ付けられているようなものだ。現代の悪夢である。

 植草氏の言うように、現在の格差社会や弱者の困窮傾向は「人災」なのである。その最大の戦犯である竹中氏が、植草氏に警告されていたことを今になって鸚鵡返しに言っているのはなぜだろうか。これは明らかに構造改革の責任逃れであろう。今頃になって、自分は売国路線とは無関係だと言わんばかりである。自身で緊縮財政を強力に実行、デフレ・スパイラルに導いておいて、今頃になって財政健全化は景気浮揚策だなどと、植草氏のお株を取るような発言をしている。まったく見下げ果てた人物だと思う。竹中氏は植草氏が逮捕される時分には植草氏の主張をほぼ全面的に取り入れているが、自身が行なった初期政策の誤まった政策をきちんと総括して責任を認めていない。終生その汚点をごまかし続けるつもりだろう。彼は小泉前首相とともに、初期グランドデザイン実行の破壊性は認めない様子だ。実はその汚点を国民に明快に反省して、謝罪できないわけが彼らにはある。なぜなら必死で隠蔽しようとするその汚点の中にこそ、対米隷属の売国本質が秘められているからだ。そのことは植草氏の最新刊である「知られざる真実 ━ 勾留地にて━」に最も的確に説明されている。

 竹中氏本人が植草氏を嵌めた人間だとは断定しないが、少なくともりそな銀行問題も含め、初期構造改革の過ちを糊塗しようとする勢力が植草氏の口を封じるという姑息な手段に出たという可能性は大いに考えられるのだ。あ、そうそう、肝心なことを言い忘れていた。竹中氏も最後の方で、バラマキ政治か構造改革かの二分法を臆面もなく語っていた。しかも、そのバラマキ政治の象徴として、国民新党を目の敵にしていたように思う。国民はだまされてはならないと思う。小泉政権が行なったこの悪魔の二分法によって、真面目に働いてきた人間の多くが経済苦で自殺したし、社会的弱者がますます苦しくなる方向に社会が向かっている。バラマキというペテン言葉によって、社会のセーフティネットが崩壊した事実をよく見極めた方がいい。弱者を苦しめて一部の金持ち連中が異常に富むという米国型傾斜配分社会にシステムを転換したのは竹中氏である。また竹中氏は与野党のねじれ現象については、政策がどのように変わってもきちんと明確な旗を立てればいい、我々(小泉・竹中政権)は明確に旗を立て、それが国民に支持された。今回の民主党もちゃんと旗を立てればいいんですよと言った。

 しかし、彼の言った「旗立て論」は大いに疑問である。郵政民営化是か非か、構造改革に疑念を呈するものはすべて抵抗勢力だと言ったことが旗を立てたと言う事なのか。そうではあるまい。これは恐怖政治そのものだった。上に立つ為政者が本当に旗を立てる行動とは、政策の本質が何であるかを国民にわかりやすく説明することだ。説明責任を誠実に履行することだ。ところが彼らは構造改革の本質が、アメリカの意向で行なう新自由主義であることを国民にひた隠しにした。構造改革か、それとも旧弊なバラマキ政治かの二者択一は、本質を矮小化する悪質なペテンだったのである。

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コメント

敢えて実名でお話しする。植草氏の逮捕!完膚なきまでの彼の名誉の剥奪!全て国策というよりマスメデイア(田原総一郎)と竹中の仕組んだ芝居であった。その行動にインセンテイブを与えたのが小泉である。経済の構造すら解らない小泉には、りそなの問題も全て竹中の言うままであった。もちろん田原総一郎は経済のことを噛み砕くように説明しても理解できないバカである。その二人を取り込み日本を売り渡したのである。裏の話として竹中は日本の構造改革を成し遂げたらアメリカの某大学の客員教授として迎えられる約束があったと聞く。郵政民営化もその一環であって何度も指摘してきたが戦後日本は完全な独立国家ではないことが如実に証明されたに過ぎない。テロはアフガンだけにあるのではない。植草先生が被害者であることをいち早く指摘してきた人間が隠れたところにもいることを知っておいてください。まず司法のだらしなさ!三権が合流し正義の存在を信じて疑わない国民を愚弄しているのだ。「知らしむべからず。寄らしむべからず」とした官僚の思い上がりが悲劇を拡大するであろう。「小泉さーん」「ジュンチャーン」と叫んでいるオバチャン達、若者達、即ち余りにも民度が低すぎる国民が招いた不幸なのです。歴史が必ず証明してくれるでしょう。私も被害者の一人です。

投稿: | 2007年9月 3日 (月) 16時46分

シガラミッチ 様

 はじめまして。私も実は小泉純一郎氏が総理に
なった時、自民党をぶっ壊すと言ったのを聞い
て、もしかしたら、期待できるかもと思ったも
のでした。しかし、小泉さんは自民党じゃなく
日本そのものをぶっ壊しましたね。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2007年8月23日 (木) 21時29分

そうでした。思い出しました!昔、竹中氏が大臣になる前、「なんて頭のよさそうな人なんだろう」=「いい人=日本の国益を考える人」と思っていた時期が私には残念ながらありました。でも現在彼は、小泉氏と同様、売国奴・詐欺師であることが私の知識の中で判明しました!植草先生にはこれからも日本国のために頑張っていただきたいと思います。今「知られざる真実」を熟読中です。

投稿: シガラミッチ | 2007年8月23日 (木) 21時09分

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