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2007年9月 5日 (水)

ネクタイをキーワードとして考察する(2)

植草氏が京急電車内で一般人に逮捕され、蒲田署に勾留されたのが9月13日である。一方、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の代表的会社であるMixiのある会員が、上図の記事を、なんと2日後の9月15日に公表しているのだ。2日後とは言っても、時間を確認すると実際はほぼ1日後に書いている。当時、私も Mixi の会員になったばかりで、このページは直接Mixi 上で見ている。9月13日の事件の翌日、9月14日の植草氏逮捕のニュースを観て、私は直観的にこれは国策捜査だと確信し、『植草一秀氏の二度目の逮捕はまたもや国策捜査の疑いがある』というタイトルで速攻の記事を書いた。しかし、その翌日に、植草氏を捕まえた男に関する上記の記事がネットに出たので、私はかなりのショックを受けた記憶がある。なぜなら、その男からかなり生々しい逮捕状況が語られるだろうと考えたからだ。上記のMixi記事は、植草氏を捕まえて駅事務室まで連行した男性と同じ職場の同僚が書いた記事ということであるから、逮捕者当人は普通の会社員であり、近々にも、テレビのワイドショー等の取材などで当人から仔細な逮捕状況が聴けるかもしれないと思った。しかし、マスコミはこの男をいっさい取り上げず、Mixiの上記の記事もいつしか閲覧できなくなっていた。

 その記事を見てから約三ヵ月後、第二回公判に事件を目撃した人が証言台に立ち、同様に事件から約半年後の3月28日の第六回公判に、一般人の逮捕者(常人逮捕者)が証言に出てきたのだが、実はこの両者の語る証言内容と、上記のMixiブログに書かれた内容に、偶然の一致と言うにはあまりにも酷似した内容があることに大変驚かされる。ここまで逮捕状況が酷似していた場合、これが偶然の一致ということはあり得ず、Mixiブログの作者が何らかの形で事件に繋がっていることは明らかだ。記事の作者は、逮捕者が通う職場の同僚女性のように書いているが、はたしてこの記事の真の作者は誰なのだろうか。その前に、その記事が検察と裁判長によって取り上げられなかった経緯を第六回公判の逮捕者K氏の証言録から示す。

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501弁護人3 ホームに着いてから、「駅員さんを呼んでください」といったけれども、周りの人は協力しなかったということはありましたか。

502K証人 いえ、ありません。

503弁護人3 証人は事件のことを、その後、勤務先の同僚の方に話したことはありませんか。

504K証人 あります。

505弁護人3 その人がインターネットのホームページにそのことを書いているのはご存じですか。
 
(※ 職場の同僚女性はMixiでこう書いている。 → いろいろ誰かに聞いちゃいました。その時は「植草」って名前を聞いても気付かなかったんです。)

506K証人 知りません。

507弁護人3 実はそこには、ホームに着いてから「駅員さんを呼んでください」といったけれども、周りの人は協力しなかったということが……。

508検察官1 異議です。それは何の証拠にもなってないと思いますから。

509神坂裁判長 引用されているのかもわからないので。実際にそういう記載があるのかないのかも確認のしようがないので、質問を変えていただけますか。

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裁判長が「引用されているのかもわからないし、実際にそういう記載があるのかも確認のしようがない」と言っているが上記の記事が出たことは事実である。そこには第二回及び第六回公判に出た内容と奇妙に一致している箇所がいくつかあるのだ。そのそっくりな部分なのだが、それはネクタイを掴んで連行したとなっている箇所、そして植草という名前を確認していたという箇所である。まず、公判で語られた二人の証言録から、「被告人のネクタイ」に関する部分、そして植草という名前を確認した部分を取り上げてみる。

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(1) 第二回公判における目撃者によるネクタイに関する箇所(速記録より)

493T証人 話しかけた男性がおじさんのネクタイをつかみました。

526検察官1 痴漢行為を働いていたおじさんは、どういうふうにして電車からおりていきましたか。

527T証人 ネクタイをつかまれたままおりていきました。

(2)第六回公判における一般人の逮捕者の語るネクタイ、その他について

389弁護人2 あなたは具体的にどういう行動をとったのですか。

390K証人 その男性に並んで男性のネクタイを左手でつかみました。

391弁護人2 あなたがその男性のネクタイを左手でつかんだときというのは、電車のドアからおりる直前ということですか。それとも、まだ駅に着いて、例えば電車内にいるときなんですか。それともおりる直前ですか。

392K証人 直前というのがどのぐらいかわからないのですけれども、とまり切ってなかったかもしれませんが、それほど長くはない、ドアがあくまでの時間は。

393弁護人2 あなたがその男性のネクタイをつかんだのは、ドアの近くですか。それとも、ドアから少し離れた場所ですか。

394K証人 ドアの近く。ほかの乗客はもうよけてくれていたので、ドアに向かって先頭で2人並びました。

715弁護人1 それからもう1点、男性のネクタイをつかんだという説明なんですが、ネクタイのどの辺をつかんだんですか。

716K証人 ネクタイの真ん中辺を、細い方、太い方両方、同時につかみました。

717弁護人1 首から垂れ下がっているネクタイ、これのちょうど真ん中あたりですか。

718K証人 そうですね。みぞおちあたりです。

719弁護人1 太いのと細いのがありますけれども、これを一緒につかんだということですか。

720K証人 はい、締まらないように両方つかみました。

747大村裁判官 あなたは電車をおりるときには被告人のネクタイを持っていたということなんですけれども、これはいつまでということですか。

748K証人 事務室まで。

808K証人 電車が着くのを待っている間か、おりる直前にネクタイをつかもうとする動作のときか、ローマ字の字体で「Uekusa」と書いているのが見えまして、ああ、そういう名前の人なのかと。

(※Mixiブログの記事  → 色々細かく聞いちゃいました。その時は「植草」って名前を見ても 気づかなかったんですって。)

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