マスコミが麻生氏劣勢の誘導報道を行なった理由(わけ)
今日あたりから少し風向きが変わってきたが、昨日まではテレビも、新聞も福田氏が圧倒的に優勢で、麻生氏はかなりの劣勢に置かれていると、まるで判を押したようにパターン化された報道が主体であった。私はマスコミを操作した権力筋が、なぜ麻生氏の総裁選出を恐れたのか、今日の時点でやっと理解した。
これは私個人の見解なので、必ずしも確定的に断定することはできないが、私の推測はほぼ的を射ていると確信している。この総裁レースで読売を主体として、福田氏圧倒的有利と印象付け報道したことは、やはり麻生氏を選出させないためであった。その理由を言おう。今から三年前の2004年9月、小泉純一郎首相は郵政公社の民営化に向けて二年半後の2007年4月に「四分社化」するという大枠を定めた。当時は自民党も総務省も郵政公社もこの案に反対していたのだ。小泉氏は郵政公社の生田総裁を呼びつけ、その案を提起したら、生田総裁は難色を示し、「経営者としてできないことはできない」と言った。小泉氏は必死で生田氏を説得し、分社時期が遅れてもいいという含みで彼を納得させた。(現実には半年遅れて今年の10月になった)。そして、経済財政諮問会議の学者ら民間人議員が四分社化を主張した。
ところがこの時、麻生太郎総務相、生田総裁は、民営化当初の経営形態を、最初単一会社にしておいて、徐々に(段階的に)分社化していくということを主張していたのである。そして、麻生氏は28万人の常勤職員を各社に振り分ける際に、納得を得るまで時間がかかると言っていた。ここまで言ったら、マスコミが今、麻生氏劣勢を故意に報道し、彼を総裁レースから外す意図を持った理由がよくわかると思う。
つまり、麻生氏の考えであった「郵政の単一会社から段階的に分社化していく」という方針、そして常勤職員の各社振り分けへの手続きに時間がかかるという彼の考え方を、アメリカがナーバスに嫌っているからだ。要点は、郵政民営化に対する麻生氏の考え方が、小泉・竹中氏本流の四分社化案と著しい差異があり、麻生氏の案だと分社化に時間がかかりすぎるということなのだ。だから、麻生氏が総裁になった場合、再び彼の持論が頭をもたげて、郵政民営化のスタートを混乱させる懸念があったからだろう。そうなった場合、密かに計画し、国民には見えない郵政資金の動きが計画通りに行かないからであり、もたついている間に、この法案のいかがわしさが露見する危険があるからだ。和製エクソンフロリオ条項がないことや、資金運用の危険性が国民に見えてくる可能性があるからだろう。麻生氏の考える段階的四分社化は、アメリカエージェントにとってかなり都合の悪いものだと思う。麻生氏が総理権限でこの方策を取った時、郵政民営化の裏の目的が露見する可能性がある。つまり、民営化のブラックボックスが国民の疑惑を招いてしまうからだ。年次改革要望書を推進したエージェントたちは、分社化にわずかでも時間を掛けたくないのである。
以上が、今日気が付いたマスコミの誘導操作報道の理由である。
参考図書: 鈴木棟一著「小泉政権50の功罪」
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『マスコミが麻生氏劣勢の誘導報道を行なった理由(わけ)』(神州の泉)http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2007/09/post_768c.htmlより転載します。
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コメント
シーサン 様
はじめまして。コメントありがとうございまし
た。日米関係が特に隷属性が顕著になったのは
日米構造協議あたりからだということですね。
私も同感です。
政治家が腑抜けになって「内政干渉だ」と言え
る胆力がなくなったこともそうですね。小泉構造
改革は構造革命であったこと、まことにその通り
だと思います。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2007年9月26日 (水) 06時52分
初めて参加します。
小生は、政治や経済など専門的なことは一切解りません。
ただ、小生も多くの皆さんも共通の戸惑いは、郵政民営化を初めとし、この日本社会に様々な難題を突きつけられているのに、何で多くの政治家が異常な事態を黙視しているのか、何でこの位のことが解らないのだろう、かという、事だと思います。
そして、マスコミが怪しい、何か操作されているなと思いながらも、そのほとんどの知識や情報は、大マスメディアによるもので、これに左右されています。
ここが、また、情けないのです。
なぜ、こうなったのか。小生の独断と偏見を聞いてください。
本格的な奴隷化は中曽根や竹下内閣の時に始まったのです。この時代から銀行はじめ、民間企業は戦後の中小企業が編み出した全ての知恵と財産をも抱えてこれを外国へ持ち出しました。国民を捨てたのです。
企業が円高で国外に出始めた時、日本は再占領されました。30年前のことです。
戦時中、中国やアジアの資源を求めて、日本軍は荒し回り内部がおろそかになりました。その姿と同様なのです。
現在、企業は更なる合理化、効率化を謳っていますが、これは、ジェスチャーです。
もう、果実はモンスターに吸引され、国内には回りません。
これが小泉に与えられた使命で、構造改革ではなく構造革命ですべてが奪われたのです。
あちこちで死人がでているのは、革命だからなのです。
そして、マスコミです。私企業である以上、スポンサーや権力には逆らえません。公共のものである、との地位を自ら放棄したのです。
彼らは、普段、虚実をチリばめて報道しますが
事ある時は一方向に集中砲火します。
この時は、必ず、作為されています。
日本が再占領された理由は、経済が無視できぬ脅威となったからで、当時、悪の枢軸国となざしで蔑視されたのです。今の北朝鮮と同じ扱いです。
軍事も経済も同盟国なのにです。
信じられますか。マスコミは沈黙です。タマがひとつ抜かれてたからです。
この時から日米構造協議が始まりました。
そして、今の年次要望書に受け継がれているのです。経済の憲法です。官僚もロボット化し米国の指示通りに動くものとなったのです。
これで、全てのことに対し、「内政干渉だ」と言い張る、政治家は皆無となったのです。
当然、政治家不在、国会も無用の長物となりました。日米軍事経済同盟が全てに優先するのです。
大統領補佐官は、外務省の歴代大使が勤めました。内部は大蔵省や総務省の次官が、構造改革を錦の御旗にして日本を引っ張ってきたのです。
日本の予算も米国の代理人と日米閣僚会議で決定されてきたのです。日本の国会論議は儀式でガス抜きでしかないのです。
その極端な例が、小泉と安部で全ての法案は強行採決です。国会不要なのです。
アフガンもイラクも国会では、憲法に抵触しても真剣な議論にはなりませんでした。
結論ありきなので、野党は無視です。
安部君の最後は特に見事でした。
国会がノーと言うかも知れない時に、テロ特措の延長を米国に約束したのです。しかも約束の不履行を気にして病気になったのです。
日本国民の事は、倒れるまで念頭にもなかつたのです。
如何に、自民党の首脳がアメリカの指示に従って動いてきたかの見本だと思います
頼りない、政治家に変って上記の官僚をテレビに引き込み、虚構の世界を語ってもらいたいと思います。また、今後、彼らがどんな命を受けているかを聞きたいのです。
民主党も政権奪取の時は、日米軍事経済同盟と真剣に向きあわねばなりません。
原爆を落とすぞ との恫喝に耐えうるか。です。
投稿: シーサン | 2007年9月25日 (火) 23時46分
直接は関係ないですが,昨今の投資一辺倒の世の中に一喝!
http://www.daiwashobo.co.jp/mazzarino/index.html
投稿: | 2007年9月21日 (金) 15時24分