竹中氏に関する読者さん情報
前記エントリーで、竹中平蔵氏に関してJAXVNさんからコメントをいただいたので、それを載せます。どうやら竹中氏はその時によって言を左右する人のようです。一介の民間学者である彼が、小渕政権辺りから政府の重要な政策提言に関わる位置に着き、特に小泉政権下では、総務大臣や郵政民営化担当大臣という権力中枢に君臨できたことは、考えてみると我が国の通常政治のダイナミズム(力学)を超えた力が背後に働いているんじゃないかと。小泉政治の傀儡性を最も顕著に体現していたのが竹中氏だったと思います。
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高橋様、こんにちは。
> 私は竹中氏の言葉に驚いた。彼は、今の日本は消費税増税に行くよりも”積極財政をする必要がある”と強く断言したことだ。
私は28日のこの番組は見ていなかったのですが、本当に竹中氏はこのような事を言ったのでしょうか?だとすれば、竹中氏は「あなたは記憶喪失になったのか?」と言われても文句は言えないはずです。しかしながら、竹中氏はこのようにとつぜん意見を翻し、しかもその事に対して何の説明もしない、という事は以前にもありました。米国の「年次改革『命令』書」について、一度「存じております」と発言しながら、その後「読んだ事はありません」と発言を一変させたこともありました。また、この様な事もありました。
「経済コラムマガジン02/10/28(第271号)
竹中平蔵大臣の研究
(中略)
平成11年度の当初予算は、たしかに10年度の当初予算を2兆6千億円上回っていたが、10年度の予算が緊縮予算だったことを考えると、決して積極財政とは言えない。特に10年度の補正予算の規模を考えると、11年度の予算の規模では、11年度によほど大きな補正予算を組まない限り、マイナスの乗数効果も発生することもあり得たのである。本誌がずっと、「小淵政権は、たしかに前半は積極財政であったが、後半おかしくなった」と言っているのは、このような事情である。
経済戦略会議のメンバーに選ばれた頃、竹中氏はテレビ朝日系のサンデープロジェクトに出演し、小淵政権には80点の点数を付けていた。ところが翌年同じ番組に登場し、驚くことに今度は小淵政権に10点と言う点数を付けていた。たった一年しか経っていないのにどうしてこのような評価になるのか、筆者は、本当に不思議に思った。竹中氏は「積極財政はもう良いから、そろそろ緊縮財政への転換が必要」と言って小淵政権を批難していた。しかし12年度予算規模は、11年度とほとんど変わらず、とても積極財政と呼べないものであった。
たしかにこの時分は、公明党の連立参加や自由党の連立離脱を想定した動きがあり、小淵内閣の支持率が低下していた頃である。しかし経済も少し上向き、とても80点が10点になる状況ではなかった。筆者は、この時この竹中平蔵と言う人物が実に怪しい存在に思われた。信じられないくらい言動が突飛なのである。これ以来、筆者には、この人物のバックには何かがあるとずっと感じていたのである。
(中略)
当初、この竹中氏の言う無名な学者を誰が引張って来たのか不明であるが、以前は日経新聞やテレビ東京によく登場していた。しかし政治的に注目されるようになったのは、テレビ朝日系のサンデープロジェクトに頻繁に出るようになってからと言う印象である。
不思議なことに、この番組では、竹中氏は特別の待遇を受けていると感じる。司会の田原総一郎氏は、これまで竹中氏の発言が「コロコロ」変わって来ていることに全く言及しない。それどころか毎回、まるで「先生」に教えを請う弟子のような態度である。他のパネラーも同じである。これは財部氏などが亀井前政調会長に食って掛かるのとは大違いである。(後略)」
http://adpweb.com/eco/eco271.html
経済コラムマガジンの筆者荒井氏は、竹中氏の事を「もはや学者とは呼べない」と評しておられます。私も同感です。ただ、真の問題は「このような人物がなぜ経済のスペシャリストとして大臣にまでなり、いまもなお強い影響力を保っているのか?」という事だと思います(これについては、コラムマガジンの荒井氏は「この人物の背景には、田原総一郎氏などのマスコミ人以外の人々の陰を感じるのである。」とおっしゃっておられますが)。
投稿 JAXVN | 2007年10月29日 (月) 12時48分
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コメント
こんにちは。
デカルト様、レスをありがとうございました。加藤寛氏といえば、その加藤寛氏のテレビ番組に竹中氏がゲスト出演した事がありました。この中で竹中氏は、なんと韓国を「構造改革の成功例」としています。また、今やすっかり馬脚を現した感のある日産のゴーン社長を褒め称えている部分もあります。郵政民営化についても、「郵政民営化反対派が自民党を背負ったら自民党はおしまい」とまで言い切ってしまっています。今となっては貴重な記録だと思うのでご紹介します。
「加藤寛のカンカンガクガク
放送日:2001年 3月31日(第78回)
ゲスト:竹中 平蔵(慶應義塾大学教授)
テーマ:不良債権問題と政治・経済の構造改革
(中略)
(竹中):森内閣は経済では失政はない。ただ、中央省庁再編の時に総理官邸の機能を強化できず、補佐官も空席が多く少ないし、ポリティカルアカウンティーは誰もいない。後任の総理にあえて期待したいのは、若手によるドリームチームをつくれということです。財務大臣を塩崎さん、産業経済大臣を石原さん、外務大臣を山本さん、農林大臣を渡辺さんにやってもらう。そうすれば日本経済も一気にジャンプする可能性がある。そういう総理大臣が出てきて欲しいですね。
(加藤):それは影の内閣でなくて本当の内閣ですか。
(竹中):本当の内閣です。自民党が参議院選挙で本気で勝とうと思うなら、そのくらいのウルトラCをやらねば駄目です。自民党は本気で勝とうと思っていないのではないでしょうか。
(加藤):財務大臣はかわってもらいたいですね。
(竹中):激動の時代には人心の一新が必要です。構造改革ならぬ心理構造改革があってよいと思います。
(加藤):明治維新も若い人が中心になって世の中を変えたのでしたね。
(竹中):第二次大戦後の日本も、経営者が大幅に若返って活気があった。最近、野村證券がよくなったのは取締役を全員変えたからです。一人二人の若手登用ではだめです。
(加藤):日産もゴーンさんが出てきて良くなってきていますね。
(竹中):人は知らず知らずのうちに既得権益ができるものです。しがらみができる。これは年齢ではない。しかし、しがらみのない人に白地のキャンバスに書かせてみたいものです。何を書くべきかははっきりしているのです。
(加藤):3月危機はうまく乗り越えましたか。
(竹中):私は時価評価が定着する9月決算の方が大変であり、大型倒産が出てきて銀行にもはねかえると思います。しかし、経済ではピンチは必ずチャンスでもある。韓国も一時は通貨危機で打撃を受けたが、中枢の人達が「日本の轍を踏むな」と言い合って頑張ったそうです。それがひとつのばねになっている。ただ、それが新たな問題も生んでいます。アメリカのIT関連の株価が下がっているが、アジア諸国もアメリカ依存型経済になっており、フィリピンの産業の六割はIT関連、マレーシアも48%です。ただ、ピンチをチャンスに変えるしたたかさという点では学ぶべき点がある。
(加藤):IT戦略はに日本経済を変えたのでしょうか。アメリカとともに落ち目になるのではないでしょうか。
(竹中):IT革命は日本ではまだこれからです。インターネットとは、情報をデジタル化して、取引コストをゼロに近づけることを目標にしている。日本ではインフラをこれから整備する段階です。そのためには、競争をさせてNTTをどうするかが大きな課題であり、日本は途上にあるのです。
(加藤):NTTの改革もまた持ち株を残すのでしょう。
(竹中):やはり総理官邸が力を持って官庁の既得権益を抑えて、高い次元の政策を考えねばならないのですが、現状では、霞ヶ関の審議会が形と名前を変えて総理官邸に集まっているようなものです。時計の針をもう一度1月7日に戻してやりなおさねばならない。
(加藤):自民党の中で郵貯民営化反対の声が上がっていますね。
(竹中):まともに経済を考える者にとっては郵貯民営化は当り前の話です。
(加藤):郵貯民営化に反対している人が自民党を背負ったら自民党もおしまいですね。
(竹中):改革にむけて踏み出すことが大切ですね。かつてレーガン大統領は改革への一歩を踏み出す時に「春を呼ぶ」と言っていました。
(加藤):そうですね。春を呼びましょう。」
http://kanskii.ef.cuc.ac.jp/kankan/back_number/01_03_31.html(すでにリンク切れ)
この中で外務大臣に推薦されている「山本さん」が誰なのか気になります。まさか山本一太氏の事でしょうか?
投稿: JAXVN | 2007年10月31日 (水) 18時01分
昨日、静岡で講演していました。
翌日の新聞にも掲載されていました。
日銀総裁の話しも以前から出ています。
何故、こんな売国奴がメデアに出ているのか?
こんな人間が日銀総裁になったら・・。
日本は沈没してしまったのでしょうか?
高橋さん、教えて下さい。
我々はどのように行動したら良いのでしょうか?
投稿: YY | 2007年10月31日 (水) 10時54分
JAXVNさんへ
竹中を引き立てたのは、加藤寛です。
KOの湘南ナントカの学部長とか、千葉商科大?の学長とかをやった、頭の悪そうな鬱陶しいジイサンです。 昔、KOで小泉の恩師だったそうです。政府税調の会長を10年くらいやって、なんの役にも立たなかった間抜けな初代ペテン師です。 以前、よくテレビに出ていたので、見るたびに気持ちが悪くなったものです。
さて、竹中のことですが、ご存知のように、竹中は、「経済学者としては三流だが、ペテン師としては一流」と揶揄されています。その詐術は稀代のペテン師小泉純一郎と並び称されています。
口から先に生まれてきた竹中は平気で嘘をつきます。
守銭奴竹中は金のためならなんでもします。
前言をイケシャーシャーと翻しておいて、そのことを指摘されるといつも、首を振りながら、こう言います。↓
「私は そんなこと、一言も言ってませんよ!」
このフレーズだけは、なぜか、ず~っと、一貫して、変わっていません。
投稿: デカルト | 2007年10月30日 (火) 22時47分
高橋さん、こんばんは。
> このような人物がなぜ経済のスペシャリストとして大臣にまでなり、いまもなお強い影響力を保っているのか?
これはまったく不思議なんですね。
私は一応某私大の経済学科をでているのですが、竹中氏が学者としてマトモな業績がある人とは思えません。
それなのに一国の経済政策に決定的な影響力を与えるポジションに長く就いていました。
いったい、どこの誰が彼をひいきにしていたんでしょうね。
いわずとも明らかですが(笑)。
どう見ても「買弁者」である御用学者が重用される国というのは絶対に改善される必要があります。
投稿: 喜八 | 2007年10月29日 (月) 22時02分
NHKとの会話記録が村野瀬サイトにありますので、よろしかったら御覧ください。マスコミが如何に信用できないか、ハッキリと解ります。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-446.html
投稿: n | 2007年10月29日 (月) 19時25分
昨日のTV見ていました。
記事に書かれている通り、出来レースです。
田原らしくない、財部らしくない「反論」が皆無でした。
馬鹿馬鹿しくなり、途中で見るのをやめました。
小野寺光一氏が自民党から「金」をもらっていないのは田原だけだ・・と言っていましたが、昨日の放送ではっきり「売国奴」が解りました。しかし、こういった連中を使う「TV朝日」に問題があり、もはやマスコミは信用できませんね。
投稿: 名無し | 2007年10月29日 (月) 14時54分