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2008年6月11日 (水)

『後期高齢者医療制度』に怒る!!

 これは小泉内閣がもたらした鬼畜の棄民制度だ!

 このところ、時間が経ってもいっこうに憤りが鎮まらない。「後期高齢者医療制度」の棄民感覚に四六時中怒りが噴出してやまないのだ。このように、寝ても覚めても沸々と湧きあがるこの気分はまったく心身状況(QOL)によくない。私と同じ思いの方々も数多くいることだろう。ご高齢者を強制的に枠で囲い込み、彼らのあり方を一括して処理しようとする、この法案の成立根拠とはいったい何であろうか。また、そこに内在するこの法案の思想性とは、はたしてどういうものだろうか。今から、これを考えた者たちの意識の深層を探ってみたい。実は「神州の泉」の読者さんたちなら、もうすでに気が付いていると思うが、この法令には憲政史上、最凶最悪の鬼っ子として登場した小泉政権の本質がよく出ているのだ。

 ようするに、これは大多数の国民を隷属化させ、そこから労働力と富を搾取する体制作りがもたらた悪しき政策の一つなのだ。つまり、これはネオリベ制度が生み出してくる当然の社会的帰結であり、イギリスの産業革命以来、資本主義の剥き出しの暴力性が顕在化していることの一つの現象である。一言で言うなら弱肉強食の資本論理だけが、何の歯止めもないままに、平和に暮らそうとする国民に対し、暴虐の牙を向けてきたのだ。ネオリベの本質は弱肉強食であり、社会の価値観が市場の資本論理だけに異常に収斂され、他の文化的精神的価値観が低位に置かれてしまう粗暴な社会である。ここでは伝統も文化も非効率で余計な物として淘汰され、粗暴な力や金銭のみがすべてを決定するかのような風潮が出ている。

 筆者はこういう世界を“福祉国家”とは対極に位置する“夜警国家”と呼ぶ。この夜警国家とは19世紀ドイツの社会学者フェルデナンド・ラッサールが、『労働者綱領』の中で編み出した言葉だ。これは小泉信三全集・第24巻に収録されている。夜警といえば、レンブラントの有名な“夜警”の絵を思い浮かべる方もいると思う。夜警国家とは文字通り、夜警化した国家であり、国家の存在理由が、夜盗や外国の侵略に対して警備する力を持つだけでいいという意味である。ラッサール自身はこれを、近代自由主義国家の成れの果てという皮肉をこめた意味で使っているが、筆者はこの夜警国家に小泉構造改革路線が行なった国造りを見る。小泉政権が激変的に敷いたネオリベ体制は、その遷移の行き着く先として、現代的な意味における夜警国家に向かっている。福祉政策はずたずたに破壊され、逆累進課税的に弱いものへ重税を課す傾向に極端に傾斜している今の日本は、国家という有機的な基本概念が崩れ去る手前にある。

「後期高齢者医療制度」、これは完全なる棄民政策であり、国家が国民を守らないという鮮明な意思表示となっているのだ。それどころか、積極的に国民を投げ捨てるとしか思えない姿勢を堂々と示しているのがこの法律に見えてくる。国家が国民を保護しないということは、国家が無機的に空洞化してきている証左なのだ。つまり後期高齢者医療制度が発案され、法律として具体化された時点で日本は夜警国家に成り下ったと言えるだろう。ここでは、ラッサールの使った夜警と言う意味が敷衍されていて、警護の対象が国民ではなく、日本にネオリベを敷設した特権階級だけを守るための夜警なのである。つまり、弱者も、障害者も、高齢者も、無用の長物として無残に切り捨ててしまう社会が実現しようとしている。この体制作りを加速するために、言論の自由が奪われてきているという現実が進行している。清和会を中心とした自民党買弁勢力は、人間の皮を被った鬼畜集団である。

 植草さんがセーフティネットを確立し、弱者を救済する社会システムを構築することを折に触れて熱弁するのは、単にヒューマニズムの観点だけからではないと思う。弱肉強食を自然状態で放置すれば、民心に希望が失せ、格差が強固に固定し、社会は極限的に不安定になる。暴動が発生し、凶悪犯罪が頻発しても不思議ではない社会が到来する。この状況は国力という大きな枠組みで眺めた場合、最悪である。外国に攻められて国が破綻することとは違い、内部から国力が脆弱化し、やがては崩壊することになる。つまりは国家概念の完全なる溶解である。こうなった場合、日本という国家は存在せず、極東の弓なり列島という土地があるだけである。国家が消滅するわけだから、外国の蹂躙し放題になる。ネオリベ主義者達は自分達に累が及ばなければ、外国が入ってきてもどうでもいいだろう。

 筆者が日本のネオリベ体制化に非常な危惧を抱くのは、それが国家崩壊に繋がるからである。国民はいまだに無自覚だが、小泉・竹中構造改革路線は、市場原理至上主義だけを特化して日本をネオリベ体制に切り替えた。これが向かう先は夜警国家、すなわち国家の崩壊なのである。竹中平蔵氏などの思想的基盤は、市場中心主義である。国家の影響を限りなく除外してすべてを市場の“神の見えざる手”に任せておけば万事上手く行くということである。しかし、市場に神は存在しない。そこにいるのは略奪志向だけの国際金融資本である。為政者と国民に、民族自立の精神と正統な国家観が甦らないと、日本の夜警国家路線は止まらないだろう。このままだと、子孫に美田を残す前に、国際金融資本の“見えざる手”によって、わが国の優良資産はことごとく吸い尽くされ、同時に固有の文明は溶解してしまうだろう。

  さて、後期高齢者医療制度については植草一秀さんが、バランスの取れた非常に整理された視点で問題の所在を浮き彫りにしているので、是非ともご覧になっていただきたい。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_e256.html

 植草さんが言うように、後期高齢者医療制度は、小泉政権の「弱者切り捨て・弱肉強食礼賛・市場原理主義」政策の一環として制定された制度である。これはまったく本質を言い当てている。筆者はこの非人間的な制度をこう考える。人間の一生を存在論的に眺めると、生まれて成長し、青年期から壮年期にいたり、やがては年老いて死を迎える道程を踏む。ある時間範囲で眺めれば、人間個々には、生老病死という存在様態が不可分に付きまとう。単純に考えて、老いたから人間の自己同一性を失うわけでもなく、障害者になったから自己同一性を失うこともない。人間として存在した場合、生老病死は不可避であり、老いても息を引き取るまでは若者と等しい人間なのである。これを、病気に罹患しやすい生存様態に突入したから、その“老人様態”に自己責任を負えと言うのは、鬼畜の発想に他ならない。現役世代がお年寄りの面倒を見なくなったら、文明社会は秩序を保てずに崩壊するだろう。今の日本はそれが現実になってきているのだ。

 人間の生涯というスパンを眺めれば、後期高齢者だけを別枠の社会制度にくくりこむという発想がいかに馬鹿げたものか、おわかりだろう。保険の成立概念は相互扶助、相互互恵観念が基層にある。加入者すべてが等分にリスクを背負うから“保険”なのである。これを切り分けた場合、それは保険にはならないだろう。あと、日本には敬神崇祖の伝統がある。近しい先祖であるお年寄りを大事にしない社会は、日本人の自己同一性を捨てる行為に等しいのだ。これでいかにこの制度が非情で、人間の尊厳を無視したものかわかると思う。これを制定した鬼畜の自民党に、生き延びる資格はまったくないのだ。

 筆者が後期高齢者医療制度に対し、深奥から怒りがこみ上げているのは、小泉政権が人間存在を冒涜していると感じているからにほかならない。あれは長幼の序もないし、お年寄りへの感謝の気持ちも微塵もない。何度も言うが鬼畜政権と呼ぶ以外にない。

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コメント

申し訳ありませんがもう一つ、記させてください。
後期高齢者保険についてネットで色々調べました。
保険料が高くなるということは問題ではなく、もっとおおきな問題があることがわかりました。それを自らお調べください。
 75歳との事です。貴方もその扱いを受ける可能性があります。その恐ろしさには誰もが震えるだろう。
私が記したように高齢者は家族が引き受けることになります。もっと過酷な状態になります。
 民法に従弟までお互いに助け合う義務があると確か歌ってあります。
 それも之も自らの伝統と誇りを忘れて、経済で物が解決すると考えた結果でしょう。金は目的ではなく、手段です。
 いずれにしても、騒ごうが何しようが、我国の政府の重要な決定は、わからないところで、誰がしているかさっぱり判りません。
そしてその決定は国民に確実に影響を与えます。

 ゆとり教育も調べられたら良いでしょう。
友人はアレは貧乏人はいつまでも貧乏人に金持ちは金持ちになるようにする為の物であると言い、具体的な例を挙げました。
 日教組がそれに反対しましたか。寧ろ賛成でしょう。
それが日教組の真の姿に過ぎないにも拘らず、何もしていません。恥じても居ません。当たり前である。日教組は給料の不満でできていただけの集団だからです。真の姿はいずれ現れる。
 この恐ろしさに我々は謙虚になるべきである。
戦争もしくは戦争に等しいようなものは、お構いなくそれらを潰して、真の姿を現していきます。
ではお元気で。
 
 

投稿: kenji | 2008年6月13日 (金) 12時44分

kenkensyaさま、

>「keknnjiさん、」-これには笑いました。おそらく頭に血が上り、「kenji」と「kenkensya]を混同されてしまったのでしょう

ゴメンなさいね。

kenkenガクガクやっているうちに、頭が混乱、どっちでもいいやとなっちゃって・・・以後気をつけます、許してください。

歳も歳ですから、「まだらぼけ老人」とヒドイことを言う人がいます。

自分ではトボケ老人のほうに近いつもりですが。
文章はその人の性格が表れると言います、ご想像の通りです。

「かぶちゃん」儲かってまっか?

投稿: いかりや爆 | 2008年6月13日 (金) 07時35分

いかりや爆さまへ

「keknnjiさん、」-これには笑いました。おそらく頭に血が上り、「kenji」と「kenkensya]を混同されてしまったのでしょう。
いかりや様は、飄々とした文章を書くようで、その実、とんでもない激情家だと勝手に推察いたしております。そしてそうであればこそ、カッとしてボードに向かった時の姿が頭に浮かび、笑いを禁じえませんでした。

まことに失礼。

投稿: kenkensya | 2008年6月13日 (金) 00時15分

もう一つ記させていただきたい。
私はすれっからしです。
我々はこれから、恐ろしい世界を生きていかなければならない。それは身の回りを見れば十分でしょう。
すぐ近くにアパートがあり、離婚をして、男親と過ごす、男の子が居ます。イマ勉強して、そこそこの高校へ入って、そこそこの会社へ入らないと、夢をおいつずけるという馬鹿げた事を考えずに、悔しいけれども、自らの状態を把握して、行かなければ、彼の未来は想像が付く。
 問題は私が彼に何もしてやれないことです。
昔なら、夕ゴハンを、食べさせることもできたでしょう。また勉強を教えることもできたでしょう。
 然しイマはそれができません。
秋葉原の加藤容疑者はそれが欲しかっただけです。
 いずれにしても、親切なコメントありがとうございます。

投稿: kenji | 2008年6月12日 (木) 22時02分

kenjiさん、

>お読みして、ごくごく普通に生きてこられた人棚と私は思いました。
はい、ごく普通に生きてきました。

>現在の医療保険は保険ではない。之は実態をご存知の人なら、賛成されるはずです。
>之は自らお考え下さい。

現在の医療保険は保険ではない?へー、保険は保険ではないんですか?はじめて聞きました。はい、自ら考えてみます。

>簡単に言うと、同じ医療行為をして、保険点数を勤務医は仮に15とすると開業医は5にすれば、現在の医療経済問題は解決すると見ています。それだけのことです。

15を5にすると解決するんですか。それだけのこと?やっぱ、医療は難しい算術をするんですね、超高等数学じゃないですか。

kenjiさんのお話きいていると、800万とか、饅頭のことまで出てきて、私の理解を超えるお話ですね。私は認知症になったのかも・・・。頭が痛くなってきました。

>いずれにしても75歳以上は、その基本は自らの金で生きていくことである。現在の人口構成を考えると、若い人が気の毒である。只それだけである。

私のような貧乏人はどうしたら、いいんでしょうか?やっぱ、姥捨て山に行くしかないんですかねえ?
でも姥捨て山に行く前に、これまで五十年にわたって納付した健康保険料は返してもらえるんでしょ?それは若い人に寄付するんですか?

>姥捨てという誇りある伝統を持っている民族ではないか

「姥捨て」が誇りある伝統ですか。

kenjiさん、この辺でおわりにしましょう。

投稿: いかりや爆 | 2008年6月12日 (木) 21時38分

>現在開業医の平均寿命が短いことをご存知ですか?
間違いです。
現在勤務医の平均寿命が短いことをご存知ですか?

法律を改正しても、医療保険は負担が多くなる(金が無いこ)は「変わらない。
議論して貯金が増えればいいが、それは変わらない。現象としてはそれと同じだと私は思う。
腹立たしいが。

投稿: | 2008年6月12日 (木) 19時23分

お答えします。医療経済(医療保険)と医療は別です。あくまで経済を問題にしています。赤字企業は、外部から金を注ぎ込まないとつぶれます。将来を見越してのものなら、それは別です。
 そしてつぶれて、正常に成ります。
ところがつぶれることができないものがあります。それは政府です。つぶれる時はその政府が全く別なものになるときです。
 ある面では明治、大東亜戦争後がそうでしょう。
それでも大陸のそれに比べれば、良いでしょう。
お読みして、ごくごく普通に生きてこられた人棚と私は思いました。
 現在の医療保険は保険ではない。之は実態をご存知の人なら、賛成されるはずです。
 之は自らお考え下さい。
現在開業医の平均寿命が短いことをご存知ですか?
私は医者ではありませんが、別の世界がどのようなものかは知りうる範囲で正確に知っておきたいだけです。
 勤務医は過酷です。開業医はどうでしょうか。私は医師不足とはさらさら思いません。
 簡単に言うと、同じ医療行為をして、保険点数を勤務医は仮に15とすると開業医は5にすれば、現在の医療経済問題は解決すると見ています。それだけのことです。
 医者になるに、億と言う金が必要なことは社会的に許されることですか?アレは開業医のためのものです。それだけです。 
 同級生が歯医者と結婚して、一人は国立大学(三浪)、一人は私立の医学部へ入れた。確か55歳の時用事で電話して、あんた等は金があるだろうというと、駄目よ、もうすっからかんだわ、これから老後の金をためなきゃならないの。いいじゃないか亭主こき使って、65歳くらいで、コロンと行けば、後は極楽ジャないかというとあははと彼女は笑った。
 一人当たりの医療費が65歳以上はそれ以下と比べると4倍以上だったとおもう。人口構成を加味すると、どのようなことが将来するか、責任ある人ならわかるでしょう。
 叔父が病気だというので見舞いに居たのは15年くらい前である。ありゃ駄目だな、三ヶ月後は葬式だと母親と話した。
 その後抗がん剤を飲んでいると聞いた。叔父はまあ金を持っていた。保険外の薬を使用しているというので利くかいと母親に聞くと、利くが副作用がきつく、それに耐えられるかと金があるかと医者に利かれ、やると返事をして、薬を飲んでいる。本当に苦しそうだったよと答えた。その後叔父は治りイマもぴんぴんしている。
 一体いくらかかったのと母親に聞くと、800万と答えた。
叔父は医者は払いは大丈夫かと何度も聞いたと私に直接答えた。私はこの医者を非難しているのではない。それでいいと思う。
子供が手術をした時お金を渡そうとしたら、断ったのには私は愕いた。いいにくい話だが、医者はお金を稼いでいい。之は広い意味でである。健全な大人ならそう思うと私は思う。
 将来身内が手術をしたら、私はお金を渡す積りで、医者も快く受け取ってもらいたい。
 ちなみに看護婦に饅頭を持っていったら断った。
私は馬鹿なことを言うな、貰えといっておいてきた。
腹の中では饅頭ですまないがと思いながら。
 いずれにしても75歳以上は、その基本は自らの金で生きていくことである。現在の人口構成を考えると、若い人が気の毒である。只それだけである。
 我々は事実を直視することである。
 まして我々は朝鮮人でも、史那人でもアメリカ人でもロシア人でもない。
 姥捨てという誇りある伝統を持っている民族ではないか。

投稿: kenji | 2008年6月12日 (木) 19時19分

kenjiさん、

>我国の医療保険は私が思うに保険ではないと思います。 それは何かというと、金が在るから適当にバラ撒けが基本で、口では保険といいますが、実態はそうである。

 健康保険料を払い続けて五十年、それがいまさら保険ではないって言われてもねー?まるで詐欺師のようなこと言わないでちょうだいよ。

 後期医療制度を出したのは、小泉政権だ。

やっぱ、奴ら小泉政権は詐欺師集団ったのか?そう言えば、彼らは「改革々々、改革なくして成長なし」と言ってほんまに経済成長なしじゃった。

詐欺師に騙されたわてらのほうが悪いのか、納得??。

>私が問題にしていることは、本当に保険なら、75歳以上は保険という制度が可能か不可能かを考えることです。
 >私は不可能だと思います。イマの医療保険はそれが保険なら、さほど解決は不可能ではありません。

 あとだしジャンケンみたいな議論ですね。福田政権も詐欺師グループですか?

>そうではなく、保険らしき、まがい物であるから、議論がかみ合わず、ありえないことをしようとしているから、結局、お陀仏だと私は思っている。

 まがい物? 議論がかみ合わない? お陀仏? だから、お前ら早く死ねーってことですかねー?

 keknjiさんとの会話は楽しいね?ありがとう、今後ともよろしく。

投稿: いかりや爆 | 2008年6月12日 (木) 14時02分

コメントありがとうございます。我国の医療保険は私が思うに保険ではないと思います。 それは何かというと、金が在るから適当にバラ撒けが基本で、口では保険といいますが、実態はそうである。
 私が問題にしていることは、本当に保険なら、75歳以上は保険という制度が可能か不可能かを考えることです。
 私は不可能だと思います。
 イマの医療保険はそれが保険なら、さほど解決は不可能ではありません。
 そうではなく、保険らしき、まがい物であるから、議論がかみ合わず、ありえないことをしようとしているから、結局、お陀仏だと私は思っている。
 このずれが、医療保険(?)の問題であって、
保険そのもの問題ではない

投稿: kenji | 2008年6月12日 (木) 12時51分

keknnjiさん、

 >・・・この事を考えると、後期医療制度は必要で、そうしないと若い人が困る。私は一般に思われている以上に、高齢者は金がかかるとおもう。それを社会負担にすると、社会が崩壊する。

 おいおい、冗談も休み休み言えよ。

 私は後期高齢者入り直前の年齢です。若い頃から、病気らしい病気をすることもなく健康保険料は殆ど払いっぱなしです。しかし、いずれは何らかの病を経て死に至ることは避けられない。

 私のような者からすれば、「後期高齢者入り?保険料払い続けて五十年、いまさら何なんだ」という気持がぬぐえません。保険の本質は、病気でない人がが病気になった人を助ける相互扶助の制度と違いますか。若いころ払いつづけた保険料が「当時の老人たちの医療費に役立った」これ当たり前のことじゃないですか。

 この期におよんで金がかかるから、医療費削減のために、「お前は後期高齢者入り?話が違うんじゃないの?」と言いたい。 介護保険料だって同じことです、自分が好き好んで払っているわけではありません。

 福祉は金がかかる、そんなこと当たり前。

 だが削減を唱える前に「金がなければ刷ればいい」(これ小野さんの主張)、「国の借金は帳消しにすればいい」(これ私の主張)日本は、今ならそれができる国力がある。

基本は国の経済政策が間違っていることです、そんな簡単なことがわからないのが、今の愚かな政権です。

 言いたいことは山ほどあるが、この程度にしておきます。

投稿: いかりや爆 | 2008年6月12日 (木) 07時31分

Kenjiさんへ

Kenjさん>金持ちが生きるために金を使い、それが貧乏人へと移る機会になる。
そうでもしないと、社会が固定化する

これって、間違っていませんか? 竹中理論を踏襲したのかもしれませんが、貧乏人に移ってこないことは既に証明されています。 あなたのその持論こそ社会を固定化するものです。 なぜなら金持ちの金の使い方は、個人資産の海外逃避や身内への非課税贈与や節税贈与ばかりなので、世の中に金が回らないのです。

それに「医療費がもったいないから年寄りや弱者は死んでいいのだ」などと言っていたら、どんどん拡大解釈されて、日本列島に住民はいなくなりますよ。
政府は「医療費が膨れ上がってしまうがそれで良いのか!」と、自国民を連日脅迫していますが、莫大な医療費は雇用や産業を生み出すので問題はありません。 関連事業で働くの人たちの賃金を上げ、利益が一部の金持ちにだけに流れないように税制を整備すれば、金は天下の回りものになります。

今、最優先でやらなければならないことは、日本の金融市場に襲いかかっている「見えざる魔の
手』を払いのけることと、ペテン師小泉竹中を「イロイロ詐欺罪」で緊急逮捕することです。

投稿: デカルト | 2008年6月12日 (木) 05時08分

kenkensha様

今西錦司ですか。浅学の私は詳しいことは
わかりませんが、ダーウィンとは違う観点の
今西進化論を始めて知った時、衝撃でした。
『棲み分け』ですね。まっこうからダーウィニズ
ムに挑んでいる体系ですからね。おっしゃるように
欧米社会学の通念をひっくり返す本質を持ちますから。
今、この流派?はどうなっているのでしょうかね

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年6月12日 (木) 00時38分

傾年、心臓を傷めて、三回ほど生死の境を彷徨ったことがあった。
初回の集中治療室では難儀することになった。体中、管だらけになって体を動かすことも出来ず、無聊を慰むる方策の無きことに気付いたからである。
仕方がないので、狭い読書範囲の中から、「自分の選ぶ知性ベスト16」を選び出し、次の日には準々決勝、その次の日には準決勝、そして4日目に決勝戦を行うとして、暇潰しを行った。(記憶の底にはニューギニアで餓死との戦いに苦しんだ、寿司職人が、今、神様が自分に寿司を三つだけ食べさしてくれるとしたら、何を選ぶだろうかと初日に考え、2日目に2つだけとしたら何と何を選ぶだろうか、そして3日目に、一つだけとしたらと考えを詰めてゆき、最後にコハダが選ばれたという山口瞳の話があった)
3日目の準決勝までの内容は、己の浅学菲才を敢えて公表する必要もないので省略するが、決勝戦に残ったのは、林達夫と今西錦司の二人であった。
高校時代から愛読し多大な影響を受けた林達夫も捨てがたかった。しかし20代も後半に差し掛かった頃、「あっ、この今西錦司という男はカゲロウにこと寄せて、マルキシズムをも含めた19世紀から20世紀の西洋思潮を全て否定しているのだ!」と思い至ったときの衝撃を忘れることはできなかった。結局、私の選んだ日本の知性のベスト1は今西錦司に決まった。10年ほど前の話である。

投稿: kenkensya | 2008年6月12日 (木) 00時18分

kenji様

 後期高齢者医療制度に賛成の立場から理路整然
と書いていただきありがとうございました。大層、勉強
になりました。

 内容について、私が感心することは、いっさい
中途半端なごまかしのない、わかりやすい社会ダ
ーウィニズムを論拠としていることです。ここま
でシンプルにお考えを披瀝されますと、一種さわ
やかな感じがあります。

 もちろん、お説には真っ向から反対ですが。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年6月11日 (水) 23時00分

私の叔母は痴呆症になり、従弟は苦労した。老いの恐ろしさをまざまざと見せてもらった。
人口構成を考えると、老人に十分な医療体制を作ることが可能か不可能化を検討しなければならない。確か20年後年金は二人で一人を支えることと記してあった。誤りかもしれないが。
 この事を考えると、後期医療制度は必要で、そうしないと若い人が困る。私は一般に思われている以上に、高齢者は金がかかるとおもう。それを社会負担にすると、社会が崩壊する。
 その昔腎臓透析は保険が利かず、その家族が苦しい決断をした。自殺、一家離散、財産消失等が各個人に起きた。それが保険適用になってどのように成ったか。保険料が増え、その他の人々の負担が増えただけである。
 ちなみに之を元に戻したら、どうだろうか。
 公的負担が、個人の負担になり、親子が苦しむことになるが、その方がいいではないか。
 叔母がいた病院には意識の無い人々が廊下を挟んで両側に並んでいた。
 彼等につぎ込む金は、医者が手に入れるだけで、その人々は何等変化は無い。
此処が問題だけで、後は関係が無い。
 冷静に事実を見るべきではないか。
金の切れ目が縁の切れ目(医療を受ける)でいいではないか。75歳以上は。
 私は高齢者は自らの金が無くなったら、死んでいくのが当たり前だと思う
 まして姥捨てが我々の伝統ではないか。
さもないと若い人が苦労する。
 金持ちが生きるために金を使い、それが貧乏人へと移る機会になる。
そうでもしないと、社会が固定化する。
恐ろしい話だが、我々はそれを受け入れることである。
 老人医療負担を社会から、各個人とその家族へ移そう。
 私は賛成である。

投稿: kenji | 2008年6月11日 (水) 18時46分

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