今、起きつつある日本の変化
政治ブログのランキングをやり始めて一年半くらい経つが、昨日初めて25位内に入った。今まで26位や27位まで行ったことはあるが、やはり25位以内は嬉しい気持ちである。これも、日本経済復活の会の小野盛司会長の精力的な投稿、いかりや爆さん、ななしさん、JAXVNさん、その他の皆さんの力が大きいと思う。ありがたいことである。私一人の力では25位の壁を突破できなかっただろう。
「神州の泉」を始めたのが2005年の9月27日である。それから約二年八ヶ月続けたことになる。開始日27日の記事が「溶解を早める日本」というタイトルで、小泉純一郎氏が強行した郵政民営化総選挙の後でもあり、筆者は小泉施政に対してかなり憤っていたようだ。当時、ブログを始めた動機は、その後9月29日の「驟雨にけむる父の姿」のように、日本固有の自然の中に住む日本人と、そこから生まれる精神文化について書きたいという思いがあったようだ。ところが小泉政権の非道なる性格と破壊性を見て、怒り心頭に達していた筆者は、その後の記事が勢い政治的な話にならざるを得なくなっていた。そのうちに、西村真悟議員が微罪で逮捕されたことを見て、国策捜査が実際に起きていることを悟り、植草さんが2004年に品川駅で遭遇した事件についても、筆者は国策捜査の疑念を抱くようになっていた。
ブログを始めて一年後の9月13日、奇しくもこの日は筆者の誕生日でもあるが、植草さんは京急電車内で偽装事件に嵌められたのである。植草さんのように、セーフティネットを大切にし、国民の一割の不遇の人たちへの思いやりを経済理念の基層に置いているエコノミストが逮捕されてしまうことは尋常なことではないと思っていた。案の定、調べてみたら植草さんは小泉政権批判の先鋒を担いでいたことがわかった。彼は御用学者の対極を行き、歯に衣を着せぬ舌鋒で小泉・竹中路線を批判していた。筆者は即座に思った。郵政造反組をけっして容赦せず、その政治生命まで奪おうと憎悪を爆発させた小泉官邸主導勢力は、植草さんをけっして放置しないだろうということは自明の理であった。そういう観点が元になって、植草事件国策捜査論を弊ブログで展開してきた。
日本は小泉政権以降、ネオリベ構造の究極相として夜警国家に向かっている。下記は弊ブログの読者さんである「ななしさん」の投稿であるが、昨今日本の変化をよくとらえていると思う。特に彼が、エスタブリッシュメントが日本に新自由主義を敷いた理由を、「米英のような階級分化社会と世襲制社会にするのが本来の目的なんじゃないかと。」述べているのは至言だと思う。私も権力筋の目的が階級分化社会の設立にあると考えていたからだ。まさにこれはネオリベ社会の極相社会であり、一部の特権階級だけの利得社会ができあがりつつあると思う。大手マスメディアはその目的に向かって情報操作に躍起であり、国民が真相をつかめないように、巧妙に世論誘導をしながら洗脳報道を続けている。
では、ななしさんのコメントを読んでいただこう。
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植草氏逮捕は反新自由主義、反小泉改革勢力に対する強烈なメッセージと圧力になりますね。これが最大のメリットでしょうかね。
戦前の共産主義弾圧や反戦主義者の弾圧にも重なりますね。
最近の風潮としては、旧経世会いわゆる旧田中派のようなケインズ主義者を排除しようと言う傾向がありますね。
新自由主義者の傾向としては、景気回復や財政再建を錦の御旗にして構造改悪をやりたいだけなんじゃないかと思われます。
米英のような階級分化社会と世襲制社会にするのが本来の目的なんじゃないかと。
マスコミはしきりといざなぎ以来の好景気だとか、戦後最長の景気拡大期だとか宣伝していますが、名目成長率で見れば景気拡大どころか停滞したまんまです。
ドル換算で見ますとむしろ景気は後退しております。
そこまでして国民の目を欺いてやろうとしてる改革って誰の為なんでしょうね。
多くの国民の為じゃあ無いのは明らかですね。
それから植草氏の言われる構造改革はまさに官→民ですが、小泉改革では官→財、あるいは日系資本→外資、日本人→害人への利益移転と言うのが正しいでしょうね。
なぜかメディアの批判の俎上に上らなくなった財務省、経産省、日銀、与党のバックには米英資本が控えてると思いますね。
じゃないとこんな無茶な事は出来んでしょう。
もちろんマスメディアのバックにも彼らはいます。
一昔前の広告主と比較すれば明らかでしょう。
更に創価学会と統一協会と言うカルト宗教の人脈や組織票も控えています。
ブッシュ大統領が創価の集会にビデオメッセージを寄せたり、国際金融資本の根拠地NYが池田大作氏を名誉市民にしているのも改革とは無関係じゃあないでしょう。
彼らの組織票が多大な貢献をしましたから。
気が付いてみれば日本はトンデモない方向に向かってる気がしますね。
おそらく内閣府のインチキ臭い経済モデルも構造改革とやらを正当化する為に恣意的なものになってるんでしょうね。
まさに手段を選んでません。
投稿 ななし | 2008年6月 5日 (木) 11時15分
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コメント
「小異を捨てて大同につく」ことがどうして日本人の悪いところですかね。「大政翼賛会がその典型です」って?はじめて聞く説ですね。大政翼賛会はマスコミを含め、小異などなく丸ごと賛成したから、大政翼賛会じゃないんですか。
「植草先生は滅私して国策に従い、犯罪者になられますか?」うーん、何が言いたいのかよくわかりませんね。
投稿: いかりや爆 | 2008年6月 8日 (日) 06時56分
植草先生はこのコメントを見るでしょうか?
「小異を捨てて大同につく」は日本人の悪いところです。大政翼賛会がこの典型です。また、植草先生を今支援している人たちは、小異な人たちではありませんか?
中国では「小異を存して大同を求む」らしいです。十人十色と言うように小さくても違いが有るのが人間です。「小異を捨てて大同につく」の言葉は、違う意見の人が滅私奉公するために使ったのでしょう。
植草先生は滅私して国策に従い、犯罪者になられますか?
投稿: まる出し馬鹿 | 2008年6月 7日 (土) 10時59分