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2008年7月18日 (金)

「偽装CHANGE」勢力の胎動に目を配ろう!!

 植草さんが今、精力的に警鐘を鳴らしていることは重大である。それは自民党の清和政策研究会、および民主党の凌雲会勢力が中心となって策動体勢を整えつつある「偽装CHANGE」作戦のことである。やっぱり植草一秀さんという人物は歴史的な人物である。あれだけ、ひどい目に遭ったあとで、ご自分の体勢を回復しながらも、現在進行している政権勢力の危険な徴候、胎動を見抜き、ブログ発信で世間に警告を発し続けている。この果敢な姿勢は、彼が小泉・竹中構造改革路線の誤りを不退転で指摘し続けたことと、りそなインサイダー疑惑を指弾し続けたこととまるで同じである。このような行動は常人ができる範囲を超えている。彼のブログ記事を読んでいればわかるが、植草さんは再び巨大な売国勢力に立ち向かっているのだ。

 今の植草さんは2004年4月の品川事件、そして、2006年9月の京急事件の直前に、彼が政権主導筋によって、対米隷属仕様の構造改革における第一級の阻害因子を孕んだ人物として睨まれていたことと、まったく同じ位相に突入していると思う。つまり、今、彼や彼の考え方を支持する者たちは、現主力政権筋に睨まれ、非常に危険な状況に至っていると考えた方がいい。今、彼らは当然、何としても植草さんの言論展開を阻もうと画策しているはずである。しかし、植草さんは現在、言論表現手法を、リアルタイムで発信でき、双方向通信が可能なインターネットで行っていることにより、彼の日々の言論は多くのネットユーザーに強く注目されている。それは政治ブログランキングの上位に位置していることでよくわかる。

 私が言いたいのはこの状況で政権筋が、植草さんに下手に手を出した場合、ネットユーザーを中心とする多くの反構造改革派、反対米従属派、国民層の多岐に渡るセーフティネット回復希求派が黙っていないことだ。おそらく、品川、京急事件に続く三度目の謀略はもう通用しないだろう。しかし、彼らは何としても植草さんの『偽装CHANGE警告』言論を潰そうと、あの手この手を考えていることだろう。今、植草さんの言論に注目する方々は注意して植草さんのことを見守って欲しい。

 さて、『知られざる真実ー勾留地にてー』第一章の13によれば、今から9年以上も前、小泉政権が誕生する以前に、植草さんは日経新聞の現社長である杉田亮毅氏に依頼され、約一時間半の時間をもらって小泉純一郎氏に進講した。そこでは小泉氏に、1990年以降の日本経済の推移、米国の三重苦克服のメカニズム、日本の三重苦克服の方策を説明した。ところが、小泉氏は序盤から植草さんを遮って持論を展開したそうである。 植草さんは何とか説明を続けようと試みたが、まったく虚しい結果となった。つまり、小泉氏は植草さんの経済分析や展望、国民経済の寄与にはまったく関心がなく、この時点でいかに宰相の器量を持っていなかったかを充分に証明していたのである。植草さんが嵌められる第一の伏線は、すでにこの時に発生したようだ。植草さんの不安は的中し、小泉氏は政権を超緊縮財政に導いて経済を落下させた。植草さんは小泉氏が総理大臣になってからも、二回ほど話したことがあるそうだ。2003年の自民党総裁選に際してのテレビ討論と、フジテレビの「報道2001」だった。「郵政民営化」論でも小泉氏は植草さんに激しく反論したらしい。(同書P65~66参照)

 さて、植草さんはフジテレビの月9ドラマ、木村拓哉主演の総理大臣ドラマ「CHANGE」を、政治的プロパガンダ・ドラマであり、国策番組の疑いが濃いと言っている。小泉官邸主導政権の中枢にいた飯島勲元秘書官がシナリオを書いているのなら、その可能性はきわめて高い。テレビメディアが国民世論の誘導操作を、ニュース番組やニュース・ワイドショーだけでやるわけではない。ドラマの物語性や役者の演技に感情移入できる政治ドラマを華やかに制作すれば、それは娯楽番組ではあっても、確実に視聴者のイメージに影響を与えることになる。このドラマが狙う視聴者へのサブリミナル効果は、小泉構造改革がいかに的確で正しいベクトルを有していたかを、識域下に刷り込む(imprinting)ことにある。俗に言えば、やっぱり小泉改革継承路線は良かったから、それで行くしかないのだという方向である。これはかつて竹中平蔵氏が主導して、いわゆるB層連中をターゲットにして、小泉バンザイを洗脳した手法の別バージョンである。

 自民党買弁勢力は、このドラマ「CHANGE」を旗振りとして、福田政権の絶望的な不人気を踏まえ、政権交代によって民主党に与党の座を明け渡さないために、ある種の偽装新興勢力を旗揚げしようとしている。植草さんは現在の与党主力勢力(清和会)や民主党の買弁勢力(凌雲会)の基本姿勢を次のように捕捉している。

①弱肉強食奨励 ②官僚利権温存 ③対米隷属外交

 この三つは小泉・竹中構造改革路線の主軸であるが、「偽装CHANGE」とは、小泉政権が確立したこの三つの基本姿勢を、将来的に堅持していくために、外装、見かけだけを華々しいものに変えて国民を欺く手法なのである。国民を不幸にするこれらの政策主軸のベクトルを変更するには、これらと正反対の政策理念を掲げることである。それが、

①セーフティーネット重視  ②官僚利権根絶 ③独立自尊外交
という対置的政策理念である。

 昨今は偽装が流行のようになっているが、小泉政権は国民を欺く偽装政権の最たるものだった。この偽装政権が外側の衣を変えて国民をまたたぶらかそうと、今、大きな胎動が始まった。植草さんはそれを国民に警告しているのである。
                                                
 再度言うが、今、植草さんがネットで展開している「偽装CHANGE」警鐘は、彼が、りそなインサイダー疑惑を指弾していた時と同様のインパクトを持ち、買弁政権筋は、またもや植草さんを徹底的に眼の仇にしていると考えた方が良い。したがって、植草さんを支持するネットユーザーやブロガーの皆さんは、植草さんの言行録に最大の注意を払って見守って欲しい。電車による三度目の偽装事件は無理だとは思うが、彼らも計画が挫折しないように必死である。したがって、まだ何をするかわからない不気味さがある。国民の視点で言うなら、今、植草さんの心底から発する良心的な警告を無視しないで欲しい。これが無視された場合、小泉・竹中路線が敷き詰めた亡国的な趨勢は後戻りできなくなるだろう。

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受信: 2008年7月19日 (土) 08時02分

コメント

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」-植草先生が何かの際に引用されていた言葉である。
無論、愚者の前頭筆頭、愚行が洋服を着て歩いていると知人たちに評される私が歴史に学ぶなどということは絶望的に不可能である。しかもそれがしは、系統的に物を学んだことがないうえに、何かを書くときには絶対に下調べをしないと決めている飛び切りの横着者であるから誤記、記憶違いなどは当たり前。是非ともお読みになるときは、その点にご寛容の程を賜りたい。
さて私はここで第一次大戦後のドイツにおけるヒトラーの台頭から敗戦まで、およびロシア革命からスターリン独裁による大粛清までの時間差について適当な与太話を書いてみたいと思う。
莫大な賠償金の支払いを課せられた第一次大戦後のドイツは不況と驚異的なインフレのダブルパンチによって国民は窮乏に喘いでいた。塗炭の苦しみを味わう国民の数が一定数を超え、また一定時間が経過するとこれらの怨嗟の声を糾合して権力の奪取を図る者が登場する。ヒトラーがその人で1933年にナチス党を率いて合法的に国家権力を握った。1935年にはベルサイユ条約を一方的に破棄して再軍備を開始、またアウトバーンに代表される公共事業を大規模に行ったため、1936年から1938年までの3年間、ドイツ国民は「束の間の春」を謳歌したのではないかと想像される。ここから第二次世界大戦を勃発せしめて1000万人以上の壮丁を戦死させ、ベルリンを占領したソ連兵によって10万人以上のドイツ女性が強姦・輪姦を受けるという地獄絵図に至るまでにはヒトラーの独裁開始から凡そ12年間のタイムラグがあるのである。
同様の時間差はロシア革命にも見ることが出来る。1917年のロシア革命からレーニンの死までの7年間はさておき、スターリン独裁が確立した1925年(?)前後から第一次5ヵ年計画の原資を得るために行われた飢餓輸出で2000万人以上の農民を餓死に追い込み、更に大粛清によって1000万人とも言われる無実の国民を拷問、銃殺、ラーゲリ送りにして、この世の生き地獄を現出させるまでにも12年ほどの時間差があるのが分かる。

わが国も米国によって人為的に作られたバブルとその破裂によって経済成長からの決別を余儀なくされた。その結果、長引く不況によって「就職氷河期によって職を得られない若者」と「リストラという名の馘首による中高年失業者」を大量に生み出してしまった。そして私たちは、愚かにもこの経済的閉塞感を打破してくれるものと小泉・竹中政権という「とんでもないババを引き当てて」しまったのである。私には2005年から昨年まで新興市場相場に熱狂した日本人が1936~1938年の好景気に沸いたドイツ人とダブって見えて仕方がないのである。
もし「歴史は繰り返す」という言が変わらず真実であるならば、そして今の我々が、つい数十年前のドイツ人やロシア人と同じくらい愚かであるのならば、郵政民営化選挙から3年しか経っていない現在は、まだ地獄のトバ口に立ったばかりである。本当の地獄はこれから始まり数年後にやってくるはずだ。何とかこれを回避すべく各自がしっかり思い巡らす努力をするしか脱出方法はないものと思われる。

投稿: kenkensya | 2008年7月20日 (日) 03時31分

初めて書き込みします。

植草氏は構造改革に警鐘を鳴らす立場なのに、何故日銀を信用しているのでしょう?
私が思うに日銀は構造改革派の総本山、控えめに見ても構造改革派の一員であることは事実。
なのに何故、植草氏は日銀にだけ急に甘くなるのか? 
もしかして構造改革とかはどうでも良くて、ただ自民党政治が嫌いなだけとか…?
その辺がわからないため、植草氏はいまいち信用できないです。

投稿: tomita | 2008年7月18日 (金) 23時14分

80歳の読者様

コメントありがとうございました。

>植草先生が指摘されれていることが時系列の
>経過で確証されることに、関心を持つべきと
>される貴意に、賛同します。

 ありがとうございます。今後ともよろしくお
願いします。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年7月18日 (金) 23時00分

cameramanさん、こんばんは。

>政治システムに絶対的な正解は無い。

それについては同意いたしますが、政治システム
に絶対的な傾向はあると考えています。まあ、は
っきり言えばネオリベ傾向か、国柄から出た固有
の政治経済システム傾向かのどちらかでしょう。
国柄の資本主義というのは、乱暴に言えばクロー
ニー・キャピタリズムと言ってもいいでしょう
し、ローカルな資本主義と言ってもいいですが。

 この「傾向」の差異は決定的であり、要は、資本
主義の獣性を選択するか、あるいは資本論理に民
族の知恵や協働性を働かせて適度な制御装置を造
って行くかの違いです。

 この見方で言いますと、小泉政権は獣性そのも
のであり、資本強者の凶暴性がいかんなく発揮で
きるシステムに造り替えたと断言できます。した
がって、この構造改革継承路線に長所も短所もな
く、歴史性を有した国家システムの破壊としか言
えないわけです。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年7月18日 (金) 22時57分

 失礼をお許し下さい。既に後期高齢者を超えている私は、いずれ近い将来官僚による造語、次は末期高齢者と分類される80歳す。

 リアルタイで拝見することを日課としています。

 植草先生が指摘されれていることが時系列の経過で確証されることに、関心を持つべきとされる貴意に、賛同します。

投稿: | 2008年7月18日 (金) 22時33分

植草氏もブログで述べているが、一連のChange勢力の動きは、もちろん親自民票の獲得と共に、反小沢的メッセージの喧伝が目的と思われる。私個人は小沢氏に会った事もなく、メディアのフィルターを通した姿しか知らないので、氏に対しては反でも親でもない。しかし彼の発している政治的メッセージの多くの部分に共感を覚える。少なくとも国政に於ける政党選択の根拠は、その点だけに絞るべきだと思う。日本の場合、政党を選ぶことと総理を選ぶことがほぼ等しい。言い換えれば、総理候補者の人格攻撃は政党、並びに政党の政策を攻撃した事に等しくなる。結果的に自民党用語で言うところの、B層人気投票で政権、総理が選ばれる事になる。
政治システムに絶対的な正解は無い。したがって、短所を見据えて、養生しながら長所を生かす姿勢は、子供の教育、スポーツなどとも共通した常識だと思う。

投稿: cameraman | 2008年7月18日 (金) 21時39分

>当時の欧米列強の搾取するだけの植民地支配と、当時の首都京城(現ソウル)に旧帝国大学まで設立して殖産振興に勤めた日韓併合とは質が異なる。

同意いたします。日本が韓国のインフラ整備に投下した金額は莫大なもので日本は、その三分の一も回収していないということです。
また戦前の日本の教育制度は素晴らしいもので旧制高校→帝国大学とは別系統で師範学校が存在し(陸軍士官学校、海軍兵学校もあった)、金の無い家庭の子弟でもちゃんとした教育を受けることが可能だったのです。戦後、台湾と韓国がいち早く産業復興できたのは、この教育制度のお陰だったと思います。
また欧米の植民地主義とは一線を画し、韓国の自立を願っていた伊藤博文を暗殺したのは、韓国の英雄となっている安重根ではなく、ロシアの狙撃部隊だったことは、もっと知られてもよい事実だと思います。虎視眈々と不凍港を狙うロシアにとって韓国の自立的発展など邪魔物以外の何物でもなかったのでしょう。

投稿: kenkensya | 2008年7月18日 (金) 12時25分

いかりや爆さん、こんにちは。

>「対馬も我々の領土だと主張していくことも
>意味があるのではないか」と提案したという。

 しかしひどい話ですね。韓半島の人たちは内政
に不安定要因が発生すると、判で押したように、
日帝支配を言い出して、真の問題を逸らすのが常
套手段です。今回の竹島騒動も、米国産牛肉問題
がこじれたために、日本への歴史問題にすり替え
てガス抜きをしているのでしょう。しかし、少し
は改善されたのかと思っていた韓国ですが、この
民族は李氏朝鮮時代からまったく進歩がないです
ね。

 おっしゃるように竹島を譲る条件として在日韓
国人にすべて帰国願いたいというのも一つの選択
肢かもしれませんが、竹島は譲らず、領土を奪還
するために戦うべきです。自国領土なのですから
ね。しかし、日本人に祖国防衛の気概がないこと
が、経済、外交問題の根幹にあると思いますが
ね。祖国観念を失った為政者や官僚、財界人が
日本をひどい状況に追い詰めているのですね。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年7月18日 (金) 12時18分

kenkensyaさん

 こんにちは。日本をこういう現況に導いた買弁
勢力を「ビッグ・ブラザー」とは言い得て妙です。

 たしかにおっしゃるように、我々の中にあった
かつての小泉支持的な部分も素直に認めて大勢を
分析する必要がありますね。詐術とは、それに引
っかかる側にも反省すべき盲点があります。

 植草さんが偽装CHANGEの危険性を指摘していま
すが、今テレビは最も国民を洗脳する有効な装置
となっています。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年7月18日 (金) 12時01分

竹島問題について

 昨日の東京新聞に、小さな記事だけど、「対馬は韓国領」主張 という記事をみて驚いた。どうせ冗談半分かと思っていましたが・・・。
韓国の政権与党ハンナラ党の最高委員をしている許泰烈(ホ・テヨル)氏という男、日本の竹島問題に関連して党の会議で、「対馬も我々の領土だと主張していくことも意味があるのではないか」と提案したという。

 暑いから頭の調子が狂うのはわかるけど、これが国会議員しかも与党の要職にある人間の言うことですかね、最低な民族です。次は沖縄も、その次は九州も韓国領土だと言い出すかも・・・このような隣国とつきあうのも、楽じゃない。

 ところがと言うべきか、やはりというべきか、あちこちのブログがこの話題で炎上しています。

 竹島問題は、いまに始まったことではありません。歴史的事実と過去の経緯を上げて韓国側に説得しても、状況から判断すれば韓国が譲歩する気配は全くありません。

 過去に国際司法裁判所に付託することを提案しても、韓国は応じていない。それどころか、何十年にもわたって韓国側が実効支配している。
 
 例え、出るところへ出て日本側の正当性を主張したところで、ことの正当性の有無よりは韓国側の長年にわたる実効支配の重みを覆すことはできないだろう。

 これは、戦後の日本の軟弱外交が招いた結果(近隣諸国との友好第一主義と、ばらまき外交)である。いわば日本の外交上の瑕疵であり、遠因は第二次大戦に敗北したことです。強いて言えば、アメリカに依存し過ぎた結果です。中国にしても、日本と尖閣諸島の領有権をかかえており、日本寄りの姿勢を示す可能性は皆無でしょう。

 いまの日本には実力行使してでも取り返すだけの、勇気も覚悟もない。

 ならば、韓国の言いなりではないか、諦めることでいいのか?
 無論、そんなことはありません。方法があります、やってみる価値はあると思います。

 30年以上も昔の経験です。いろいろな外人との契約交渉、韓国人とも何度もビジネスで契約交渉した経験からの判断です。
 勿論外交とビジネスの違いはありますが、交渉事はギブアンドテイクした方がお互いに冷静になれるように思う。そうでなければ、外交で行き詰った場合の行き着く先は戦争になりかねない。

 外交上のテクニックとして、竹島の領有権を日韓で半分半分にする提案をする。韓国側と日本側に、二分すればいい。

 それが駄目な場合、日本には在日が約60万人いると言われています(実際には100万人いるとも言われています)。

 「竹島は、韓国に譲りましょう、その代り、在日60万人を韓国に引き取り願う」と提案する。日韓関係がこじれた場合、これら在日の人々が反日に走らない保障はない、危険極まりない存在になりかねない。韓国人の間には、日本に対する根強い恨み、僻みは抜け切れていない。

 例えば先月の話です。下関市の嶋倉剛教育長の発言が、同地で大きな波紋を広げた。同地は歴史的地理的位地関係から、朝鮮半島人が多い。同地の朝鮮人学校への助成金増額要求に対して、教育長は「助成金はルールで決まっており、市には増額する財源もない」と主張。

 ところが、学校側は「植民地支配云々・・・」と言い出したので、教育長は「植民地支配というのは歴史事実に反する」などと反論した。
 朝鮮半島への植民地支配について「歴史的事実に反する」と、主張しただけで大騒ぎ、結局教育長側が折れる形で決着したという。

 当時の欧米列強の搾取するだけの植民地支配と、当時の首都京城(現ソウル)に旧帝国大学まで設立して殖産振興に勤めた日韓併合とは質が異なる。教育長の「歴史的事実に反する」という主張はまともだと思うのだが。

投稿: いかりや爆 | 2008年7月18日 (金) 11時48分

植草一秀先生、城内実先生という是非とも日本を立て直していただきたい二人の俊秀が、愚民すなわち私を含めた愚かな国民に失望されて熱情を失ってしまうのではないかという危惧を感じています。辛うじてお二人を支えているのは植草氏、城内氏が受けた手ひどい悪行によって抱いている私怨だと思うのです。
晩年のジョージ・オーウェルも「ビッグ・ブラザー」の意のままに無思考に動かされている大衆に対して失望した節が窺われます。彼がイギリス諜報部の隠れメンバーになっていたのもこの辺りに原因があるのかもしれません(無論、この事実とオーウェルの作品への評価とは全く関係がありません)。カタロニアの戦線で仲間だったPOUMのメンバーが次々と粛清されてゆき、自身も喉に銃創を受けて恨み骨髄に徹したオーウェルでもかくの如しだったのです。
現代の日本を支配している「ビッグ・ブラザー」は更に操作が巧妙になっています。そして私たち国民は1984年当時に較べて更に無自覚・無思考になっているのです。
私は、株価が中間反騰したこともあって小泉政権に一旦は期待した気持ちがあったことを正直に認めたいと思います。他の方も同様なのではないか、そして自分の抱いた考えを否定するのは自己愛ゆえに極めて難しいことだと考えるのです(私も「ナショナリズム覚書」に記されているように自己愛の拡大として郷里の甲子園代表を熱狂的に応援する馬鹿者です)。

ここで、なかなか良く出来ている笑い話を一つ。チェコ動乱の時に、戦車に向かって火炎瓶を投げつけるプラハの市民にソ連軍の兵士が「チェコは本当にソビエトのことを兄弟だと思っているのか」と愚痴をこぼすと、プラハの市民の一人が「ああ思っているとも。友だちは選べるが、兄弟は選べないんでね」。

次は山本夏彦の肺腑をえぐるような言葉(記憶だけで書きます)。「人は新聞やテレビでみたことをオーム返しに話す。聞いているほうも、あっ、それ知っているとは言わない。聞き終わったら今度は自分がオーム返しを喋る番である。人はこれを言論の自由と呼ぶが、私はこれをパクパクと呼ぶ」

投稿: kenkensya | 2008年7月18日 (金) 11時06分

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