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2008年8月20日 (水)

そろそろ真相が明らかにされてもいい

(※読者のkenkensyaさんの投稿です)

 3月(2003年の)ではなかったかと思う。雑誌か新聞か、テレビ東京のワールド・ビジネス・サテライトであったのか記憶が定かではないのだが植草一秀先生が「このまま小泉政権が資産デフレ政策を行って後、突然インフレ政策に転じたならば、現在、投売りを買い漁っている勢力だけが莫大な利益を手にすることになる」という発言をしておられた。

 おそらく5月の日経平均大底に向かって国際的インサイダー勢力が猛烈な底値買いをしていることをはっきりと知っておられたのだろう。

 事態は、その言の通りに推移した。植草先生は「小泉政権の大方向転換」「りそな銀行会計処理疑惑」を主として述べておられるが、私が不思議で仕方がないのは、時機を合わせて行われた財務省の40数兆円に及ぶドル買い・円売りの為替介入である。「偶然、時機が重なっただけだ」と言い訳されてしまえば確たる証拠がないだけにどうしようもないが、これは明らかに日本資産買占めのための資金を財務省が提供したとしか考えられないではないか。
 
 私は別に歴史に詳しい人間ではないが、有史以来、自国の資産を外国勢力に買占めさせるために国家の歳入に匹敵する金額を差し出した間抜け且つ愚劣な政権というものがあったとは聞いたことがない。万死に値する行為であろう。そしてこれをチンドン屋よろしく礼賛したジャーナリズムも同罪だと思う。

 それ以来、日本のフンドシでうまうまと「物言う大株主」となった外資は配当性向を高めるよう強く要求し、毎年々々莫大な金額を受け取るようになった。そしてこのことが労働分配率の低下を齎し、膨大な数の非正規雇用やワーキング・プアを生んでいるのである。

 歴史の針を元に戻すことは出来ない相談だが、我々もそろそろ真相を明らかにして反撃すべきときが来ているのではないだろうか。

 ところが、ここに一つ大きな問題がある。買弁勢力の洗脳工作は、なかなか手がこんでいる。「CHANGE」をはじめとして、笑いあり、お涙頂戴あり、スケールの大きな虚構あり、僅かばかりの真実混入ありと芸が細かいのである。

 これに対する「反ネオ・リベ」「反買弁勢力」は誠実・真面目の一本槍、これでは飛車角金銀落ちで戦っているようなもので勝ち目が少ないのだ。作戦変更を考えるべきだが、それについては時が来れば投稿したいと思います。

________________________________________
(管理人の感想)

 2003年の上半期に何が起きていたかというのは、すぐには思い出せないが、上記の情報では植草さんはWBS等で、小泉政権が外国資本への利益供与政策を行っていることを見抜き、警鐘を発しておられた。しかし、メディアはほとんどこの話を世間に流布しなかった。

 この時期、何が日本の報道を占めていたのかと言えば、3月は、北朝鮮が地対艦ミサイルを日本海に向けて発射し、国内世論を騒然とさせたことや、中国における新型肺炎SARSの話題でもちきりであった。特にSARSの話題は連日、ワイドショーやニュースのメインで流されていたように思う。もう一つ多く流れていた報道はアメリカ、イギリスによるイラク侵攻が始まったことだ。

 これらの圧倒的なニュース報道によって、植草さんの真摯な警告が掻き消された感がある。今から思えば、国民の生活にとって、最も重大な影響を及ぼす情報は植草さんからの情報だった。なぜなら、米系外国資本の犬に成り下がった当時の買弁政権は、当初の予定通り、この時期に国内の優良資産を外資勢力に底値買いをさせていたようだ。この時期、小泉政権が最も精力的に行っていたことは、「聖域なき構造改革」と銘打って、国際金融資本に日本国の資産を移転する目的(弱肉強食の市場形態に転換するため)の規制緩和が行われていた。しかし、これと併行して小泉政権は、外国資本や国内買弁勢力とつるんで巨大な金融インサイダー取引を仕掛けていた。この動きを的確に見抜いていたのが、有識者では植草さん一人であった。

 要は、この時期は、アメリカの言いなりになり、国民を貧乏にし、不幸にする政策が水面下では着実に実行されていた。この音頭を取ったのが、竹中平蔵氏、木村剛氏が率いる“金融プロジェクト・チーム”だった。売国勢力たちの暗躍に国民がまったく気が付かなかった状況とは、ひとえに日本のマスメディアが国益と反する動きしかしないからだ。イラク戦争開始やSARSも大きなニュースではあるが、もっと切実なできごとは、異常な株式暴落の裏に進んでいた金融謀略であったのだ。これに気が付くのは植草一秀さんのような、特別優れた洞察力と英知を持った有識者だけである、しかも、わが身の振りを省みずに国民のために真相を究明し、その危険を訴える有識者だけである。ところが良心的有識者の中でも、最も救国的な警鐘を発した植草さんを、買弁勢力はマスコミを使って叩き落したのだ。国民はそろそろりそなの真相を知るべきであるが、同時にそれを見抜き警告をしていたただ一人の勇気ある植草さんの真実の姿を知るべきなのだ。

 kenkensyaさんの情報で驚いたことは、この時期に財務省による巨大な「ドル買い、円売り」の為替介入があったという事実である。

  時機を合わせて行われた財務省の40数兆円に及ぶ「ドル買い・円売り」の為替介入である。「偶然、時機が重なっただけだ」と言い訳されてしまえば確たる証拠がないだけにどうしようもないが、これは明らかに日本資産買占めのための資金を財務省が提供したとしか考えられないではないか。

 すると、植草さんの言うとおり、日本の「売国経済」とは、財務省主導で行われているということではないか。つまり、国民経済を最悪の状態にして、日本の屋台骨をぼろぼろにした小泉構造改革とは、財務省が中心になって行われたということだ。りそなに絡む金融犯罪は、金融庁筋が旗を振ったわけだが、その深い闇の部分では財務省筋が青写真を描いていたということだ。国民を不幸にする悪の巣窟本殿は財務省なのか。すると、八月の福田組閣内閣が、植草さんが指摘するように財務省万歳の形を取っていることは、国民にとって非常に恐ろしい布陣が敷かれたということだ。

 歴史には、国が危うくなると救国の士が必ず登場する。しかし、この人物はきわめて少ない。国民が真の救国者に気が付かず、その人物をないがしろにすれば、国民全体が不幸になる。今の日本は、そういう状態になっている。国の危険を見抜き、警醒の声を上げた植草一秀さんがひどい目に遭って、国民はそのことを気が付かず、レミングの集団自殺のような動きになっている。自公政権とはハーメルンの笛吹き男なのだ。この笛に惹かれて付いていったら、国民も日本という国も奈落の底に落下する。政権交代の必要性とは、ただ、それが望ましいからというレベルにはない。政権交代が無ければ自公政権は日本を食いつぶし、再び立ち上がる余力さえも剥ぎ取ってしまう。今が日本の危急存亡時なのである。

 2003年初頭に、メディアが植草さんのことを取り上げ、その警告を国民に浸透させていたなら、外国資本の犬に成り下がって日本を破壊する者たちの暴虐は生じなかった。当時、小泉政権の間違いと胡散臭さを糾弾していれば、事態は変わっていたはずである。日本はマスコミによって世論形成がコントロールされているが、問題はそのマスコミが売国政権の走狗になっていることだ。

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コメント

  afoさまへ

>外国人に参政権を与えたり、人権擁護法案以上の悪法を作ろうとしたり・・・、

貴方が指摘されておられること、私もとてもひっかかります。基本的に貴方のご意見に大賛成です。

 ですが、今は政権を交代させることが、何よりも優先するときだと思います。
 今は政権交代に至る、極めて重要なタイミングです。

 もっとはっきり言えば、以前植草さんも言っておられたように、ここは「小異を捨てて大同につく」べき時だと思います。

 貴方にとって、無論我々日本国民にとっても「外国人参政権問題」、「人権擁護法案問題」は、危険な要素を孕んでいますので、「大同小異」などと簡単に片付けられる問題ではないことも承知しています。

 それでも尚、政権交代をさせることが何よりも重要です。
 今まで自公政権がやってきたことは余りに酷すぎる。売国的行為が目に余ります、国民生活をないがしろにしています。

 小泉氏の「郵政民営化選挙」のときに、彼らの選挙戦略の標的にしたのが、いわゆる『「B」層を狙え』だったと言われています。

 何故彼らが「B」層と言うのかわかりますか?「B」層とは、「IQの低い層」なのだそうです。「Baka」の頭文字の「B」ですよ。彼らは庶民を馬鹿にしているんです。

「おまいら、国民を舐めたらあかんぜよ」との一撃(一票)を投げつけるときが近ずいています。

 政治家にとって何が怖いかって言えば、選挙に落ちて失業することです。

 我々は主権在民を取り戻す作業をしなければなりません。我々の希望する社会を政治に反映させなければなりません。

 民主が駄目なら、さらに次の選挙で、民主を政権からひきずり落とすことです。一挙に何もかもうまくはいきません。政権交代を繰り返すことで僅かずつですが、良い方向へもっていくことだと思います。

投稿: いかりや爆 | 2008年8月31日 (日) 15時52分

afoさまへ

>植草氏のおっしゃることには賛成なのですが、

別に小沢一郎氏のファンではありませんが、財務省官僚に舐められない政治家(の格)というのが小沢一郎氏しかいない、という意味で(自民党には皆無)植草先生は小沢一郎氏を推しているのだと思います。あれだけのネガティブ・キャンペーンが行われてくるのも財務省・自民党が如何に小沢一郎氏を恐れているかという証左になるのではないでしょうか。

>韓国人秘書を雇っている小沢・民主党を積極的に支持する理由が分かりません。

私設秘書ですから法的には問題がありません。よしんば愛人であったとしても覚醒剤を打つような女を愛人にして警察の捜査情報を洩らすような某政治家よりも遥かにましでしょう。それに小沢一郎氏の心臓も暫らく大丈夫だということにもなりますし。

>また、外国人に参政権を与えたり

私は反対ですが、憲法15条の「国民」と93条の「住民」という名宛人の差異に注目して地方選挙権を在住外国人に付与しても構わないという憲法解釈は私が学生だった頃からあったような気がします。これも外国人1,000万人移民計画よりも遥かにましではないでしょうか。

>人権擁護法案以上の悪法を作ろうとしたり

これは知りませんでした。調べてみたいと思います。

投稿: kenkensya | 2008年8月31日 (日) 11時49分

植草氏のおっしゃることには賛成なのですが、韓国人秘書を雇っている小沢・民主党を積極的に支持する理由が分かりません。また、外国人に参政権を与えたり、人権擁護法案以上の悪法を作ろうとしたり、などを考えると、とても一般の日本国民を第一義に考えているとは思えません。

投稿: afo | 2008年8月29日 (金) 14時36分

>朝鮮が地対艦ミサイルを日本海に向けて発車し、<

発射です。 見てます。前から見ているが、この文面は判りやすい。、この小泉一派の策動は、世界の歴史にないことである。その当時掲示板で激烈に非難したことがあります。

投稿: 布引 | 2008年8月22日 (金) 07時18分

自公政権の売国的行為は、最早政権存続の理由を失っている。
 
 小泉政権は2003年1月~翌年3月まで、合計35兆円以上も、狂ったように為替市場に介入(円売りドル買い)している。

 当時の竹中氏らの主張は、小さな政府、民にできることは民にまかせる。「市場のことは市場にまかせる」というのが彼らの基本原則だったはず。
公的機関が市場に介入すべきでないと言いながら、市場に介入した。

 彼らの主張は原理原則も何もあったもんじゃない、支離滅裂である。

 当時、為替相場が格別に「円売りドル買い」しなければならない相場状況ではなかった。一体何のために、前代未聞の大量の「円売りドル買い」介入したのか、全く意味不明、説明もなかった。

 その後の外貨準備高の動きと外貨証券の急増からみて、買ったドルの大部分は米国債に化けたものと思われる。

 2003年3月19日、ブッシュ大統領はイラク戦争を始めた。戦争を始めるにあたり、戦争継続のための資金調達も考えずに、イラク戦争を始めるわけがない。
 
 大量の『理由無き為替市場介入』、日本の「円売りドル買い」は、ブッシュのイラク戦争と裏で繋がっていると言わねばなるぬ。
大量のワーキングプアーを発生させながら、一方でブッシュのイラク戦争を支援するために、日本が資金調達してやったと考えるほかない。

国民に対する裏切り行為である。

 ブッシュのイラク戦争は、イラク攻撃の大義名分とした「大量破壊兵器」があったわけでもない、テロリスト・アルカイダとの関連もなかった。イラクへの先制攻撃はブッシュの犯罪行為である。それを陰で支援したのが、小泉の自公政権である。

 自公政権はブッシュの犯罪行為に深く関わっている。

 小泉首相の靖国参拝の詭弁

 彼は靖国参拝について,過去次のように述べている。

””日本は過去の戦争を踏まえ反省しつつ、二度と戦争を起こしてはならない。そして今日の日本の平和と繁栄というのは、現在生きている人だけで成り立っているのではない。戦争で尊い命を犠牲にされた、そういう方々の上に今の日本というのは今日があると。戦争に行って、祖国の為、また家族の為、命を投げ出さなければならなかった犠牲者に対して、心からなる敬意と感謝の念を持って靖国神社に参拝しております。
・・・多くの戦没者の方々に哀悼の念を表す。二度とこのような苦しい戦争をさせてはいけない、そういう気持ちで参拝しているんです。””

 彼は間違っている。
 過去の反省に立ち、二度と戦争をさせてはいけないとの立場に立つのであれば、過去の大戦の最大の教訓を生かさねばならない。

 その教訓は、 『日本は、いかなる理由があろうとも軍隊を海外に派遣すべきではない』としなければならない。それが靖国の英霊にたいする「誠の哀悼」というものだ、それが総理としての反省であるべきだ。

 小泉は「金」ばかりでなく、自衛隊までイラクへ派遣した。身も心もアメリカべったり、いったい彼の頭の中はどうなっているのだろうか。

 自公政権はブッシュの犯罪行為に深く関わった。戦後の日本外交の主軸は「平和外交」だったはず。
 いくら何でも、理由の如何を問わず、最早汚れ過ぎたた自公政権は存続する理由を失っている。


投稿: いかりや爆 | 2008年8月21日 (木) 15時51分

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