サミュエルソンがお金を刷りなさいと朝日新聞で提言(小野盛司)
(※日本経済復活の会 小野盛司会長の記事、第129弾です)
本日(10月25日)の朝日新聞の朝刊で、ノーベル経済学賞受賞者のサミュエルソンが、極めて重要な提言を行っているので、是非皆さんに読んで頂きたい。彼の主張は一貫している。お金を刷りなさいということだ。一部をここに引用するので、全文は朝日新聞を読んで頂きたい。
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赤字いとわぬ財政支出 不可欠 2008年10月25日付朝日新聞朝刊
ポール・サミュエルソン ノーベル経済学賞受賞者
この危機を終わらせるためには何が有効なのか。それは、大恐慌を克服した「赤字をいとわない財政支出」だろう。極端にいえば、経済学者が「ヘリコプターマネー」と呼んでいる、紙幣を増刷してばらまくような大胆さで財政支出をすることだ。
大恐慌を克服したのは戦争のおかげだという人がいるが、そうではない。大恐慌当時、私はシカゴ大学の学生だったが、自分が学んでいる経済学と、社会で現実に起きていることとの大きなギャップについて、深刻に悩んでいた。周囲では、3人に1人以上が失業していた。
それほど高かった失業率をひとケタまでに減らしたのは、33年に就任したルーズベルト大統領の政策だ。それは戦争前のことで、戦争の脅威も切迫してない時点で着手されたのだ。
(第1次大戦で敗れたドイツの)ヒットラーは報復戦争の準備をするために、際限もなく金を使った。しかし、ルーズベルトがとった政策は、同じ赤字財政であっても、公共事業や農業支援計画を通じた巨額の支出だった。それが資本主義を救った。
国のお金を何に使うかは、その国民が選ぶべき事だ。しかし、無駄な事業でなく善い目的に使うのが、賢明な国民の選択であることは言うまでもない。
今回の危機の克服に当たっても、時間はかかったとしても結局、財政支出が拡大されるだろう。ルーズベルト大統領の雇用政策も、目標実現に7年かかった。前任のフーバー大統領は、ケインズをマルクス主義者呼ばわりするような人物で、恐慌克服になんら有効な手を打っていなかったことが響いた。本来は(株価暴落直後の)30年から32年までに恐慌対策を打つべきだったのだ。
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これは、日本だけでなく全世界に対してアピールしている。彼は平成13年6月1日の静岡新聞でも当時の小泉首相に対して次のように呼びかけている。「私は小泉氏に、3年間の全面的な税率引き下げ政策を実施するよう提言する。そして、今後も計画して行われる公共支出政策は、日銀が新たに増刷する円によってまかなわれるべきだ。」
もし、彼の提案に従っていたら、日本の今の経済的な苦境はなかった。今からでも遅くない。お金を刷って、大規模な財政拡大を始めていただきたい。
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日本に希望を与える信念の男、城内実
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コメント
>最近の朝日はずっと財政支出をばら撒きと
>呼んで批判しまくってましたがどうしたん
>でしょうね?
ななしさん、私は一昨日のテレ朝「朝まで生テ
レビ」を最後まで見ましたが、田原総一郎氏は盛
んに小泉・竹中構造改革への批判があるがどう思
うかとゲスト達に尋ねていました。以前でした
ら小泉マンセーの田原氏が討論内容を偏向誘導し
て、小泉路線マンセーに持って行ったので、こう
いう質問は朝日の姿勢としてもあり得ない訳で
す。世の中の小泉構造改革への批判が無視できな
いレベルになっているということでしょうか。
朝日の変節は、一見新自由主義からの脱却のよ
うに見えますが、何か裏がありますね。政権交代
をさせ、凌雲会やアメリカバンザイの松下政経塾
議員を掌握して、より一層のネオリベ傾向を強め
る魂胆でしょうかね。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年10月26日 (日) 22時30分
最近の朝日はずっと財政支出をばら撒きと呼んで批判しまくってましたがどうしたんでしょうね?
日経・テレ東と共に新自由主義改革の旗振り役でした。
特にTV朝日はその筆頭でしょう。
サンプロ、TVタックル、朝生etc
どう言う心境の変化なんでしょうかね?
日経は未だに新自由主義一色ですが。
まあイイ傾向には違いないですね。
ところで政府の財政・金融政策に関してですが、相変わらず米国やその傀儡IMFには大盤振る舞いするのに国内にはちっとも還元しないんですね。
財源が無いなんて嘘っぱちもいいとこじゃないですか。
他所を助けるよりまず自分の国をどうにかしろと言いたいですね。
マクロ=名目成長率の数字や財政赤字の額で見れば欧米や新興国より日本の方が悪いんですから。
メディアは日本の独り勝ちみたいなトンデモない事を言ってますが、実際は違うでしょと。
本当にこの国の支配層は駄目ですね~。
いっそサミュエルソンやクルーグマンを雇えば良いのにね。
麻生氏の隠れブレーンはリチャード・クー氏と言う噂は本当なんでしょうかね?
国内にはケチくさい政策見てるとそうは思えませんが。
未だに政府与党や財務省・金融庁・日銀は新自由主義改革の妄想から覚めて無いんでしょうかね?
投稿: ななし | 2008年10月26日 (日) 02時24分