日本の外貨準備高
(日本経済復活の会のある会員さん)
日本の外貨準備は平成20年8月末時点で9,967億4,100万ドル。1ドル103円なら約103兆円。
そのうち外国証券は8,622億8,700万ドル。これを巡って様々な思惑があり、アメリカ国債をハイリターンを期待できるサブプライムローン振り向けろ、とか政治屋達がいろいろ言ってきた。しかしそれは非現実的。そもそもアメリカは返すつもりは無い様にしか見えない。証券を預かったまま日本に渡さないと聞いている。彼等の感覚なら体面よりも損か得かで考えて、あっさりデフォルト宣言だってするのではないだろうか。そうなったらアメリカ国債は紙屑。
ではどうしたら良いか。日本はちょっと頭を使えば良い。話は簡単で日本は経常収支を赤字にしてしまえば良い。昨年は24兆8千億円の黒字を計上したが今迄の黒字でたまった外貨が溜まりに溜まって100兆円以上になっている。
だから日本全体で徹底的に消費を増やす。ケインズは需要不足の社会では、穴を掘って埋めても経済は拡大すると言ったが、それは譬えであって、やらなければならない公共工事はいくらでもあるのだし、国民に税金を還付しても良いし、あるいは生活補助金を出しても良い。日本政府は財源は国債発行で賄えば良い。国債の売り先は日銀に買わせれば良い。日銀は日銀法で政府の政策と整合性がなければならないのだから買わせればよい。言うことを聞かなければ日銀法を改正して法令違反に対しては厳罰を科すようにすれば良い。禿鷹ファンドは反対するだろうが、それは簡単なこと。国債を日銀が保有すると政府が支払う金利の90%以上は日本政府に献上しなけらばならないように定款で定められている。だから国債残高が増えても大して問題ではない。
しばしば「国債を発行して子孫に付けを残す!」と騒ぐ人が沢山いるが、アメリカに貸し込んでいる日本政府の金が100兆円以上もあり、さらに毎年20兆円くらいのお金が入って来る日本は消費を大いに増やした方が日本の為、世界のためになる。日本もここらで財政政策による国際貢献を考えるべき。
国債発行抑制といえばコリアン・小泉を思い浮かべるが、彼は実は莫大な国債発行を実行した。財務省のデータがそれを証明している。
小泉政権 : 2001年4月26日 ~ 2006年9月26日
小泉政権下の借金増加額の実態
2001年6月末 396兆3,493億円
2006年9月末 674兆9,506億円
5年間でその差額278兆円 余り。驚愕の借金増額。小泉はとんでもないことをやってくれた。
2008年6月末 685兆2,128億円
その後の2年間ではその差額わずか10兆円余り。
小泉政権下では5年間で278兆円も国の借金を増やしてしまったが、その後の政権では2年間では10兆円くらいしか増えていない。それでいて小泉政権下ではGDPはほとんど増えず、家計の消費もほとんど増えていない。2001年から2007年までの家計消費の伸びはぞれぞれ
0%、-0.1%、-0.3%、0.5%、1.1%、1.4%、1.1%。
理由は簡単で日本政府がせっかく国債発行でおカネを調達しても、増額分はそれをそっくりアメリカにプレゼントしてしまったから。
こんな馬鹿馬鹿しい仕組みを変えて、日本人自身が消費を謳歌する方向へ世論を誘導したいもの。
小野盛司氏の日本経済復活シリーズ・インデックス
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日本に希望を与える信念の男、城内実
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