田母神論文の明察!!
神州の泉は田母神俊雄航空幕僚長の論文を強く支持する!!
ついに待ち望んでいたものが自衛隊の上層部から出た。かなり遅きに失した感は否めないが、航空幕僚長である田母神俊雄(たもがみ としお)氏が実に素晴らしい論文を世に出した。タイトルは「日本は侵略国家であったのか」である。日本航空自衛隊はこの人物をトップに戴いたことを誇るべきである。戦後、憲法第九条の愚かな拡大解釈に翻弄され続け、自衛隊の身分は宙を揺曳したまま、浮遊霊のようにさまよっている。
日本はアメリカに守ってもらうわけであるから自衛隊は必要ない。首都に横田基地があり、交戦権の永久放棄と武力不行使の九条がある日本は、自ら軍事力を持つ理由がない。しかし、この現状を少し違う角度から見つめなおしたらどうだろうか。沖縄を中心として、日本各地にアメリカの最強軍隊が常時いてくれる安心感から一旦離れ、少し考えてみたらどうだろうか。
我が国に駐留軍を置いている国が、年次改革要望書なる取り決め文書を交わし、日本の規制緩和や商習慣の変革など、市場構造の急速な改変を指導した。その結果、国内大手企業は外資に半分も株を買われ、各地の優良資産も安く買われた。その上、一握りの富裕階級と極貧に向かう大勢の国民が出現し、格差分極社会が出てきた。おまけに、郵便局が有している350兆円の国民資産は、近い将来、外の連中の手に渡ろうとしている。このようなことをする国が友好国と言えるのか。そして、このような国がいざという時に日本を守ってくれるのだろうか?
答えは明らかにノーである。米国はいざという時に日本を守らない。二国間同盟は有名無実と考えるべきだ。同盟国の富を効率よく収奪する画策を立て、それを実行するようなあざとい国が、日本を守ると思うこと自体が馬鹿げている。米国は日本に利用価値がなくなるか、あるいは他国との力学関係で不利になると判断した途端に日本を放り出す。米国史を少し振り返ってみればそういう国だということがわかる。ならば、戦後から今まで日本各地にいる米軍は何のためにいるのだろう。答えは簡単である。日本が占領地だからだ。だから占領軍がいるのである。
戦後、この状況が恒常的に続いてしまった原因は、実は日本側の精神の深部に横たわる、この問題に対する思考放棄にある。終戦後の占領期から現在まで、アメリカの対日占領支配は継続中である。その事実から目を逸らし、九条の拡大解釈で自衛隊という軍隊の浮遊霊を存在させてきた。この状況自体が、戦後日本人が、内なるレジティマシー(正統性)を喪失していることの証しである。これに一石を投じた軍隊浮遊霊の精鋭が出た。田母神俊雄航空幕僚長である。彼が投じた田母神論文こそ、自衛隊憂国派による乾坤一擲の意志の表出である。日本の崩壊を心配する祖霊が彼に働きかけたのかもしれない。この論文を読んで、日本にはまだ救いが存在すると確信するのは私だけだろうか。
戦後の日本人は、東京裁判史観に雁字搦めに囲繞(いじょう)され、コミンテルンによって醸成された赤化思想の思潮的揺曳感にいまだに翻弄され続けている。その結果、国民全体に宿る通念的世界観に、国家意識の危殆的な希薄化がもたらされている。これがどれほど民族の自尊心や国益を毀損しているか、その弊害は絶大である。
終戦直後、GHQが国際法を無視した私設軍事裁判所を東京市ヶ谷(旧陸軍省参謀本部)に造営した。極東国際軍事裁判である。それはドイツ・ニュルンベルグ裁判を凝らし、日本軍の戦争犯罪人を裁くためと、日本人全体に、戦争はすべて一方的に日本が悪いという戦争犯罪史観を刷り込むために無理やり開いた法廷だった。これが国際法無視や国際的な慣行無視と言われるのは「法の不遡及」の原則が踏みにじられているからである。これは法治社会の不文律を破る野蛮性があり、人類史が生み出した法体系の精神から言って許されざる暴挙だ。
GHQとは、体裁は「連合国軍最高司令官総司令部(General Headquarters)」、つまり見かけは複数の戦勝国の軍事司令部代表機関のようになっているが、その実質的な運用実体はアメリカであり、マッカーサーであった。GHQは日本の為政者や知識人など、指導層には東京裁判を、一般大衆には新聞とラジオ放送によって、日本悪玉史観を植えつけた。これら大々的な洗脳のための情報宣撫作戦をWGIP(War Guilt Information Program)と言う。
占領軍によって用意周到に遂行された、占領期のこの情報作戦によって、日本人は徐々に精神の深部を蚕食され、日本人というのは先天的に悪い素質を持つ最低の民族なんだなという自国毀損、及び自国侮蔑史観が徹底的に刷り込まれた。特にマスメディアや教育界はWGIPの継続的伝播を国民にもたらした。この文脈で言えば、先日更迭された中山前国交相の日教組批判はまったく妥当なものである。
極東国際軍事裁判(東京裁判)が生み出した洗脳史観を「東京裁判史観」と言うが、これによって、国民に染み付いてしまったのは、国家は悪、大東亜戦争も悪、日本はアジアや世界に大迷惑をかけた「人類の鬼っ子」という、自虐的かつ贖罪的なイメージであった。WGIPによる東京裁判史観は、太古から受け継いだ日本人の清新な精神を徐々に摩滅させ、日本人本来の馥郁たる情感や美的観念、長い伝統で培った互助精神、愛他精神を破壊していった。
固有の美しい伝統や先祖の内面的特性は漸次消失し、平成の小泉政権時代を通過して、日本人は急速に日本的霊性を失ってしまった。米国の収奪主義、強欲主義が凝集した年次改革要望書を進んで受け入れ、同胞を騙し続け、アメリカや国際金融資本に卑屈な笑いを浮かべながら阿諛追従する売国日本人が多数輩出している。そのような現代の状況も、根底には東京裁判史観の猛毒が作用しているのだ。自民党の清和政策研究会、あるいは民主党の凌雲会などという政策研究グループも、典型的な東京裁判史観の崇拝者なのだ。つまり、骨の髄までアメリカの精神奴隷である。彼らには日本文明の真髄を誇る意識も、先祖の遺徳を崇める感謝の心も皆無だ。亡国の徒が二大政党の中枢に巣食っている。
このように、最近の日本は自国の正統性(レジティマシー)も、自立自存の気運もまったく省みない亡国的思潮、亡国的政治風潮が色濃くなっていた。このような潮流にあって、11月1日のニュースに驚くべきことが出ていた。それは、航空自衛隊の最高責任者である田母神俊雄航空幕僚長が、ある論文を発表したが、この内容が政府の見解と食い違い不適切だということで、浜田靖一防衛相によって急遽解任されたというニュースだった。
その論文は「アパグループ」によって開催された、第1回「真の近現代史観」懸賞論文であるが、これに応募して田母神空幕長はみごとに最優秀賞受賞者の座を射止めた。その論文の題名は「日本は侵略国家であったのか」である。「神州の泉」管理人は早速、この論文を精読してみた。読み終えて感動し、久々に目頭が熱くなった。論文の基底的骨子は、わが国がはたして本当に侵略国家であったのかという、大東亜戦争の通念的な歴史感に真っ向から強い疑問を投げかけ、その認識の修正を迫るものである。いわゆる日本の思想的戦後史を囲繞してきた東京裁判史観に真っ向から立ち向かう勇気ある論述である。
戦後の日本人は多かれ少なかれ、WGIPによる日本悪玉史観に汚染されており、大東亜戦争を評価する時、左翼史観や東京裁判史観と異なる見解を示した途端に、拒否感情や怒りの感情を惹起させる。それは政府の要人であろうが、財界人であろうが、有識者であろうが、一般国民であろうが、軒並み強い汚染度を示している。日本人はよく反省する必要がある。我々の精神に住み着いている、大東亜戦争に関する基本的な歴史認識は、実は占領期のWGIP、つまり、東京裁判や新聞報道、ラジオ放送で行われた「真相箱」などの情報操作作戦で刷り込まれたものであることをよくよく考えたほうがいい。
学校で教わった近現代史、特に大東亜戦争に関する知的情報の摂取は骨格そのものが大間違いなのだ。その重要部分はアメリカによる太平洋戦争史観であり、アメリカや当時の戦勝国に都合の良い捏造の戦争史観なのである。日本という国は、来日したアインシュタイン博士が喝破したように、古い伝統を誇るアジアの盟主、アジアの高峰である。わが国は本来、立派な伝統文化や良い国柄(くにがら)が残存する、世界に誇れる美しい国だった。それが終戦を経て経済大国になっても、国民は自国の伝統文化の本質を忘却し、日本人として生きるにあたり、いっこうに気持ちが満たされないという精神の貧困に喘いでいる。
それにははっきりとした理由が存在する。アメリカによって刷り込まれた誤まった歴史観によって自分を見失っているからである。現在、経済的にも日本は青息吐息の土壇場に差し掛かり、活路を求めて足掻いている。しかし、アメリカ発のサブプライムローンから発生した世界金融危機によって、アメリカの真の正体が見えてきた。アメリカは今も昔も民主主義の聖なる殿堂ではけっしてない。この国にはいっさいの憧れを抱かずに、プラグマティックに賢く付き合う覚悟を持つことだ。この国に、親に対するような信頼感を持った途端に、骨の髄まで収奪されてしまうことになる。もう気付いた方がいい。
アメリカが、プロテスタンティズムやカトリシズムが支配するキリスト教国であり、新約聖書でイエスが説いた、あの美しく慈愛溢れる「山上の垂訓」が息づいていると思ったら大間違いである。もしそうなら、イギリスを脱出した清教徒たちは現住民(インディアン)の土地を奪ったり虐殺したりすることもなく、奴隷船でアフリカから黒人を連れてきて強制労働などはさせなかっただろう。人種差別のどこに人類愛があるというのか。アメリカを聖書的に表現するなら、その性格は新約聖書にはまったく見つからず、むしろ旧約聖書に頻繁に記述されている古代イスラエル民族の闘争本能が具現化したような野蛮な行動原理を内包すると見た方が正確であろう。
日本人はそういうことをきちんと見定めた上で、アメリカと付き合っていかなければならない。アングロサクソンは非常に頭のいい人種である。しかし、融和性、協調性、親睦性などの裏に、どれ一つとっても気を許せない奸智が透けて見える。大国で軍事力も強大、その上いたって狡猾。日本人は彼らの狡猾さを見究め、彼らの上を行く知略を持たなければならない。しかし、彼らの野蛮さを身に付けることはご法度だ。それをやれば国際社会が味方しない。最後には良心と誠実さが勝つだろう。要は本来の日本人に戻ればいいのだと思う。
田母神論文は日本人が持つべき正統な歴史観を正直に提示している。これを航空自衛隊のトップが開陳したことに重大な意義がある。皆さんも大きな問題意識を持って彼の論文を読んで欲しい。日本がいつまで経っても幸福になれないのは、間違った歴史観がメジャーになってしまっているからだ。その根本的原因を解明した方がいい。
以下に田母神論文の基底的なとらえ方である重要な箇所を引用する。
(田母神論文「日本は侵略国家であったのか」から引用開始)
東京裁判はあの戦争の責任を全て日本に押し付けようとしたものである。そしてそのマインドコントロールは戦後63 年を経てもなお日本人を惑わせている。日本の軍は強くなると必ず暴走し他国を侵略する、だから自衛隊は出来るだけ動きにくいようにしておこうというものである。自衛隊は領域の警備も出来ない、集団的自衛権も行使出来ない、武器の使用も極めて制約が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている。諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている。このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。アメリカに守ってもらうしかない。アメリカに守ってもらえば日本のアメリカ化が加速する。日本の経済も、金融も、商慣行も、雇用も、司法もアメリカのシステムに近づいていく。改革のオンパレードで我が国の伝統文化が壊されていく。日本ではいま文化大革命が進行中なのではないか。日本国民は2 0 年前と今とではどちらが心安らかに暮らしているのだろうか。日本は良い国に向かっているのだろうか。
(引用終了)
田母神論文のすべてはここで読める。
http://www.apa.co.jp/book_report/index.html
これを読んでいる読者諸氏諸兄に問いかけたい。私がたびたびこのブログで問題を問いかけていることだが、米国による「対日年次改革要望書」について、不当な押し付けだと立腹する気持ちがあるならば、こんなものを唯々諾々と受け入れている日本側の精神の脆弱性にも問題があるとは思わないだろうか。「戦争に負けた国だから、アメリカには逆らえない」では未来永劫にアメリカの奴隷国家に甘んじなければならない。その道筋の果てに待ち受けるのは、古代カルタゴ国家の運命だけである。
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コメント
日本国憲法は 形式上は 傀儡政権と御用学者主導による民主的な方法で制定された 歴史認識もその傾向は否めない 映画 私は貝になりたい でもわかるように日本人はひどい運命にさいなまされた 私の同僚もニュウギニアで人肉を食したと追及され 悩み 訴追されないよう懸命な努力をしていた 自分を助けるため不本意な証言も 仕方なかったと言う 歴史認識は そのような中で 証言させられていたことも かなりあると思う 戦争の起こる過程は いつも勝者の都合によって 語られる だから日本人は 負ける戦争をしたから悪いのだとおもっている 戦争中は軍部 戦後はアメリカ 強い者についていくことが 自分の幸福だと思っている 日本人は多い そのことは 日本が 日本人が生存するため考えなくてはいけないことであるが 今の日本人は余りに さもし過ぎる 国家として もっと自覚のある言動をして欲しい 田母神氏の発言を政府は真面目に考えるべきだ
投稿: kai3907 | 2008年12月29日 (月) 10時18分
「日本国憲法と田母神論文についての手前勝手な考察」(6)
ここで話を元に戻す。戦前のある時期から戦後にかけて、様々な思潮が世に喧伝され、それとともに様々な「スローガン」「合言葉」ないしは「標語」が広められた。ざっと思い付くままに列挙してみると、
「バスに乗り遅れるな」「八紘一宇」「満州は日本の生命線」「五族共和」「鬼畜米英」「一億総懺悔」「非核三原則」「安保反対」「友好第一」「日本列島改造」「エコノミックアニマル」「民活」「不沈空母」「自虐史観」「集団的自衛権」「子孫に借金を残すな」「聖域なき構造改革」「改革の本丸」「官から民へ」「美しい国」等々。
このような「スローガン」が何故流布されたのか。本物の思潮や政策であれば斯様な「符牒」を伴う必要はないはずである。低く静かに語られ、また冷厳な数字を以って伝えられれば事足りるはずだ。
答えは単純明快だと思う。これらの「符牒」を随伴する思想や政策が、その程度の差こそあれ虚構ないしは嘘っ八を含むものだからである。そしてこの虚構は、虚構であるがゆえに多数の国民の心情に(理性に対してではなく)働きかける性質を強く有するものなのである。だからこそ怖い。我々はこの手の「符牒」や「スローガン」が声高に周囲から聞こえてきた時こそ、その発信者と背景をよくよく慎重に検証してみるべきだと私は考える。
今回の田母神論文で取り上げられている「標語」は「集団的自衛権」と「自虐史観」である。この二つについて書いてみたいこともあるのだが、田母神エッセイに対する私見の焦点は別のところにかかっているので、またの機会に譲りたい。これを長々と書いてしまうと私の真意がぼやけてしまう虞があるものと考えられるからである。
しかし田母神氏がエッセイ発表後にとった言動については、どうしてもひと言申し上げておきたい。田母神氏はこれが問題となった時に「国民の多数は私の意見を支持している」という旨の発言をなされたようだが、これは間違っている。
思うに如何に崇高な愛国心であれ、自己愛の拡張たることを免れ得ない。極端な話、自分の過去の行動を褒められるのと、貶されるのとどちらを好むのかと訊ねられれば、誰しも貶される方を喜んで選択することはないのだ。このような単純な国民のセンチメントを自分の論文の援用として求めるのは何らかの言論を表そうとしている人間が決して、やってはならない行為であると思う。国民の多数が支持さえすれば間違った論旨が正しくなるわけではないことは、つい三年半前の郵政民営化法案で嫌という程味わったことではないか。
投稿: kenkensya | 2008年12月18日 (木) 20時34分
「日本国憲法と田母神論文についての手前勝手な考察」(5)
人様のサイトでもあるし、あまりきついことは言わずに済ませようと考えていたが、どうもこの田母神氏のエッセイについては、適当にお茶を濁すことが難しいようである。従って地を剥き出しにして思ったことを述べる。常に他人に対して厳しい言辞を吐き周囲が全て敵になってしまうのは小学校一年生のときから慣れ親しんできたいわば私の人生の常態である。あと何十年も生きるわけでもなし、今更変えてみても仕方あるまい。(合掌)
まず先日書いた「ジュクの帝王」加納貢氏が苦笑しながら言ったと伝えられる「戦後の日本はそもそも胴体がなくなってしまったんだから左だろうが右だろうが翼を付けようがないじゃないか」というところから文章を起こしてみたい。この加納貢という市井の一アウトサイダー(しかし偉大な)の言葉は戦後日本の本質を恐ろしいまでについていると私は考えるのである。
四捨五入していうならば戦後の日本の言論界、マスメディアは米国をはじめとした凡そ四ヶ国の情報機関による陣取り合戦であった。各情報機関がそれぞれの国益や国際情勢に合わせて自らの国や組織に都合の良い言論に対して、あるいは金銭的援助を与え、あるいはシンパや系列のメディアにこれを取り上げさせて国民を何となくそのような気にさせるという世論誘導を専らにしてきたのである。言論の元ネタを与えたり、場合によっては文章そのものを作成したこともあったに違いない。
我々はその猫の目のように変わる各国の思惑によって、ある者は左往右往し、ある者は公然と他国の宣伝を行い、また過去に行った自分の意見がどうも時流(実際は各国の作戦変更)と外れてきていることに気付いて大慌てで見苦しい言い訳を叫んで反対者を攻撃したり、また、こっそりと重心移動を行って元の位置に留まっているかつての同好の士を批判したりした挙句、それが言論だ、論争だと恐るべき勘違いをして見苦しい大騒ぎを演じながら60年間を過ごしてきたのである。
つまり我々は自らの頭で考え、自らの言葉でそれを表し、自らの肉声で語った思想というものを僅かの例外を除いて持たなかったのである。
お前の読書や知識が足りないからだと言われればご批判は甘んじて受けるが、私は胸を撃つようなオリジナルな論考を表した言論人を三人しか知らない。しかしいくら浅学菲才な私といえども、当該論文が自ら絞り出すようにして生んだ本物の論考であるのか、はたまた胡散臭い他国の影響下で安手に書かれたものかどうか、多数が言っているから自分もとりあえず合わせておこうと発言したものなのか否か―この程度を見極める眼力は備わっているものと、ささやかに自負している。
私が歴史観だ、何だという七面倒臭いことは、ともかく「いかりや爆氏」に与する気持ちになるのは氏の書く文章が氏の直情径行(または年甲斐もない癇癪持ち)ゆえか、自分の言葉として直に伝わってくるからなのである。そして氏の「戦争だけは懲り懲りだ」という思いが完全に血肉となった借り物でない氏の自前の考えだからである。
ちょっと話を脇道に逸らせる。私が高橋先生のサイトに出入りさせていただいてから七ヶ月になるが、その間に目にした文章の中で最も新鮮な驚きをもって読んだのは、高橋先生による、熊沢蕃山の文章から起こした「鎮守の森の神々を畏れ、敬え」という小文であった。
これは日本再生への唯一の処方箋となりうる素晴らしい思想の萌芽であり端緒である、私はそう直感した。高橋先生はこれをどう繋げ発展させてゆくのだろう、私は非常な期待を抱いて続きを楽しみにしていた。
また私は自分でもこれをどうやって次の段階にもってゆくべきかを暫し考えてみたことがある。するとこの内容から次のステップへの距離が、何千里もあることに気付き、その作業を諦めると同時に高橋先生の苦衷を察し、しかし無責任な立場からこの距離を一気呵成に縮める力技を一高橋ファンとしてどうしても見届けたいという思いが募った。
現在のところ私の期待は肩透かしを食った形になっている。この小論に対する反応が非常に薄かったので高橋先生がこれ以上書く気がなくなったのかとも考えていたが、やはり余りに大きな児を産もうとしているのでひどい難産になっているのだと解すべきだろう。高橋先生、私は何年でも(しかし出来れば、私があの世に逝く前に)お待ちいたします。何卒、続きを、お書きになって、これを発展させて下さるようお願いいたします。
#まだしつこく続きがあります。
投稿: kenkensya | 2008年12月18日 (木) 13時27分
石川太郎様
ご意見、誠にありがとうございました。
寡聞にして「武装中立論」は知りませんでした
が、日本の国体に整合するものだと感じました。
田母神氏はぶれないと思います。バッシングを
覚悟して、荒波を真正面から受けている姿は立派
だと思います。論文の出来不出来はではなく、彼
の憂国心情は本物です。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年12月13日 (土) 00時55分
田母神さんの論文を眼にして、辻政信という元大本営参謀が戦後、総選挙に出馬したときの演説を思い出しました。昭和20年代の中頃の金沢でのことです。彼は、武装・中立論を軸に、対米従属でなく、非武装・中立でもなく、武装・中立こそが日本人の精神的自立の証であることを強調していました。小学生の私
でも何となく分かる気がしました。
当時、私は「小国民のための大東亜戦史」とか、山中峰太郎の「敵中横断三百里」など戦前の出版物を読み漁っていましたので、辻政信さんの主張に共鳴する下地があったのです。
私は、田母神さんの論文に全幅の共感を覚えている訳ではありませんが、政府や野党、マスコミから袋叩きに遭うリスクを承知しながら、ご自分の憂国の心情を吐露することを禁じえなかったことに、日本男子の
一面を見たように思います。
したがって、これからの田母神さんの生き様に注目したい。自民党筋
や防衛産業筋からの誘いに乗るようなことはないと思いますが、あくまでも憂国の侍としての矜持を貫いて
いただきたいと思います。
投稿: 石川 太郎 | 2008年12月13日 (土) 00時09分
戦時中 日曜日 外出の許可が出て数人の友と 山に登った はるか向こうにデルタの故郷が見えた 思わずああ帰りたい 脱走でもするかとつぶやいた するとそれを聞いた友が 貴様 それでも帝国海軍軍人かと こっぴどくどなられた この ほんとに 誠実な友は 精神的にも 肉体的にも 厳しい軍隊生活に耐えることができず 自殺してしまった いい加減なところのある私は大変つらかったけれど 今まで生きている 日本人で誠実ないいひとが 日本は侵略国家で 悪い国であるという自虐的な歴史観を植えつけられて 占領政策 それによって利益 権力をえた集合体に利用されていることをわかって欲しい 侵略などしない 善意のある他国に守られ 生きていけと 集合体はあなたに言ってるのだ
投稿: kai3907 | 2008年11月18日 (火) 21時22分
ジンギスカンが他の国を征服したとき 徹底した恩賞と刑罰で臨んだという アメリカの日本占領にも 相当な恩賞と弾圧はあったと思う マッカーサーが日本を去るとき 多くの日本人が別れを惜しんだと聞く 地位 財産 利権等 色々なものが この最高権力者によって 個人 団体に与えられたことは 想像できる そこに日本人を縛る規範が生まれた 日本は侵略国家で 軍隊は野蛮で 日本の平和は他の国に守ってもらい ひたすら過去の悪い出来事を反省する そうして最高司令官の統治によって得たものを守る 国の品位等より利益を優先するという 今その規範から出るときです
投稿: kai3907 | 2008年11月17日 (月) 19時15分
田母神の論文を賛美する人がなぜこんなに多いのか理解できません。
彼は、蒋介石に煽動され、コミンテルンに嵌められて、敗戦にむけて突っ走っていった日本の歴史が輝かしいと賛美しているんですよ。
今の日本が中国の謀略で失われても、田母神は「日本は中国に嵌められただけで美しい日本」なんて呑気な論文を書いているのでしょうか?
こんな司令官はさっさと首になってほっとしました。
投稿: 神功 | 2008年11月14日 (金) 02時25分
田母神氏が問題提起するなら、「侵略は濡れ衣だ」というのではなく、
逆に「満州事変が国際法違反なら、アメリカの原爆投下や無差別爆撃も、ロシアのシベリア抑留や北方領土問題も、中国の中越戦争やチベット動乱も国際法違反だ」と言うべき。
中国で「人民解放軍」という名称で「中越戦争や、チベット動乱も虐げられた人民を解放する戦いだった」と言うのと同列です。
日本軍も「アジア人民解放軍」とでも名づければ正義があったのでしょうか?
また国連至上主義も現実的ではありません、極論すれば幻想でしか過ぎません。
最終、国連もアメリカも日本を守ってくれる保障等どこにもありません。
日本の国連分担金の多さにも大いに疑問が残ります。
分担金を正常に戻し国防費に当てたほうが有効と思いますが、こうした議論がないのも不思議です。自分の国は自分で守る気概がなければ、守れません。
このことを啓発した意味で田母神氏の論文は評価してもいいと思います。
北京で感じたことですが「日本人学校で一部の生徒が日本国歌を歌えない」現実があります。
これは一部の地域の日教組の影響ですが、私はこうしたことに怒りを感じます。
中国人も馬鹿にしていました。
日本は民主国家ですから反対するなら法律を変える運動をすることが正解であって、
今ある国歌を歌わせないというものではないと思います。
ともあれ戦勝国の歴史観を鵜呑みにし、歴史について日本悪者論(自虐歴史観)だけがマスコミに氾濫することへの警鐘かもしれません。
日本の軍人が全て悪いと言うのでは、国のために死んで行った者たちがまったく浮かばれません。
田母神論文は「自国を守る自衛隊の存在をきちんと認識してくれ」という観点から見るとここに意義があると思います。
投稿: gao | 2008年11月14日 (金) 00時08分
「正体みたり売国奴」と取れる首相の発言を聞き、ますます我が国の将来に不安を通り越して絶望すら覚えた次第です。
公明(?)党に擁立され立場も何もない首相が田母神氏を呼び捨てにした揚句「文民統制」の強化を徹底すると放言する始末です。
「文民統制」とは聞こえは良いですが、重要な局面の判断を現場を知らないド素人に任す事です。証人喚問で発言も認めずいわば弁護人なしの裁判で都合の悪い者を即座に排除する姑息な手法。これが「法治」国家日本の悲しむべき現状です。
中国戦国末期の屈原もやはり小生と同じ心境だったと思えてなりません。腹黒い隣国に領土ばかりか国民精神まで汚染され、正常者と見るや危険人物として排除される。
懐に石を抱き東海を踏む以外道はないのでしょうか。
投稿: 中村主水 | 2008年11月13日 (木) 12時05分
航空幕僚長が更迭された~というニュースを見て、
何の事?と思い調べたらこちらのサイトにたどり着きました。
私が見たニュース番組では論文の内容に関して一切ふれられていませんでした。
最近つくづく思うのですがマスコミは信用できませんね。
私も太平洋戦争について自分なりに色々調べるうちに教科書がいう日本は悪だったという認識に疑問をもっていました。
田母神俊雄氏の論文が政府によってもみ消されようとしている事について非常に遺憾です。
投稿: ごんべえ | 2008年11月12日 (水) 02時31分
dai様
コメントありがとうございます。
日本は言論の自由を高らかに謳っておりますが、
田母神氏の歴史認識に政府やメディアが対処して
いる姿を見ますと、内容を検証させない、世間に
出さないという強い姿勢が見え見えですね。
完全に言論の非対称性が見えます。田母神氏自
身が参考人招致のあとで『更迭は言論弾圧だ』と
断言していました。河村官房長官が委員会冒頭で
“この場は歴史認識を披露するばではない”など
と言って先制パンチを出していましたが、では何
の場なんでしょうか。
人を呼んでおいて喋らせない参考人招致とは
まったくおかしいとしか言いようがありません。
また、田母神氏は「今回、村山談話の正体がわ
った!これは言論弾圧だ」とも言いましたね。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月11日 (火) 23時57分
流れてきました。
田母神さんの論文は読みました。
自分も内容は理解、共感できますし素晴らしいと思うのですが、マスメディアの取り上げ方が一方的で情けなくなります。
空幕長としての問題発言(しかも間違った史観の前提で)としか報じない、国会でもそれしか追及しない。
なんで論文の内容の正否を検証しないのか?
と考えると、これはもうメディアすべてが米国に洗脳されていて、そうでない人々は多数存在するものの、国民の目に触れる場には出られない状況なんだろうと。
日本の将来に悲観とまではいかずとも、ずっとこのままなのでは?と失望してしまいます。
本気で論文を検証したら、それが真実だと(国民が)判ってしまって、都合の悪い人達(米国と米国に近い政治家)が国家の中枢を担でしょうね。
ここで批判をしている方、どうやら田母神さん以下その賛同者を「ウヨク」と表現なさっておられるようですが、これは某漫画家の方が「サヨク」と表現されたのを逆手にとっただけの、幼稚な手法に見えて苦笑してしまいました。
しかも批判の内容は、高名な「サヨク」学者の受け売りだけで、ご自身で歴史検証をなさった訳でもなさそうですね。
日本人は死んだのでしょうか・・・。
投稿: dai | 2008年11月11日 (火) 23時05分
中村主水様
コメント、ありがとうございます。
まさしく戦後の日本は漸減的に国家意識が薄れ、
現代は完全溶解の一歩手前です。
田母神論文は、皇国の興廃この一戦にあり、と
同レベルのタイミングで出たものと信じます。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月10日 (月) 22時58分
今回このページと「田母神論文」についての見解を拝見し、まだ日本人も捨てたものではないと感銘を受けました。
東京裁判以降の自虐史観に毒された皇国臣民は自国への誇り、美徳を戦勝国(米国)により徹底破壊され更に憲法9条なる解釈によっては全く達磨状態にしかならない「自衛権」しか持たない3流国家に成り下がったのでした。
今回の「田母神論文」はこの悲しむべき国家の現状に「現場」の立場から自虐史観の眠りから覚めぬ皇民達に一石を投じたものであったと確信しております。
投稿: 中村主水 | 2008年11月10日 (月) 18時05分
>満州にソ連軍が条約を破って侵攻し、多くの邦
人たちが犠牲になり、シベリアに抑留されまし
た。今の人々は関東軍が邦人を無残に見捨てたと
言う人が多いのですが、ほとんど尽きかけた
弾薬や兵力の衰退で応戦する力は残っていなかっ
た。北を見捨てざるを得ない状況があったのです
が、それでも守り抜いた関東軍が存在していたこ
とは確かです
満蒙国境見渡す限りの草原に殺到するソ連の大機甲師団を前にして、塹壕で防戦態勢に就いていた、のちの名人、古今亭志ん生の手元には、小銃一丁と弾丸が十発あっただけだそうです。
どうせ死ぬのなら、好きな酒を飲んで死のうと、隠しもっていたウォッカを二本まとめて飲んだのに死ねず、終戦後二年してから、めでたく、帰国。高座にのぼったそうです。
投稿: kenkensya | 2008年11月 5日 (水) 15時34分
この田母神発言については防衛庁も処分したし、読売新聞も強くは支持しなかった。こうした歴史認識についての妄言が日本では長らく政治家・閣僚から吐かれてきてその都度批判されてきたが、ここにきて2008年にはやっと「日本軍は悪い侵略行為をした」が日本の常識になったと思っていた。
しかしやはりと言うか愚かなブログを書く人がいて驚いた。ここはその日本の常識に反し、勉強不足で愚かな爺がその妄言を支持したに過ぎないとは思うが、しかし批判すべきことは書いておこう。無知な人間に田母神発言が<批判される理由>を親切に教えてあげるべきだと思うからだ。
1歴史的事実と異なる
・・・右翼的立場で歴史を眺めている秦郁彦でさえ田母神論文を完全に否定している。秦郁彦は盧溝橋事件を研究したが、田母神が日本軍自身が謀略であると認めている満州事変を無視し、自分の研究をまったく無視している事を指摘している。そしてそもそも田母神論文は検討に値するような内容がない。
2歴史の見方として新しいものがない
・・・田母神論文には彼独自の視点や指摘がなく、過去の同種の妄言のよせ集め・焼き直しに過ぎない。従って歴史的事実の発掘・新しい視点からの問いかけという点でまったく評価できない。それを絶賛するここのブログ主はよっぽどこうした妄言についての歴史に不勉強なのだろう。
3「戦争を知らない爺」の時代
・・・戦争を知らない若者が雑誌「WILL」などの事実無根の記事に乗せられてバカな事を言うのはわかるが、ある程度の年齢の爺でもそうなのが悲しい。だが今や田母神氏も含め60歳以下は全て戦争体験はなく、ここのブログ主も含めて、そうした「戦争を知らない爺」が戦争について希望的観測による嘘をつく時代が来たのであろう。そう思うと本当に嘆かわしい事だ。
4田母神論文の愚かな「動機」
・・・田母神がその論文を書いた動機は、従軍慰安婦を自己意思による商行為とする妄言、沖縄戦「集団自決」を殉国美談とする妄言、南京大虐殺を否定しようとする妄言と同じだ。メディアや政治評論家は不勉強なので触れないがそれらの「動機」は<戦争をしたい>ということであるのはよく言われている。日本を戦争のできる国にしたい、その為には国民に軍隊によいイメージを持ってもらいたい。その為には個々の事例では日本軍の残虐行為はなかったことにし、全体では侵略ではない、と言いたい。という関係性である。これは田母神氏の会見発言からでも読み取れる事だ。そして同種の事は昨年、戦後最大の歴史修正主義者である安部晋三の慰安婦に関する発言が最もよい例である。
5嘘をつかないと生きていけない程、弱い「ウヨク」
・・・上記の現象は非常に愚かしい。彼ら日本を戦争をできる国にしたい人々(ここでは簡単の為にウヨクと呼ぶ)は、嘘をつかないといけない程自信がないらしい。世界で戦争を否定した憲法を持つのは日本だけであり、その点で彼らウヨクの主張は同意できないが理解できる。しかし彼らはそれを主張するのになぜか嘘をつこうとする。
ここのブログ主のように不勉強な人間は、それを理解していないように見える。判りやすいように反対の例を示せば、石破茂のように沖縄戦での日本軍の悪行と醜さを認めた上で日本を戦争のできる国にしたがっている者もいるという事だ。少なくとも彼の歴史知識は間違いではない。
同じウヨクでも田母神はそれ以下のばか者だという事だ。戦争の歴史を知れば人間がいかに醜いものかよくわかる、しかしその醜さから目をそむけず、改善していくことが明日へ繋がるのではないのか?田母神はそれもできないばか者だと言う事だ。
6日本人は自ら戦争を否定してきた
・・・他人の書けない事も書いておこう
>アメリカによって刷り込まれた誤まった歴史観によって自分を見失っている(神州の泉)
これは明らかに間違いだ、日本人の戦争認識は戦後一貫して、1930年以降の日本の戦争を悪い事だったとして否定してきた。確かにGHQは占領下で民主主義をプロパガンダしたが、日本人は独立後もそれを継承し、更に戦争否定という点ではむしろ独立後の方が強くなっている。これは例えば1952年以降の日本での大変な戦争映画ブームの様子でわかる事だ。一例でいえば日本軍の攻撃を劇映画で見せた最初の映画「硫黄島の砂」は大変な大入りだったが、そこにあった日本人観客の関心は日本のした戦争の事実への関心であって、けしてアメリカに刷り込まれた視点ではなかったということだ。
「戦争を知らない爺」の弊害はこうした近い過去を自らの無知を省みず、捻じ曲げる点にあるだろう。
田母神のような言い方で日本を戦争のできる国にしたがっている者は、歴史と人間の本質を直視できない愚か者であり、そうした人間の主張をまともに検討できる訳がない。もし主張したいなら、日本軍の悪行をちゃんと直視し認めた上で、安全保障論として論じるべきだ。
投稿: zames_maki | 2008年11月 5日 (水) 13時30分
高橋さん、コメントありがとう。
私の意見に全く賛同してくれる者がいないのは淋しい(もっとも、それを期待するのが無理やと思っていましたが)。
私は終戦の年は10歳、激しい米軍の空襲で逃げ惑うなかで左足に火傷を追いました。知人の姉弟(私より2、3歳年上)は、背中に瀕死の大火傷を負い、当時は抗生物質もなかった時代、背中に蛆がわいているのをみて、子供心にショックをうけました。当時狭い我が家には、家を消失した家族が3家族(我が家をいれて4家族)が同居していました。
昨年、遠戚の叔父が83歳で亡くなりましたが、特攻隊の生き残りで、ダンボールいっぱいの遺品をもらいうけました。
彼は二人兄弟で、お兄さんは、中国戦線で片足をほぼ全部を失い、それがために、生涯独身を余儀なくされた。
この兄の負傷のために、彼は後回しになり、彼は生き残った。多くの戦友を送った彼が言っていました。
「もう、日本は二度と戦争したら、あかんとよ。軍隊ば海外に出したらあかん」と。
私らの年代は、戦争の悲惨さを知る最後の年代です。こうして機会がある度に、なるべくこの戦争の悲惨さを訴えるのが使命と言えば大袈裟ですが・・・。
高橋さんのお母さんは米寿(88歳)ですか。下記文章は、一年前或る掲示板での私の投稿文です。
お母さんなら、私の心情はおわかりいただけるかも知れません。読んで聞かせてあげていただければ、嬉しい。よろしくお伝えください。
>玉砕兵士の遺作(*アッツ島玉砕の)
「短きを何かなげかむ君のため 御国のために捨つる命は」
当時は「鬼畜米英」だった。いまは、「隷従米英」。
いつも思う。アメリカ憎しを叩き込まれて戦死した兵士たちは、今の日本人の姿をみて何思う?「俺たちの死はい一体なんだったのか」と。
戦争が終わった後にも、千名近くの兵士がBC級戦犯として処刑された。
戦争が終わって2年以上経過した後に、処刑された或兵士の「獄窓の遺書」には、小学校に入学したばかりの一人息子にも読めるように、わざわざ「かたかな」で書いたものがある。
ノリアキノ ガッコウスガタヲミテ ウレシクオモフ コンゴモヨロシク ヨウイクタノム。
ナホ オンミラノ コウフクヲ イノル。
シャシンミテ カンガイ ムリョウ。
ハナハダ キノドクダガ ショウガイ ノリアキノ ケンボトシテ ヨウイク タノム。
オメイヲキルモハズルナシ ヤガテハ サキテ ワカザクラ ユクスエマモル オンミラヲ。
ヘンムヨウ サラバ。
戦後、アメリカは東京裁判で日本の戦争の大義と責任を問うて、日本を裁いた。
アメリカはイラク戦争の大義、「大量破壊兵器の存在と、テロとの関係」を問うてイラクで一方的に戦争をはじめた。
だが、大義はなかった。ごまかしで始めたイラク戦争で何十万のイラク国民犠牲者と荒廃した大地・・・戦争は最大の環境破壊。
ブッシュ一派はAクラス以上の特級戦争犯罪人たちであること間違いなし。誰もその責任を問う者なし。
ごまかしのテロ徒糞法、アメリカの要請にただひたすらに従おうとする醜い自公政治家たち・・・アメリカの虜囚になって辱めをうけまいとして玉砕したアッツの兵士たち、山崎大佐は今何を思わん?
投稿: いかりや爆 | 2008年11月 3日 (月) 19時33分
こんにちは。たびたび失礼します。
この田母神氏が論文で示した見解についてさらに考えてみたのですが、自衛隊員ならこのような見解を持つ事は当然ではないかとも思います。自衛隊はやはり日本軍であり、旧日本軍を継ぐ存在です。そして軍隊は有事となれば、敵と戦い殺す事も殺される事も覚悟しなければならない存在です。そして、殺すか殺されるかとという覚悟は決して私利私欲から出る物ではなく、「自分は正しい事をしている」という信念からのみ出る物なのではないでしょうか。だとすれば、旧日本軍の兵士はやはりほとんどが「この戦争は日本を守るための戦いである」という事を信じていたし、その後継である自衛隊員が「あの戦いは決して一方的な侵略ではなかった」と考えるのは当然であり、またそうでなければならないはずです。「日本の軍は強くなると必ず暴走し他国を侵略する。、だから自衛隊は出来るだけ動きにくいようにしなければならない。」これは正にWGIPの正に中心となる考えですが、このような意識では自衛隊員は「命を懸けても日本を守る」という考えは出て来ようがありません。それこそ「米軍の方がまだまし」ということになってしまうのです(数年前、TBSで「さとうきび畑の唄」というドラマがありましたが、このドラマは二重の意味で悪質でした。主人公の兵士は捕虜の殺害を命令され、それを拒否したため上官に射殺されました(旧軍で本当にこんな事があったら大問題になるはずです)。そしてラストシーンはその主人公の娘が米軍に保護される、というものでした。まさに「日本軍は野蛮で米軍は礼儀正しい」というWGIPそのものでした)。そんな中発表された今回の田母神氏の論文は「WGIPは間違っている。旧日本軍は決して侵略者ではなく、日本を守るために戦った。自衛隊はその意思を継がなければならない。米軍に頼らず、自らの力で日本を守らなくてはならない」という意思の表れだった、という事ではないかと思います。
そうなるとイラク戦争に関連しての田母神氏の一連の発言はやはり、「例え間違っていても、我々は政府の命令に従うしかない」という自嘲をこめた発言であり、今回の論文こそが田母神氏の本音、そして少なからぬ自衛隊員の本音なのではないでしょうか。いや、そうでなくてはならないはずです。
投稿: JAXVN | 2008年11月 3日 (月) 14時38分
自虐史観が日本人に与えている弊害について、大変わかりやすく説明して頂きありがとうございます。田母神さんの論文とともに、多くの人に読んでもらいたい記事です。
投稿: | 2008年11月 3日 (月) 13時11分
kenkensyaさん
># 高橋先生、憲法9条と、今回の田母神氏の
>論文について、私見を書いてもよろしいでしょ
>うか?
どうぞ、よろしくお願いします。私に気兼ねし
ないでください。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 3日 (月) 10時41分
いかりや爆さんへ
ご意見しっかりと承りました。
なれど、田母神論文に対する私の意見はまったく
変わりません。誰が主催した懸賞論文募集であろ
うとも、田母神氏の大東亜戦争史観は私の歴史認
識と符合するものであり、讃美を惜しみません。
歴史は解釈、とらえ方によって真相は一筋では
ありませんが、それでも日本人はGHQによる洗
脳史観に覆われているのであり、その曇ったベー
ルを外してみる必要を感じます。
コミンテルンの戦争史観を植えつけられるとい
うことはマルクスが共産党宣言で唱えた『階級闘
争史観』を大東亜戦争に当て嵌めているものであ
り、すべて軍部の指導層が悪かった、国民は彼ら
に引きずられた被害者にほかならないという実に
まちがった歴史観です。
母は米寿になりますが、満州北支の住人でし
た。終戦時に命からがらソ連軍から逃げました。
その母が田母神論文を読んで、これが当時の実相
に近いと断言しています。戦後生まれの我々とは
異なり、この世代は開戦から終戦までリアルに体
験しています。母は他の邦人たちと一緒に満州南
下逃避行という生死を分ける行動をしたとき、関
東軍に守られて助けられています。
満州にソ連軍が条約を破って侵攻し、多くの邦
人たちが犠牲になり、シベリアに抑留されまし
た。今の人々は関東軍が邦人を無残に見捨てたと
言う人が多いのですが、ほとんど尽きかけた
弾薬や兵力の衰退で応戦する力は残っていなかっ
た。北を見捨てざるを得ない状況があったのです
が、それでも守り抜いた関東軍が存在していたこ
とは確かです。この状況一つ取っても、後世の人
の解釈は否定的であるのに、大東亜戦争全体の
解釈については不当にバイアスがかかっているこ
とは否めません。
あの戦争を林房雄や大川周明の視点から検証し
なおすことは必要です。鬼畜米英を馬鹿な認識と
言いますが、アングロサクソンの長期間の侵略を
思えば侵略史観はむしろ彼らに当て嵌まると思い
ます。正義の戦争はないと思いますが、少なくと
も国家や民族の自存自衛の戦争はあるのです。
これは戦争讃美とはまったく位相が異なります。
この部分で私は田母神論文を全面的に支持しま
す。渡部昇一氏のことですが、私も彼の本は多く
読みました。あとで彼の親米を感じたとき読まな
くなりました。私にとってはアパの問題や渡部氏
の認識がどうであろうとも、田母神論文そのもの
は強く支持いたします。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 3日 (月) 10時38分
「米国諜報機関の人脈」
ロッキード事件で有名になったK氏、下山国鉄総裁暗殺事件の首謀者T氏(松本清張・「日本の黒い霧」の「推理・松川事件」の末尾に出てくるT氏と同一人物)、モーターボート協会のS氏、GHQホイットニーにむかって「閣下も、もう少し(英語を)勉強すれば上手くなりますよ」と言ったと伝えられるS氏、更には吉田茂首相、安保条約の岸信介首相、これら戦後右翼の主流になった人たちが、G2または、その後を襲ったCIAと強いつながりがあることを知って我々はその根の深さに暗澹とした思いにとらわれる。おそらく「親米右翼」ないしは「親米保守」の源流は、この辺りにあるのだろう。
従って私は、これらの人物がいくら「忠君愛国」を唱えようともそれを真に受ける気にはならない。米国は自国の国益に適う者以外を生かしておくことは絶対にありえないからである。
一方、米国からの支援・協力を拒絶し、これら「親米右翼」の面々に逆らい続けた真性の愛国者であった万年東一氏(愚連隊の神様、右翼)、加納貢氏(ジュクの帝王)の、颯々とした生き方に我々は強い憧憬の念を抱く。この二人が、金銭欲、権力欲、名誉欲からまったく自由であったことは、自分の中に色濃くあるこれらの欲を省みるとき、己の狭量と浅ましさに非常な自己嫌悪を抱くのである。尚、万年東一氏については以下のものをご覧いただければ、その人物がわかるかもしれません。
http://www.zorro-me.com/miyazaki/m_m_01_j.html
# 高橋先生、憲法9条と、今回の田母神氏の論文について、私見を書いてもよろしいでしょうか?無論、お気に召さなければ削除してくださって構いません。
投稿: kenkensya | 2008年11月 3日 (月) 05時06分
田母神論文について
神州の泉の高橋さんが、田母神論文にこれほど思い入れがあるとは、いささか驚いた。
正直言って、戸惑いを禁じえません。
アパグループの懸賞論文で、最優秀賞300万円受賞作品だそうですね。
田母神論文について一言でいえば、確かに日本は、そそのかされて深みに嵌った面がある。しかし、だからと言って「殴りこみをかけておきながら、殴られた側からの視点を欠いて、殴った方が濡れ衣だった」という言説は、この国の防衛を担うトップとしてお粗末と言うほかない。
日本はあらゆるところで偽装問題が発生している。
年金偽装、偽装請負、偽装派遣、農薬偽装、食品偽装、汚染米偽装・・・アパグループと言えば、偽装問題の原点「耐震偽装」となった顰蹙を買った企業グループである。
今回の田母神論文は、戦争まで「濡れ衣偽装する」とは、日本人も落ちるところまで落ちたの感は否めない。
それを、あろうことか信頼する「神州の泉」さんが、賛美するとは・・・。
アパグループは、「耐震偽装」問題、アパホテル社長元谷芙美子、ヒューザ小嶋社長、安晋会(安倍晋三の後援会)、などが思い出される。どうみても好印象はない。
同懸賞論文の審査委員長が渡部昇一氏ならば、田母神論文は渡部氏好みであり、趣味?が一致しているので、さもありなんと納得できる。
昔(と言っても10年くらい前まで)は彼の本を、むさぼるように読みました。
しかし、段々嫌気がさして逆に反撥するようになった。
私の見方が間違いなければ、彼は薄汚い『親米保守』です。ブッシュがイラク攻撃開始のころ、大量破壊兵器が出てきたわけでもないのに、あることを前提としてアメリカのイラク攻撃を支持し、小泉首相(当時)の自衛隊派遣を是認した。
今ではブッシュ政権の主要な閣僚クラスにあたる人物さえも、次々とブッシュのもとを離れている、アメリカ国民の支持率も史上最悪とまで言われている。渡部氏の、「ブッシュのイラク攻撃を支持、小泉氏の自衛隊派遣是認」は、完全に理論破綻している。自分の言葉に全く責任を持たない男、彼はそれをごまかしながら生きている。
田母神論文は、東京裁判について、次のように述べている。
””東京裁判はあの戦争の責任を全て日本に押し付けようとしたものである。そしてそのマインドコントロールは戦後63 年を経てもなお日本人を惑わせている。・・・””
東京裁判についての彼の主張は、決して目新しいものではない。かく言う私も同様の見解である。
東京裁判を主導したのは、言うまでもなく、米国である。田母神氏は、この国の防衛を担うトップの一人である。
ならばせめて東京裁判の無効性を主張する前に、彼らが東京裁判で、日本のリーダーをA級戦犯として責任を問い、裁いた「平和の罪」が一体何だったのかくらいは理解できるだろう。
ブッシュは、かっての米国が日本のリーダーの責任を問うた以上の「罪」をイラク戦争で犯しているではないか。それを不問にしてアメリカの言うことに唯々諾々として従っているこの国の現実に思いを致さないほど、彼の知性は幼稚なのだろうか。
さらに言わしてもらうなら、先の戦争で「鬼畜米英」を徹底的に叩き込まれて戦場に送り出され死んでいった兵士たちは、その鬼畜米国の言いなりになっている「今の日本の現実」をみて、「やはり俺たちは犬死だった」と叫んでいるに違いない。
怨霊は癒されないかぎり、必ずこれからの日本国に大きな災いをもたらすことだろう。
参考:
http://jp.youtube.com/watch?v=MLvyta_NzsU
投稿: いかりや爆 | 2008年11月 2日 (日) 23時03分
kennkensyaさん、こんばんは。
ほんとうに興味深い記事をありがとうございま
す。続きが読みたくなって仕方ありません。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 2日 (日) 18時39分
JAXVNさん、こんばんは。
彼の「そんなのかんけーねー」発言は知ってい
ましたが、隊員さんたちの気持ちを忖度しますと
最高責任者の命令には従うのが軍人の建前であ
り、民間に意見を求められてもあのように答える
しかなかったと思います。軍属の身分がなくて
も、彼らは一旦緩急あればためらいなく超法規的
に防衛行動を起こすでしょう。日本人として。
私は彼らを信頼していますから、今の宙ぶらり
ん状態は良くないと思います。しかしアメリカに
扇動されて動くような組織にはなってもらいたく
ありません。それをやるくらいなら、九条を堅持
したほうがまだ増しというものです。しかし、イ
ラクに行けと言われたら行くしかない、そのジレ
ンマを一番良く知るものが自衛隊です。最高司令
官の宰相が国賊であっても、その命令を聞くのが
彼らの本分でしょう。嫌なら軍事クーデターしか
ありません。昔「皇帝のいない八月」という映画
がありました。渡瀬恒彦が出ていました。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 2日 (日) 18時36分
いすけ屋様、こんばんは。
浜田大臣による更迭タイミングは早すぎました
ね。用意周到といいますか。情けない限りです
ね。オヤジさんの馬鹿さ加減を受け継がなければ
いいのですが。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 2日 (日) 18時23分
鍵英之さん、こんばんは。
確かにこの論文は重要なものとなるでしょう。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 2日 (日) 18時21分
アーティチョーク様
小泉純一郎氏を筆頭として属国政策にうつつを
抜かした政治家は責められるべきなんですが、そ
ういう傀儡政治家を登板させたのは国民なんです
ね。
やっぱり国民に巣食っている内なる負け犬史
観、つまり東京裁判史観を克服しなければ属国屈
従状態を脱却することは難しいと思います。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 2日 (日) 18時19分
生きた化石様
辛坊二郎氏は政権べったりですからね。まあ、
読売系はこういう人物しか使わないでしょうが。
裁判員制度や共謀罪、人権擁護法案は危ない
ですね。成立しないように阻止しないといけま
せん。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 2日 (日) 18時15分
こんにちは。
この田母神氏については、イラクへの航空自衛隊派遣違憲判決について「そんなの関係ねえ」と発言した人でした。「米軍のイラク攻撃への『日本の参戦』に賛成している人がこのような事を書くのか?」とむしろ意外な気がしたのですが、改めてあの時の記事を見ると「派遣されている自衛隊員の心境を代弁するなら」という注釈がついていました。
「田母神空幕長が「そんなの関係ねえ」
防衛省の田母神俊雄航空幕僚長は十八日の定例会見で、航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした名古屋高裁判決が現地で活動する隊員に与える影響を問われ、「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数は『そんなの関係ねえ』という状況だ」と発言した。
有名お笑いタレントの言葉を使い、司法判断をやゆしたと取られかねない発言に批判が出そうだ。(後略)」
http://www.daily.co.jp/newsflash/2008/04/18/0000955518.shtml
今にして思えば「司法判断を揶揄した」というより、「自分達は政府の命令に従うしかない」という実態を自嘲した物だったのかもしれません。私は田母神氏の事を誤解していたようです。
この田母神氏の論文は決して独創的な物ではないかもしれませんし、幕僚長としては適切ではなかったかもしれません。しかし、この論文が更迭の理由になるようでは「やはり日本には言論の自由は無い」と言えるのではないでしょうか。立場の違いはあっても、言論の自由は守られなければなりません。むしろ「左派」と言われる人々こそ、今回の更迭劇に抗議すべきではないかと思います。しかし、報道では「左派」は今回の更迭という決定を支持しているようです。「自衛隊員を再教育すべき」という意見すらあります。このような意見こそ「言論の弾圧」に他ならないと思うのですが。
投稿: JAXVN | 2008年11月 2日 (日) 17時27分
いつも「信州の泉」さんのブログには感嘆させられます。
田母神論文は、まさに私達の鬱憤を世に伝えてもらいました。お上の世界はいろいろあるようで、更迭処分はいかに政府が、韓国、中国、アメリカそして野党の反撃を恐れたかということでしょう。村山談話、河野談話の撤回すら出来ない限り、日本の政治は前に向いて進めません。
投稿: いすけ屋 | 2008年11月 2日 (日) 16時07分
高橋様
こんにちは。
神州の泉を読ませていただけていなければ、論文のその重大性に気づかないままだったと思います。ありがとうございました。鍵英之拝
投稿: 鍵英之 | 2008年11月 2日 (日) 15時28分
自国を自前の軍隊で守る、これは当たり前のことですが今の日本にはそれが出来ておらずアメリカにその部分を頼っていることからアメリカにいいように属国扱いされ、富を収奪されているのは歯がゆくて腹立たしいことです。
そういうことをこれ以上容認することはできません。
しかしアメリカの属国状態であることを放置してきたのはこの政府、この国民なのですよね。
この部分にメスを入れなければならないのは自明です。
投稿: アーティチョーク | 2008年11月 2日 (日) 14時02分
「ジュクの帝王」
一年ほど前、「新宿愚連隊の帝王」(新宿のキリストとも)と呼ばれていた加納貢の評伝、「風、紅蓮に燃ゆ」という本を読んだ。残念なことに、この本もすでに手元にはないので記憶で書くしかしかたがないが、印象に残っているところを何とか再現してみる。
赤狩りが日本でも盛んに行われていた当時、乳のみ児と一緒に乳母車で「赤旗」を運んでいた女性が警察官に連行されようというところを救った加納が数十年してから質問を受けて、
「愚連隊の加納さんが、アカを助けるなんて、おかしくないですか?」
「いや、それは関係ないんだよ。-中略-、戦時中から戦後にかけて右翼だ、左翼だと、ころころ変わるやつはいくらでもいたもんさ。でも大体において思想が太くなれば、その分、人間性は細くなる。それと戦後の日本は、そもそも胴体がなくなってしまったんだから、右だろうと左だろうと翼をつけようがないじゃないか」
昭和三十年、舎弟の水田氏と土肥にでかけた加納貢が温泉につかりながら戦後十年を振り返る。
「終戦から十年たって、まさか日本がこんな風になるなんて夢のようだな」
「そうですか」
「ああ、戦前の軍国主義もロクなもんじゃなかったが、今はもっと悪くなった。アメリカの僻地がこの日本なんだよ」
加納貢が、敗戦直後、悪さをしようとしていた米兵を一人残らず素手で叩きのめし、三国人の暴力から新宿を護る一方、キャノン機関(G2)からの反共工作の協力要請を断固として拒絶したことは記憶に残していいのではないか。
投稿: kenkensya | 2008年11月 2日 (日) 12時16分
いつも拝見しております。
土曜日の日テレ(朝8時~?)に辛坊二郎が出ておりました。
その中で、視聴者からのメールを「二通」読み上げました。
1.国民が作った借金だから私たちの時代で返していくのは
仕方無い。
2.消費税が20%になるのは事は仕方無い。
福祉にお金が掛かるから仕方ないが、他のことをしっかりやって欲しい。
という二通のメールを読み上げた後、辛坊が一言、「国民は消費税を上げてもいいと言っているのだから」と言いました。わずか二通のメールを読み上げ、その内容で国民の意見とする・・という発言が、現在の巨悪マスコミの象徴だと思い、背筋が寒くなりました。ナベツネの子分の「塩ジイ」も出ていました。こういった偏頗報道が出ている以上、日本国民は米国のマインドコントロールから抜け出せないでしょう。経済破綻が始まった今、日本のリーダー達が目を覚ます時では無いのでしょうか。
田母神さんの論文読みました。
防衛関連の方にもこういった骨の有る人物が居たのですね。
嬉しい限りです。
陪審員や共謀罪を阻止せねばならない事がはっきり見えて来ました。
マスコミのトップにも、田母神氏のような人物が出てきてほしいものですが・・・。
投稿: 生きた化石 | 2008年11月 2日 (日) 12時07分