植草一秀さんが仕掛けられた政治的謀略事件の考察、インデックス
2006年9月13日、エコノミストの植草一秀さんは、京急電車内にて身に覚えのない事件に巻き込まれました。これは狭義の意味では冤罪事件であり、広義の意味では間違いなく政治的謀略による<国策捜査>です。
植草さんは小泉政権初期から、その政策モデルの反国益性を指摘、また、その政策出力が、社会的弱者を無残に虐(しいた)げる方向性を持つことを憂い、自らの危険も省みずに果敢に指弾していました。戦後の憲政史上、類を見ない小泉政権の悪政を糺すため、彼は不退転の姿勢を貫きました。今、小泉・竹中構造改革の見直し気運が強くなっていますが、一般大衆が小泉政権を賞賛していた時も、すでにこの政権と、がっぷり四つで戦っていた植草さんは見直されるべきです。
彼は常に庶民の視線で経済や政策を語ります。たとえば「ウエクサ・レポート 2006年を規定するファクター」(P184~P185)には、こういうことが書いてあります。
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今求められているのは「成長重視の政策」である。言い方を変えれば、「均衡重視の政策」である。「人間尊重の経済政策である。「均衡」状態にある経済とは、存在する経済資源が過不足なく有効に活用されている状況だ。働く能力があり、働く意志が有る人には働く場が存在する状況である。失業が大量発生している状況は、労働力という貴重な経済資源が遊休化したまま放置されている状況なのである。
人間は生きていくために職業を得る必要がある。経済成長を促し、経済を均衡状態に誘導することは、すべての国民に健康で文化的な生活を送ることができるための条件を整えることにほかならない。日本国憲法が保障している生存権を満たすために政府が取るべき責務とも言える。
現在のような不況下でも、現実に生活に困窮する、死線をさまよう人々の比率は10%程度だろう。残りの90%人々はそれなりの豊かな生活を享受しているだろう。しかし、貴重なのは10%もの人々が苦しみに瀕していることを重大視することにある。誰しもがいつこの10%に転じるかもしれないのである。社会学者のロールズは「鎖で繋がれた輪を社会と見たとき、社会の強さは鎖で構成される一つ一つの輪のなかのもっとも弱い輪がどれだけ強いかで決定される」と述べた。
現在の政策は弱者切捨ての政策である。弱肉強食を支持し、強いもの、恵まれたものがさらに収奪を強化することを推進する政策である。同時に日本の国富の所有権が激しい勢いで海外へ流出しており、政府の政策はそれを回避することに力を注ぐどころか、海外勢力に国富を贈与することに貢献するものになっている。
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これこそ、上杉鷹山を思わせる経世済民思想です。こういう庶民済度(さいど)の目線のお人ですから、小泉政権の傍若無人な政策が我慢ならなかったのです。今彼が書き続けているブログの記事も同じ目線なのです。理路整然と悪いものは悪いと言い続けています。
植草一秀さんというお人は、持って生まれた非凡な洞察力と鋭敏な知性、そして、何よりも節を曲げない確固たる良心を持って、悪いものを悪いとストレートに言える稀有な有識者です。彼は、世論が小泉純一郎という人物のカリスマ性を大絶賛する以前から、そのベーシックな国政感覚が、経済に打撃を与え、私利私欲を満たし、外国資本へ利益供与する悪い型を持つことを見抜いていました。
小泉元首相は植草さんが予想したとおりの政策を遂行し始めたので、植草さんは、それが看過できず、勇猛果敢にその過ちを指弾し、適正な方向性を具申していました。そのため彼は、売国国策トレンドに仇なす者として権力の闇に睨まれ、2004年の品川駅構内事件、そして2006年の京急電車事件という、実に二つの謀略事件を仕掛けられています。言葉を換えて言うなら、植草さんは二度も、国策捜査という偽装事件を仕掛けられ、その社会的名誉や人格を毀損されました。
「神州の泉」管理人は、京急事件の翌日から植草一秀事件について考察したことを逐次記事に書いてきました。それを日付順にインデックスにしていますので、関心のある方は御照覧ください。(まだ作成途中ですが・・。)
1、植草一秀氏の二度目の逮捕はまたもや国策捜査の疑いがある
2、植草一秀氏逮捕が不当逮捕だと考える理由
3、植草氏逮捕劇の大いなる違和感
4、植草氏を庇って何の得があるのかという質問に
5、今回、植草氏擁護論が激減した奇妙さについて
6、トンズラ小僧、竹中平蔵
7、植草氏逮捕に関するメディアの独断性と偏頗性
8、植草氏、すでに七回も示談あり、って何だ?
9、植草一秀氏は今、謀殺の危機に晒されている
10、国思う者を救うのは今(植草先生は無罪)
11、「女性セブン」誌、過去7回報道の悪質さ
12、同一情報源のはずが、二つの違う話に分化(植草氏の謀殺を防ごうではないか)
13、植草氏謀殺までの必要な過程として仕掛けられた罠
14、私はなぜ植草一秀氏を擁護するのか
15、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(1)
16、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(2)
17、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(3)
18、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(4)
19、閑話休題(植草氏擁護に思うことあり)
20、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(5)
21、マッドアマノ氏の記事を読んで
22、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(6)
23、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(7)
24、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(8)
25、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(9)
26、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(10)
27、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(11)
28、植草つぶしは「りそな問題」の隠蔽にある(12)
29、植草氏は最高度の危険ゾーンに入った
30、(続)植草氏は最高度の危険ゾーンに入った
31、植草一秀氏逮捕は国策捜査以外に考えられない
32、植草氏の身の安全を心配する理由
33、幽閉されてもなお、弱者へのまなざしが・・
34、植草一秀氏と西村眞悟氏に見える共通性
35、植草氏に関し、初期報道の悪質さ
36、報道と公判証言にあらわれる駄目押しパターン
37、竹中や飯島を引き継ぐ中川秀直
38、米国傀儡政権が、憂国者・植草一秀氏を狙い撃ちした
39、植草事件は国家の行く末にかかわる問題
40、植草氏はシロ
41、植草さんの意見陳述書
42、裁きの庭、腰縄凄愴!
43、ハルシオン混入の可能性か?
44、保釈決定!地裁はどう出る?
45、保釈取り消し二度目の意味
46、奇妙な符合◆なぜ今?
47、綿密な計画性に生じたディレンマ
48、植草氏を取り押さえた二人は暴力のプロか?
49、郵政民営化売国プロジェクトに嵌められた植草一秀氏
50、第二回植草氏公判・見聞録
51、法廷内の植草さんの様子
52、『私服』というキーワード
53、傍聴人A氏の傍聴記(1)
54、傍聴人A氏の傍聴記(2)
55、公判印象記(傍聴人A)
56、位置証言に費やした冗長な時間
57、疑問点(体験から考える:byA)
58、植草氏第二回公判速記録(弁護側尋問)
59、疑問点2 (体験から考える:byA)
60、印象操作(刷り込み)
61、重複する通常国会招集日と第三回公判日
62、「それでも僕はやってない」と植草さんを絡めない民放番組
63、(1)18.12.20第二回公判、速記録
64、(2)18.12.20第二回公判、速記録
65、(3)18.12.20第二回公判、速記録
66、(4)18.12.20第二回公判、速記録
67、真昼の幻想(国策トリック)
68、第三回公判備忘録(通報時間のミステリー)
69、(1)植草事件の突破口(痴漢犯罪の偽装を見破る)
70、(2)植草事件の突破口(痴漢犯罪の偽装を見破る)
71、(3)植草事件の突破口(痴漢犯罪の偽装を見破る)
72、「植草事件の突破口」要約
73、新刊本『植草事件の真実』発売
74、「雑談日記」管理人SOBAさんの功労
75、偽証の可能性は濃厚
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コメント
あっ!!
植草さんが無事に帰還された!管理人様 本当にありがとうございいました。
投稿: 篠崎麻実子 | 2009年10月 5日 (月) 09時26分
本当なのでしょうか。植草氏の経済に対する意見が時の政権と合致しなかったということはあるでしょうが、それゆえ彼の性癖がどのようなものであったかをもかき消すような意見は疑問です。ウエブ上で成人君主面をしてもっともらしいことを申されてはいますが、報道された彼の自室を視て、彼の本質を理解した方は多いのではないでしょうか。セーラー服、どう考えても行き過ぎた性風俗のビデオ、本、雑誌
それらが部屋一面にあふれかえっている状況を見て過去の事件を思い出した方も多いのではないでしょうか。彼の仕事面では立派な面がありますが、私生活面でははたしてどうでしょうか。趣味嗜好性癖は人それぞれで感知すべきことではないのですが、彼の仕事面と一部だけを見て国策捜査とか罠にはめられたとかいうのも疑問です。
投稿: nanasi | 2008年11月 8日 (土) 11時48分