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2008年11月 6日 (木)

植草さんのブログを注視しておこう!間違いなく狙われている

 植草一秀さんのブログ「植草一秀の『知られざる真実』」、10月23日付記事「「逃げ回る」醜態を晒す麻生首相」に対し、毎日新聞の記事(ウエブ記事)を全文掲載したという理由で、ココログから植草さんに連絡メールがあり、ご本人はそのメールの確認が遅れた。それだけで、ココログは植草さんのブログを「アクセス禁止」“措置”にした。当初は事務的な手違いくらいに思っていたが、どうも様子が変だ。

 ココログの通知内容は植草さんのブログにこう書かれていた。

「毎日新聞社より「毎日新聞の記事が全文転載されている。当該記事の全文掲載であるうえ、前後の脈絡から掲載する必然性もなく、著作権法上認められた引用にあたらない。」とのご連絡が弊社宛にございました。」

 私は詳しい著作権法は知らないが、全文掲載は禁止とは言っても、公的に開示されたニュースであるから、普通に考えれば全文転載しても新聞社に実害はないような気もする。なぜならネットで不特定多数に公開されているからだ。しかし、法律的には違反なのだろうか!?

 あまた多くあるブログに、さほど厳密に罰則規定を適用しているとはとうてい思われない。全文引用している例は結構見られるような気がする。もっとも、数万も数十万もあるブログに、物理的に万遍なく目が届いていないということもあるだろう。植草さんに適用されたのは、彼が有名人だから注目度が高いということなのだろうか。

 どうもしっくりこない。言論弾圧の匂いが強くする。流れから言えば、毎日新聞が植草さんのブログ記事を目ざとく見つけ、ニフテイ・ココログに知らせた。ココログは植草さんに上記の通知をメールで知らせてきた。しかし、この文面は警告通知の要素は感じられなく、いきなり罰則のアクセス禁止を適用しますよという強圧感を抱かせる。“前後の脈絡から掲載する必然性もなく”という文が妙に引っかかると言うか、私には合点がいかない。引用文に対して、全体の文脈を構成する主体は、書いた本人である植草さんである。したがって、脈絡と意味づけを把握しているのは植草さんご本人だ。それを新聞社の主観で脈絡がないと断じるのは、強い違和感を感じざるを得ない。

 前後の脈絡があろうと、なかろうと全文転載そのものが違法なのであろうか?それなら、なぜ「前後の脈絡から掲載する必然性もなく」と言うのだろうか?この文脈だと、前後の脈絡がきちんとあれば掲載が許されると言っているように聞こえるのだが・・。だとすれば、新聞社の主観で脈絡を決められたら、気に入らない全文掲載はすべて駄目であり、軒並みブログはこれに抵触してしまうだろう。それとも全文転載は無条件に違法なのか?

 このできごとを見て、私はあることを連想した。それは可罰的違法性(かばつてきいほうせい)という耳なれない法律用語である。この言葉は佐藤優氏の「国家の罠」という本で初めて知ったのだが、そこには可罰的違法性の観点とは厳密に言えば法律違反だが、誰もがやっている事なのであえて刑事罰を与えるには及ばず、見逃しの範囲内で済ますという話である。有罪にするほどでもない軽微なものは、実質上無罪扱いされるという例は頻繁に見られる。隣の庭の落ち葉を一枚持ってくると、窃盗だが事実上は見逃されるという類である。こんなものをいちいち裁いていたのではきりがないからお目こぼしという話だ。

 何となく、植草さんのブログのアクセス禁止措置には、「可罰的違法性を欠く」という話を思い出してしまうのである。通常は見逃されていることが、何かの理由で急に厳密に罰則規定を適用するというような感じがしてならない。有名人だから法が厳密に適用されて、一般人だから見逃されているという実態は本来おかしいのである。下記は日本国憲法第21条である。
 
1、集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2、検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 この条文は、有名人だろうと、普通人だろうと、同じように適用される。ならば、著作権法で、著名人は全文転載を速攻で罰せられ、一般人は黙認されている現状はおかしいのではないだろうか。やるなら、ブログが何万あろうとも、同じように「アクセス禁止措置」にするべきでは?多くの一般ブログが全文転載を放置される現状は納得いかない。憲法第21条と著作権法の整合性の問題はわからないが、どうも釈然としない。植草さんが狙われたのは著名人だからではなく、彼のブログ表現に憎悪を抱く何者かが、スポット的に狙い撃ちしたのではないのか?

 植草さんは小泉政権の悪行を糾弾したために国策捜査に嵌められた。国策捜査には、狙った人物のあら捜しをして、可罰的違法性を欠くような些細な事柄に目をつけ、それを可罰的違法性を満たす状態に恣意的に持って行くこともあるように私は理解している。もちろん、罪人としてでっち上げるためだ。つまり違法性レベルの恣意的な適用である。私はココログによる直截的な「アクセス禁止措置」に、漫然と可罰的違法性を欠く状態にあったものを、いきなりスポット的に違法性のレベルに引き上げてしまった感が捨てきれない。つまり、ありていに言えば、植草さんは故意に狙われたのではないだろうか。彼のブログでの言論活動に脅威や怒りを抱いている何者かが、彼の言論活動を潰そうと、虎視眈々と隙を狙っているように思えてならない。

  私は法律の素人だから、著作権法の適用云々については、よくわからないが、植草さんのブログは明らかに狙われていると思う。今回のアクセス禁止措置は彼の活動に対する威嚇なのだろう。植草さんのブログはそうとうのアクセスがあり、かなりの人々が注目しているので、滅多なことはできないと思うが、応援ブロガーは注目していた方がいいと思う。大元のクレーム主体が毎日新聞社とは限らない。

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コメント

仮説:植草一秀氏を貶める警察権力
はじめに、2006年に植草氏が逮捕された事件において、電車内から植草氏を連行した2名が警察関係機関に所属する人物であったと仮定します。
事件が起きて最寄りの派出所まで連行する間、植草氏が酔っていたとはいえ振り返って2名の顔を確認することが出来ないほどの力で引っ張られていたとの情報があります。これは、とても力の強い人を連想させますが、体つきの良い人が2人も揃って連行していくシーンを見たら、検察側および被告側の証人から何かコメントが出てくるのが自然です。ここで、2人が警察関係機関の方だとしたら、特に体つきが良くなくても犯人などを捕らえる訓練を積んでいますので、外見に不自然なく連行が可能と思われます。
事件が起きて最寄りの派出所まで連行する間の状況は、駅に設置されていた防犯ビデオに録画されていました。しかし後日植草氏らが要求したにもかかわらず提出が拒否され、ビデオは消滅しているとされています。これは2名の顔をはじめ知られてはならない情報があると推察します。当事件が国策逮捕と推測する人の中には当事者がカルト宗教に所属しているとの仮説を立てる方がいますが、仮に2人がカルト宗教の方であったとしても、顔を隠す必要はなく"たまたま"2人の信教が同じだったと言い張れるものです。しかし、2人が警察関係機関の方であったなら、顔を公開するわけにはいきません。そして、ビデオ提出拒否、消滅までの力を及ぼすには、相応の権力を必要とします。
また、連行した2名は裁判に登場しません。2名のうち1名でも裁判に登場すれば、検察側がとても優位に立てるのに、です。
今回、植草氏のブログがアクセス禁止となる直前の2日間の記事は、渋谷駅から麻生首相私邸へ向かうウォーキングツアー参加者のうち3名を警察が逮捕した事件を取り上げ、公安警察の落ち度を指摘していました。この渋谷事件は植草氏以外のブロガーも話題にしていますが、アクセス数や政治経済ブログ読者層への拡散を想像すれば、公安にとって1つの脅威となり得ます。
ブログのアクセス禁止措置の当日、朝日放送において民事訴訟和解に基づく「お詫び放送」が実施されました。これは警察のリーク情報を事実確認せずに報道したとされることの過ちを認めたものであり、警察への信頼低下の可能性とともに2006年事件への関心も高まる可能性も持っていました。
著作権法違反に該当するとされる記事だけでなくブログ全体を一時といえどアクセス禁止にするのにも、相応の権力が必要です。タイミングからすると警察関係の権力を疑うのが順当で、上記仮説が本当であれば尚のことです。あるいは、小泉政権における真相を強烈なほど明らかにした記事「竹中経済金融行政の深い闇」(2008/10/18)、「森田実氏が入手した『米国国債を売らない約束』」(2008/10/27)にて危機感を持った勢力と、同じく危機感を持った警察関係の勢力の利害が一致してブログ封鎖という弾圧に及んだのかも知れません。

投稿: | 2008年11月11日 (火) 23時43分

田母神論文の賛否を問う下のようなアンケート
は、政府筋がブロガーの思想傾向を知るために設
置していたりして。まあ、答えてあげたが。down

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年11月 8日 (土) 00時05分


スレ違い失礼

yahooで田母神氏の世論調査
してます

是非 参加 お願いします

↓↓↓

http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizvotes.php?qp=1&poll_id=2909&typeFlag=1

投稿: 心(良心)=主イエス様 | 2008年11月 7日 (金) 19時21分

おっしゃる通りだと思います。
全面的に賛成です。
よくぞ書いてくれました。
最後の一行が、更に凄い指摘です。

投稿: 明鏡止水 | 2008年11月 6日 (木) 16時56分

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» 植草さんのブログは無事でしょうか?(金融機能強化法案に関連?) [とくらBlog]
 (いきなり最初に追記です。すみません。午前4時)私の取り越し苦労みたいなので、明日には復旧するらしいです。(ヘンリー・オーツさんのところのコメント欄に植草さんからコメントがあったそうです。)  (以下、もともとの本文です。)  今日の麻生さんの記者会見にはがっかりしました。この内容については、またゆっくり書くとして、植草さんのブログにアクセスできないのが、とっても気になるので、メモがわりに書いておきます。  ミクロネシアの小さな島・ヤップよりさんが、植草さんのブログが開けません。... [続きを読む]

受信: 2008年11月 6日 (木) 10時05分

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