東京都議選が示した国民の怒り!!
東京都都議選であるが、自民党は過半数割れが確実となり、民主党の圧勝であった。民主党が都議会の主導権を掌握した。この選挙は都議選という地方選挙ではあるが、都民有権者の投票意識は、完全に国政感覚であった。2005年9月は忘れ難い国政選挙であったが、その少し前の7月に行った都議選に比べ、今回は真逆の結果となった。
この選挙結果は、自民党対民主党の都政的方針が選択されたというよりも、都民の生活感情が怒りを伴ってそのまま出たということだろう。自民党の選挙演説にはほとんど人は集まっておらず、民主党のそれには人だかりができていたことでもわかる。かつて、小泉・竹中構造改革路線は、メディアを使役して多くの国民を幻惑させたにもかかわらず、今回はその誘導操作は2005年の時と違い、まったく奏功していない。むしろ逆効果に出ていることがこれで証明された形となった。
自民党偽装CHANGE勢力の思惑とは違って、大手メディアを駆使した、民主党に対する数々のブラック・プロパガンダ作戦はことごとく効き目がなかったことを、今回の都議選の結果は表している。清和会連中や小泉チルドレンはかなりのショックを受けていることだろう。国民は、すでにきちんとした世論形成ができあがっていたと考えるべきだ。
仕事でも、生活でも、地方と大都市東京の格差は大きいが、それでも東京在住の人間には地方の苦悩が伝わっていて、小泉国政の破綻が、回りまわって東京都政という一地方の選挙に甚大な影響を与えたことは、もはや疑う余地がない。東京都民もれっきとした国民なのだ。今の日本は完全に疲弊した国政を刷新しなければならないという意識で意思統一ができ上がっているようだ。全国レベルのこの思潮は、もう止められないほどの強い慣性がついてしまったように見える。
惨憺たる結果を招いた自公与党政権の国政出力は、もうごまかしが利かないまでに国民生活を逼迫させ、自民党がまったく国民を向いていないことが完全に知れ渡ってしまった。ここにおいて自民党政治なるものは、一部の連中にしか利益をもたらさないばかりか、国民を犠牲して成り立っている吸血政治であることが、国民の目にはっきりと見えてきたというところだろう。自分たちの利権領域を守るためなら、平気で国策捜査は行うし、メディアには嘘を報道させる。そういうパターンが多くの国民に見切られてきたというのが、今の自民党だろう。
相次いだ県知事選で民主党が推薦した候補が当選し、今回は都議選で民主党の議席が圧倒的多数を占め、自民党は過半数割れを喫した。これが現在の民意というものである。途中で与野党の連立政権はあったが、五十数年間続いた自民党が、ここに至ってようやく政権交代の気運が生まれ、いよいよ野に下る気配が濃厚になった。それほど国民は小泉政治に怒りを持ったということだと思う。2007年夏期の参院選挙で自民党は大敗を喫したが、そのあとずる賢くメディアをつかって薄汚い誘導作戦を行ってきた。しかし、生活を破壊された国民の怒りは徐々に沈降していたものと思える。
B層ターゲットを設定し、メディアを使えば思い通りになると、国民を小馬鹿にしたうえ、権力にあぐらを書いて国民の不満を軽く見たツケが自民党に回ってきている。日本国民はお上に従順な性格ではあるが、馬鹿ではないから常にお上の腐敗状況を注視している。その国民が選挙権という唯一の政治行為を行使できることは、民主主義の良いところだ。次の衆院選では自民党を叩き落とすというよりも、小泉政治を継承する悪徳偽装CHANGE勢力を完全に殲滅することが重要だと思う。
構造改革がまだまだ不十分だなどと言う政治家は、自民であれ、民主であれ。まったく信用できないことを肝に銘じるべきだ。小泉構造改革こそ、国民を不幸のどん底に突き落とした欺瞞の構造改革なのである。彼らは第三極勢力を立ち上げる公算が強い。その時、耳に心地よい政策を奏でるだろうが信用してはならない。間違っても彼らを国政の壇上に上げてはならない。
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コメント
TV各局が選挙に影響を与える?
2005年9月11日の郵政選挙の頃と違って、
今どきそのような「B層」戦略は通用しないよ。
投稿: 三毛猫 | 2009年7月13日 (月) 11時46分
今回の都議選は確かに国政の政権交代には追い風になったことでしょう。
しかし都議会の実体を見れば、都民ではない私としても『生活者ネット』又は『無所属』の方たちに議席を伸ばしていただきたかったですね。
都民にはよりいっそうの議会の監視が求められます。
投稿: さとし | 2009年7月13日 (月) 09時12分
虚さま
あなたは『テレビにだまされないぞぉ』か『家族がいちばん』か、なんかの読者か若しくは管理人では!?
此処はあなた方のような野蛮な輩が来る場所ではありませんよ。
此処には日本人を『猿』扱いするような人間は居ないのです。
もう少し謙虚な気持ちになられたほうがいいのではないでしょうか。
その時には我々もまたのおこしを胸襟を開いて待っております。
投稿: さとし | 2009年7月13日 (月) 08時55分
民主党の土屋敬之のように筋金入りの親石原のような人もいるので、政策によっては過半数は本当はどちらになるか分からない。ただマスコミは自公過半数割れを強調している。
昨夜のテレビでは自民党敗北の弁を言う役割を石原都知事の息子が担うという面白い構図だった。息子だから、父のオリンピック招致や築地市場移転、新銀行東京が都民にNOとされたとは言えず、麻生や東国原など国政の失態が影響したと繰り返していた。
また、誰も言わないが小泉時代に始まった愚策の1つ、駐車監視員に対する国民の不満も大きいと思う。バイク置き場を作らずに取り締まりを強化したり、1分でも取り締まる等しているが、どうも税収不足の穴埋めをここでやろうとしているノリが透けて見え、経済的には消費の低下を招いている。
それでも昔は「天才バカボン」や「Dr.スランプ」など警察を揶揄する作品があったものだが、最近はあまり見なくなった。それだけ息苦しくなったと言える。
政権交代後は、長妻昭を年金担当大臣にしたり小沢一郎を法務大臣にするなど国民が楽しみにする政治になるだろう。
失業者が余りに多い世の中を「おかしい」と言う党か言わない党かの違いだ。一刻も早く政権交代をという声が全国に広がっている。
投稿: キビノ | 2009年7月13日 (月) 08時07分
日本人同士がいがみ合うのではなくてもう一度
民主主義のちゃんとした形を国民の手に取り戻すことが大事だと思います。これはなかなかです。なぜならば私たちはアメリカにずっと脅され、占領されてきているのです。アメリカ無しで日本が本当の主権国家として大人の国になるには国民は一つにならなければならない。たくさんの密約外交で日本がここまでぼろぼろになった。グローバリゼーションの名の下に日本が「無血開国」に追い込まれている最終段階にあることを知らなければなりません。
民主化はともすると「国民をばらばらにする政策」になります。そのためには「漁夫の利」を他の国に与えるような日本内部のいがみあいはこの際捨ててみんなで日本を独立国にしないといけない。
このURLをご存知でしょうか。増田敏男さんの時事直言です。その部分の「温故知新(1)と(2)を開いて読んでください。彼はすごい「アメリカ通」です。
日本人が結集しないとやばいことになる。がんばりましょう。大同小異、今は細かなことに気をとられているばあいではない。アメリカの51番目の州になることを望んでいる人には無理ですけど。
それからアジアの国々とちゃんと向き合わないといつまでもぐちゃぐちゃ言っているのはおかしい。これもみんなできちんと話し合っていい方向に持って生きたい。日本人が本当にちゃんとした民族であるために。
投稿: | 2009年7月13日 (月) 07時44分
民小党がTV各局に、政権奪取の暁には、電波量を大幅値下げすると約束した効果は絶大でした(笑)。麻生政権の功績など全く報道せず、民主党のマイナス面は矮小化してくれました(笑)。 日本猿どもはTVと新聞にまんまと騙されて、民主に票を投じたのは滑稽ですね。 この勢いで、日本人から主権を取り上げ、我が朝鮮民族がこの国の支配民族となるのもあと一歩です!
ざまぁみろですね(笑)
投稿: 虚 | 2009年7月13日 (月) 06時04分
投票率がアップし、自民党にNOを突き付けたこの都議会議員選挙の意味は、とても大きいと思います。
後は、ここで油断せずに政権交代を絶対に実現させましょう。
投稿: 柳生侍 | 2009年7月13日 (月) 02時30分