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2009年7月31日 (金)

企業献金問題は国家構造論的な重大瑕疵である!!

  「企業献全面禁止」の件については、植草さんも、鬼頭弁護士さんも、余程の勇気を持って、問題に切り込んでいっていると管理人は考えている。これは自己保身を考える御用有識者にはまったく見られない素質であり、ただただ心から感嘆する以外にない。

 グランさんという方には、7月27日(植草さんブログ)の鬼頭弁護士さんの論考に対し、「鬼頭弁護士の崇高なる正義に向けた見識と勇気あるその気概に、読者として心から敬意を表します。」と、コメントを寄せていただいたが、管理人としても、同様の感想を持って今回の論考を見ている。企業献金問題は、国民全般に問題意識が浸透していないが、冷静に考えてみると、日本の国家構造論から言って、これは重大な瑕疵と言える悪弊なのである。

 同時にグローバル資本主義のトレンドの中で、日本には国富収奪目的の国際金融資本が暗躍してきた時、それらの牛耳る企業から政治献金が常態化すれば、政治は企業側の論理に沿うものになり、そればかりではなく外国資本の論理が国政の本義を侵食することになる。これは日本にとって国家防衛論的な意味を有する重大事なのである。問題は国民レベルでこの問題の重要性が認識されていないことにある。

 管理人がしばしば日本版エクソンフロリオ条項の制定と発動が重要だと指摘していることにも、実は大きく関わっている。以下に朝顔☆さんからいただいた重要なコメントを掲載しておく。

                            管理人
__________________________________

投稿者: 朝顔☆

      かっちょ様、管理人様   

 「企業献金禁止は、グローバリズムを唱える輸出企業偏重で市場原理主義・外国資本重視の現在の日本政治の根本を、国民生活第一の政治に変えていくための第一歩として絶対必要な要件」とのご指摘を拝読して、新たな視点を頂いた思いです。
 
 管理人様も書かれておられますように、「企業献金はグローバル資本主義偏重のトレンドの中で発生した」ということと関係があるのでしょうね。
 かつて、財界は、冷戦構造を前提に、「自由主義経済体制堅持」との名目を用い、献金を正当化していたとのことですから、つまり、企業献金の問題は、「西側陣営の一員として」という当時の流行りのフレーズに隠された、米国一極支配構造下における我国の半植民地的位置づけとも、関係しているのかもしれません。

 しかし、本日の植草氏ブログにも書かれているように、とうの昔に、いわゆる冷戦構造は終焉しているわけですから、もはや、財界は、そのような言い訳を使うわけにもいきませんね(^^)。

 「鬼頭弁護士の考察にもあるように、そもそも企業献金は短期長期の政治からの見返りを期待してのものであるわけで、政治献金の大半を企業献金に依存する自民党が、企業寄りの政策を実行することは自明の理」。
 誠にもって、かっちょ様のおっしゃる通りだと思います。

 企業献金は、「『涜職罪か、しからずんば、特別背任罪』というアンチノミー(二律背反性)を、本質的に、内含している行為」とのことですから、当然、大企業の利便を図る政策を求めて企業献金をするのであろうと考えられます。そして、企業献金を受け取ってしまえば、企業側に配慮する政策へと向かうのも当然だと思います。

「大資本のための政治」も、「米国のための政治」も、「官僚のための政治」も、止めていただきたいものだと強く思います。
2009年7月31日 (金) 12時17分

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コメント

かっちょさん

 いつも素晴らしい投稿ありがとうございます。

>私はあまり敵対的な文言で、官僚組織を敵に回
>してしまうようなことは避けた方が良いのでは!?
>と思います。

じつは私もそう思っています。官僚が誰一人いな
くなった日本を考えますと、小さな政府どころ
か、国家の秩序が消滅してしまい、行政機能が麻
痺すると考えています。官僚の意識が国家と国民
の安泰を優先するようになることが重要ではない
でしょうか。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年8月 2日 (日) 23時15分

脱官僚主導政治!考察

国民を政治の主役におく民主党のマニフェスト冒頭の5原則5策で、
原則1=「官僚丸投げの政治家主導の政治へ」、
第1策=「政府に国会議員100名配置し、政治指導の政策立案・決定へ」、
第5策=「天下り、渡りのあっせん禁止」
が記されています。

官僚支配政治からの決別を強く志向していることが窺えますが、
果たしてそれはそんなに簡単に切りかえることができるでしょうか?
国会議員100名を配置することで、再び官僚を支配できるでしょうか?
天下りは短期間で法外な退職金の支払いなど、国民から支持され難いものですが、
長年続いた、その独特なピラミッド型の人事システムをそのままに、出口だけ塞いでも・・・!??

私はあまり敵対的な文言で、官僚組織を敵に回してしまうようなことは避けた方が良いのでは!?と思います。
官僚のみなさんは、日本でも最高に優秀な頭脳の持ち主であるばかりでなく、戦後の焼け野原から高度成長期あたりまでは、政財官がまさに一丸となって経済復興に励み、日本経済を世界NO.2の経済大国に押し上げることに成功した功労者のトライアングルの一角だと私は認識しています。
目的であった成長路線が一服して以降は、目的を自らの組織の維持や権限影響力の拡大と設定してしまい、日本国民の幸せよりも宗主国米国のご機嫌を窺うようになって、【悪徳ペンタゴン】の一角と言われることに・・・
なってしまいましたが(^^ゞ

本当に官僚のみなさんが、日本のために、国民のために、
大いに優秀な能力を発揮してもらえるよう!
強い使命感で仕事に取り組んでもらえるよう!
新政権の政治家が、
新しい政治の理念と目的を、官僚のみなさんに充分理解してもらい、
共に国民のために力を尽くさなければ、
結局、頭を挿げ替えただけ!?という結果に終わってしまう怖れがあります。

それこそ誰もが、日本を良い国にするんだ!という若い使命感に燃えて入省した人たちなんですから、新政権の政治家が本当に国を思う心を持っていると、判断したならば、必ずや新しい目標に向かってその能力を充分に発揮してくれることだろう!と、信じています。

投稿: かっちょ | 2009年8月 2日 (日) 21時56分

総理大臣になるべきでなかったな、あまりにもお粗末、その任に非ず、そしてあまりのお粗末自民党国会議員もその任に非ず、国会議員、国民を騙すための当選なんですね、演説で何を言うかでなく《何をやってきたのか》ここをみて投票したいそして落とすべきを落としてカイカクしたい、カイカクという言葉はこのように使うものだ。

投稿: ゲスト | 2009年8月 1日 (土) 06時45分

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