国見の歌とTUBEの海の歌
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(特にTUBEの好きな若い人に読んでもらいたい)
管理人は現在57歳である。音楽は好きで、今までクラシックからモダンジャズまで、いろいろと聴いてきた。年齢が行って音楽の嗜好が変わったものもあるが、五十路(いそじ)後半の今も、若い時とまったく変わらず好きなものもある。一つはヨハン・セバスチャン・バッハである。これについては、いつかじっくりとその思いを書いてみたい。ポピュラーソングでは矢沢永吉。永ちゃんの歌が好きである。24、5の時は武道館ライブに行って、「えいちゃああん!!」と叫んでいたが、他人には黙っていた。
永ちゃんの存在はキャロル時代から知ってはいたが、好きになったのは1977年、街に流れていた「チャイナタウン」を聴いてからだった。決定的だったのは、一年ほどして資生堂のCMソング「時間よ止まれ」を聴いた時が本格的に永ちゃんファンになったきっかけだった。矢沢メロディは自分の琴線に触れたのだった。矢沢メロディはメロウなものも、ロックも、若かった管理人の心をすっかり奪っていた。中近東に憧れ、初めてサウジアラビアで働いた時に、携行していったカセット・テープが全部永ちゃんであった。
歌詞も好きだったが、独特の矢沢メロディは永ちゃんしか生み出せない奇跡だと思っていた。管理人が永ちゃんソングを語りだすとキリがなくなるから、この辺で止めておく。永ちゃん論もそのうちやりたいと思う。今日の話題のメインは永ちゃんではない。管理人は四十路になってから、仕事の都合で数年間、神奈川の茅ヶ崎と辻堂で過ごしたことがある。この頃、付き合いだした女性が年季の入った湘南サーファーだった。茅ヶ崎、辻堂、江ノ島、鎌倉にかけて、そのすべてが、サーファーである彼女のテリトリーだった。
数年付き合って別れたが、彼女は恋人というよりも、管理人にとっては海と波の雰囲気を運ぶ特異な存在であった。そういう意味で彼女はいつも眩しかった。それは山育ちの管理人には経験のない海の眩しさが彼女にあったからだ。実際に彼女が海に向かう時は目も顔も輝いていた。サーフィンは湘南に暮らすまで興味はなかったが、湘南に住んで、彼女に限らず、波に気持よさそうに乗っている人たちを見ているちに、心底うらやましいと思った。
管理人は水に潜るのはわりと得意だったが、ボディボードやサーフボードはまったく触ったこともなかった。ある日、ボディボードを初めてトライした時、必死で波に乗ろうとして、海底に叩き付けられたり、海水をしこたま飲んだ。苦しくて止めようと思った。ところが、ある時、ボードが偶然波に乗った。彼女の掛け声の“GO”のタイミングがよかったせいか、管理人は波打ち際まで、30メートルくらい一気に運ばれた。
波に運ばれるという体験は強烈だった。波打ち際がどんどん近づいてくる感覚は初めてだった。一度できたら、その後何度か続けてできていた。ただボディボードにつかまって波に乗るだけの単純なことだったが、四十路になってはじめて味わう世界だった。波に運ばれるだけでもこんなに楽しいのだから、ボードに立ったまま、自在に波に乗ったらどんなに楽しいだろうと思う。そのうち挑戦してみよう。
管理人は生まれた時から山裾の住民だった。幼少年期には、樹齢の高い広葉樹林の原生林がまだ残っていたので、ツキノワグマとの遭遇を恐れながら原生林に分け入ったことが何度もある。奥山を渉猟(しょうりょう)していて、山の自然と一体になった感覚はあるが、海は未知の世界だった。サーファーを見ていて感じたが、彼らは波の動きと一体化していて、実に楽しそうだった。
体感しないとわからないこともある。湘南で暮らし、湘南の海岸でたくさんのサーファーの姿を見ているうちに、海が好きになっていた。休みには、住まいから自転車で海岸に出て、潮風を浴びながらサイクリングロードを行ったり来たりしていた。
話がそれたが、湘南と言えばサザンだ。このころ管理人はサザンオールスターズも聴くようになった。今では管理人のiPodにはサザンのCDがたくさん入っていて、年中聴いている。しかし、今回はサザンの話でもない。(笑)
数年前から管理人はTUBEに強く魅入られていた。特に夏の時期には強烈にTUBEの歌が聴きたくなる。今年もその時期が来たので、夏の歌をたくさん聴いている。管理人の同年代の知り合いにTUBEは好きかと尋ねるが、誰ひとり首をたてに振る者はいない。とすると、管理人は変なのだろうか。だが、57歳でTUBEを聴いちゃいけないという掟(おきて)はない。音楽は自由。(笑)
夏の海と言えば、青い空、強烈な日差し、熱い白い砂浜、青い波、焼けた肌の若い恋人達。ざっとそういうイメージだろう。それに加えてTUBEの歌である。管理人は1989年にリリースされた「TUBEst」のアルバムが一番好きだ。それには、特に好きな曲が五つも入っている。好きなものから言うと、「Be My Venus」「Beach Time」「SUMMER DREAM」「シーズン・イン・ザ・サン」「渚のMerry Boys」。「TUBEstⅡ」も好きな曲が集まっている。
今の時期にハイテンションの「Beach Time」などを聴くと、いきなり海に行きたくなって、胸がうずうずして仕方がない。こういう気持ちは年齢(とし)とは関係ない。(笑)
♪ Beach Time 青い夏のせいさ
きっと誰も人恋しいよ
Beach Time 火傷しそうなほどに
せつなく俺を抱きしめてくれ ♪
それにしても若い人たちはどうして真夏の海が好きなのだろうか?恋愛の絶好のシチュエーションということもあるだろうし、水遊びが楽しいということもあるだろう。しかしそれだけだろうか。管理人は考えた。もしかしたら、人間は生物として、海に原初的な回帰本能があるんじゃないだろうか。進化派生的に、動物は海から陸に上がってきたということもあるかもしれない。
若い人は、生命の燃焼の場として、海辺に強く惹き付けられているような気がする。押し寄せる波と焼け付くような強烈な日差しは、若い人の命の燃焼を加速する作用があるようだ。だから、恋愛の炎は海辺では余計に燃え上がる。命が燃え上がることは、生きる感覚を強く実感することである。生存リアリティの横溢(おういつ=いっぱいにあふれてくること)である。若い人は本能的にそれを知っているのだ。
だからこそ、恋愛の場を夏の海に選びたがる。TUBEやサザン、あるいは永ちゃん、他の多くのアーティストたちが夏の海を歌っているが、それはLOVE SONGとして当然だ。夏の歌を聴く者は、歌詞やメロディに夏の海浜風景をくっきりとイメージする。おそらく誰が聴いても、夏の歌には万人に共通のイメージが存在する。共通の風景と言ってもいい。それこそが、海浜国家日本に古代からあった海辺の風景だと思う。
そんなことは当たり前じゃないかと思うかもしれないが、これは日本人にとって重要な共通イメージのような気がする。つまり、若者の胸に強くイメージされる夏の海浜風景は、古来から続いている民族の集団無意識の一つではないだろうか。
管理人は27歳の時、サウジアラビアの内陸部で石油プラントの建設工事に携わった。サウジに入る前にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに逗留した。今から30年前のアブダビは新興都市であり、街路も整備されておらず、砂漠のど真ん中にニョキニョキとビルが散漫に建っていて、実に不思議な光景を醸し出していた。
赤みを帯びた美しい細かい砂はさらさらして、手のひらからこぼれ落ちた。オレンジっぽい美しい砂漠にひっそりと佇むホテルや建物群。管理人はこのように幻想的で夢のような美しい光景は見たことがなかった。そのアブダビも現在は発展して、東京や他の都市と変わらない雑駁としたつまらない景観になっている。
7月の最高気温が54℃もあり、環境的にはきつい仕事だったが、管理人はサウジの強烈な陽光や抜けるような青空が好きだった。日本ではけっして見ることのできない明るさだったからだ。サウジの瓦礫の大沙漠は、不思議なことに夏の海辺の砂浜を連想させた。写真は27歳当時の管理人であるが、この顔はけっして悩んでいる顔ではない。楽しんでいる顔だ。
初めての海外経験ということもあったが、管理人はサウジの環境をとても気に入っていた。環境に合わずにノイローゼになったり、体調を崩して帰国する人間が続出する中で、管理人は毎日能天気に楽しんでいた。抜けるような青空と強烈な陽光が若かった管理人を解放した。管理人は半年間も雪に閉ざされる東北地方で生まれ育っている。本来は薄暗い北の原生林の風景が最も落ち着くという、特有の東北人気質がある。
普段はあんまり明るくない場所が好きな人間である。サウジの風景はすべてが未経験だった。サウジには、管理人とは馴染みのなかった南国の海のような明るさがあった。自分の気質的暗さとは対蹠的な明るさがサウジにはあった。それがカルチャーショックとなり、かなり新鮮だったようだ。一緒に行った連中が熱すぎて、明るすぎて、精神的に参っている時に、管理人は一人元気に過ごしていた。
サウジの抜けるような青空と、果てしない地平線は、管理人に海を連想させた。東北の山深い田舎で育った管理人は、海に憧れていた。多分、管理人の内面に凝縮していた海への思いを、サウジの風景が引き出してしまったのかもしれない。
TUBEの夏の歌には、管理人が憧れていた海辺の雰囲気が凝縮されている。
話がいきなり飛躍するかもしれないが、万葉集には「国見(くにみ)の歌」というものがある。
海の歌大和には 郡山あれど とりよろふ…
天皇の、香具山に登りて望国(くにみ)したまひし時の御製歌
大和(やまと)には 郡山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち 国見(くにみ)をすれば 国原(くにはら)は 煙(けぶり)立つ立つ 海原(うなはら)は ?(かまめ)立つ立つ うまし国そ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は
巻一(二)
( 大和には多くの山があるけれど とりわけ立派な天の香具山 その頂に登って大和の国を見渡せば 土地からはご飯を炊く煙がたくさん立っているよ 池には水鳥たちがたくさん飛び交っているよ ほんとうに美しい国だ この蜻蛉島大和の国は )
これは万葉集巻一の二番目に収録されている。舒明(じょめい)天皇の国見の歌である。そのまま読めば、舒明天皇が香具山に登って、眼下の風景を褒め称えた歌である。この歌には海辺と、広くて青い空を視覚的に感じさせる風景が開けている。実に絵画的で奥行きの深い歌だ。
絵画的光景、美しい風景を連想させるいい歌だなあと思ってしまえば、それまでであるが、この歌には日本人の集団無意識が投影されているような気がしてならない。天皇は大和の国の美しさを賞賛しただけではないと思う。この歌を言霊として放つことによって、日本人すべての心の心象風景を寿(ことほ)いだのである。これは日本の自然の美しさに対する尽きない祈りの原型である。管理人はサウジから帰国して、この歌に触れたとき、日本を深く感じた。心から日本に生まれて良かったと思った。
日本には昔から“白砂青松(はくしゃせいしょう)”や“山紫水明(さんしすいめい)”という美しい言葉がある。海岸の白い砂と青々とした松林、山々は紫色に染まり、水は清澄であるという形容なのだ。これは日本の風景の美しさを端的に表わしたものだ。
エコ的に言うなら、山紫水明と白砂青松は不可分の関係を持っているのだ。川の上流の行き着くところは、奥山である。美しい海浜とは、きれいな砂浜をいつも保っている海岸である。この砂浜は奥山の天然林が健康に保全され、そこから繋がっている河川が正常に流れないと美しい砂浜は存続できないのだ。つまり、自然のサーキュレーションで奥山と砂浜の海岸は離れられない重要な関係を持っているのだ。
日本人には古来から、循環と調和の自然体系を神として崇拝してきた。日本人の自然観、四季折々の心のあり方は神道の感性を磨いてきた。森の木々に神が宿り、岩にも神が宿り、流れる水にも神が宿る。こういう昔の人の自然に対する繊細な感性が、日本人の心を作り上げてきた。今、世界中が呻吟している環境問題の真の解決は、本来の日本人の心が行うような気がする。それには欧米の世界観から一旦離れて、本来の日本の心を知ることである。
若い人に言うが、管理人は、万葉集の歌を引用して、何か教育的なことを言おうとする気持はまったくない。むしろ、管理人が普通のオヤジではないことをこれから証明する。(笑)
上に挙げた管理人の大好きな舒明天皇の歌は、決して古い人の感覚ではない。これは日本のあらゆる時代に共通する普遍的な心性なのだ。山に登って国原を望見すれば、人々が住む場所には煙が立ち上り、海原には白いカモメが飛んでいる。何て美しい光景だろう、日本は何という良い国なんだということである。この喜びは「うまし国ぞ」で祈りに昇華しているのだ。
若い人たちに言うが、この“国見の歌”は、古い時代の古い人の感覚ではない。現代でも多くの人が歌にしている。たとえばTUBEの歌「夏だね」を思い浮かべてみるといい。
♪ 笑顔が似合う 楽しくなる
理由(わけ)もなく胸ドキドキ
身体中が感じてる 空と海のハーモニー
焼けつく陽射し・・・ ♪
この歌がイメージする夏の雰囲気をよく感じてみると、舒明天皇の国見の歌の気持とほとんど同じだと断言できる。舒明天皇は青い水辺からカモメが飛び立つのを見て、自然への祈りを歌った。一方TUBEは「身体中が感じてる 空と海のハーモニー」と歌っている。同じ心性、同じ感動、同じ祈りがある。夏の海辺は若者の恋心を増幅させる効果があるとしても、そこには自然の美しさ、豊饒性を讃える心が芽生え、それは舒明天皇の国見の歌と共振している。日本人の中には自然を賛嘆するDNAがある。
今の若者、そして未来の若者に美しい海浜を残してやりたい・・。
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コメント
CHECK MATE!!
どうやら王手が掛かっているようです。
最後のダメ押し:日本の衆議院選挙向けに小型戦術核搭載巡航ミサイルが北朝鮮に設置完了???
日本を守る自民党です(マンセー!!)100議席以下でも50議席以下でもかまいません。一人でも多くの外資族議員を生き残らせてください。最後のお願いです。(WWWWW∞)
豚インフルエンザ菌も、予防薬として配布(ばらまく)予定ですが、なにか。。。?
Well, why don’t you try us, then? ;-) ∞(Pls see“The Cassandra crossing” directed by George P. Cosmatos in 1976)
(以下、『行政調査新聞』より抜粋引用:秀逸な分析なので是非下記URLで全文読むことをお勧めします)
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=95:2009-08-21-11-04-38&catid=40:2009-07-09-03-16-55&Itemid=62
■
2009年 8月 21日(金曜日) 20:03
【激変の序章が始まった】
7月12日に、EUのソラナ事務総長(兼安保上級代表)が厳しい口調でイスラエルを非難する演説を行った。「イスラエルとパレスチナの交渉が成立しなくても、期限が来たら、国連はパレスチナ国家を正式な国連加盟国として受け入れるべきだ。同時に安保理は、イスラエルとパレスチナの国境線をどこに引くか、難民処遇をどうするか、エルサレム問題にどう対応するかを言及すべきだ」。
イスラエルの同意など不要で、国連主導でパレスチナ国家創設に踏み切るべきだとする強烈な意見だ。これは米国オバマ政権が対イスラエル政策を歴史的に大変換したことに対する、EUとしてのオバマ支持表明と受け止めることができる。
その翌日の7月13日、イスラエル軍艦の部品交換などに、英国政府が応じない措置を決定したとイスラエル紙「ハーレツ」が報じた。昨年末から今年初めにかけて、使用目的を明らかにしないまま、英国が供給した軍艦をイスラエル軍が戦闘に投入したことがその理由だと説明されている。その表面的理由に意味はなく、この措置の本当の意味は、英国がイスラエルと距離を置き、見放すことを決定したということだ。
翌14日、イスラエル海軍の艦艇が二隻、スエズ運河を紅海に向けて通航したとエジプトが発表した。その直前にも、核弾頭を搭載可能なドルフィン級潜水艦が通航しているが、これは英国との関係がどうあれ、イスラエルはイランを攻撃する意思があると世界に誇示しているのだ。いや、誇示するどころか、本気でイランに対する先制攻撃を行うつもりがあると推測できる。(中略)
こうした状況下の7月下旬、地中海に繰り出していたロシアの艦艇が、修理を理由にシリアの海軍施設に入港している。シリアに対するロシアの軍事的介入の力量を示すことで、イスラエルを牽制しているのだ。イスラエルがイランを攻撃する場合には、ヒズボラやハマスを叩くためにレバノンを攻撃し、同時にシリアに対しても軍事行動の矛先が向けられる可能性が高い。ロシアはこうした動きに備えているわけだ。(中略)
7月22日には、“平和の使命2009”と名づけられた、中国とロシアの合同軍事演習が行われた。その中心舞台は中国の東北部で、期間は5日間。演習の主題は“対テロ戦”。中国政府は新疆ウイグル自治区で起きた暴動を「国内外の反動勢力が画策したテロ」と位置づけている。
中国だけではなく、中央アジア全域に散在して不穏な動きを見せているウイグル独立派勢力に対して、圧倒的な威嚇を見せつけるために行われた演習と考えられる。
ロシアが中国に同調してこのような大規模軍事演習を行った理由は、ロシアもまた現状の中央アジアが不安定なことを熟知しているからだ。だがロシアの危惧はそれだけではない。
米国英国を中心(じゃなくて隠れ家:safe house;引用者記入)とする、いわゆるアングロ系(じゃなくて隠れユダヤあるいは隠れハザール王家末裔系?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB
;引用者記入)国際金融資本勢力は完全に没落したが、水面下では復活のプログラムを模索している。彼ら金融資本勢力は、金融危機再発を演出し、それが世界的金融ハルマゲドンを引き起こし、最終的に世界大混乱・大戦争を勃発させることで、奇跡の復活を成し遂げようと目論んでいる可能性が高い。
そうした最悪の事態まで想定して、ロシアは中国との合同軍事演習に加わったのだ。中国はロシアと違い、明確な危機と直面している。新疆ウイグルという舞台を使って、中国を弱体化させ、分裂させようとする動きは、間違いなく存在する。チベット独立を唱え、ウイグル独立を唱え、やがては東北部――旧満洲一帯の分離運動に発展させようとする企みがある。ここに微妙に絡んでくるのが北朝鮮である。
EUのソラナ事務総長がイスラエルに対し厳しい演説を行った翌日、中国の劉振民・国連代表部次席大使は、「中国国内に秘匿されている北朝鮮高官らの資産を凍結」する姿勢を明らかにした。朝鮮戦争をともに戦い抜き、血と義で結びついていた中国と北朝鮮との関係が、根幹から変化したとの宣言だった。(中略)
最大の友好国・中国に見捨てられた北朝鮮は、いったいどうなるのか。世界中が固唾を飲んで北の行動に注目していた。そんななか、8月4日午前11時、ビル・クリントン元米国大統領が突如として北朝鮮を訪問した.。クリントン元大統領の訪問は、公式的なものではなく個人的訪問だと説明されている。しかし世界中の誰もが、米朝間の秘密交渉が存在していたことを疑っていない。
(中略)
(☆☆☆☆☆ここに注目;引用者記入)→クリントン元大統領は、訪朝の直前に日本の基地に立ち寄り、巨大コンテナを特別機に積み込んだことが関係筋の情報から明らかになっている。
では、その巨大コンテナの中身は何だったのだろうか。それは誰にも見当がつかないものだ。証拠も何もない。推測はともかく、明らかにクリントン元大統領は、極秘で巨大な荷を北朝鮮へ持ち込んだ(中略)ビル・クリントンの特別機は帰国に際して、平壌を発ってから往路と同様、青森県の三沢基地に立ち寄っている。この特別機の整備時間等から推測して、平壌に同機の整備要員が存在していたと考えられる。
やはり北朝鮮と米国の間には、公表されていない秘密が明らかに存在しているのだ。
その「北朝鮮と米国を結ぶ秘密の関係」の一部に、日本の中央官庁が絡んでいる可能性は捨てきれない。
北朝鮮の人民は洗脳され、真実を教えられていないと、日本人の多くが考えている。だが同様に、日本の多くの庶民大衆もまた、北朝鮮について間違った情報を教え込まれているのではないだろうか。
たとえば「拉致」。いったい北朝鮮は、何が目的で日本人を拉致したのだろうか。南朝鮮(韓国)に対するスパイ活動のためとか、日本人パスポート取得のためと説明される。(中略)だがもしその拉致に、米国が、あるいは日本の機関が関係していたとしたら、どうなのだろう。
実はそうした噂話はずっと以前から囁かれてきた。いままた新たな証言をもとに、拉致の真実を暴こうとする動きも活発化している。年内にも、そうした動きが表面化する可能性も高い。
また、もし月末に行われる総選挙で民主党が勝利すれば、中央官庁、官僚たちが秘匿してきた北朝鮮問題の本質が、白日の下に晒されることになるだろう。
今回の総選挙を重大視していない人々も多い。「福田赳夫が勝つか田中角栄が勝つか、その程度の差なのだから期待しても意味がない」と考える人もいるらしい。だが、そうではない。日本を長期間にわたって支配してきた自民・公明与党が野党に転落するということは、中央の官僚たちの足元を揺さぶる効果がある。
今回の選挙は、自民党の政治姿勢にNOを突き付ける唯一最大のチャンスなのだ。
自民・公明を野党に叩き落とすことにより、日本は戦後体制から脱却することができる。対北朝鮮外交だけの話ではない。米国に対して、中国に対して……。戦後体制を完全に払拭するためには、何が何でも自公体制を終焉させなければならない。
総選挙まであと数日。この選挙直前の時がいちばん危険だ。突発的に予想外の出来事が起きて、それが自公政権にプラスになるとも限らない。何が起ころうが、自公体制にNOと言う。その決意だけは揺るがせてはいけない。
〔引用終了〕■
投稿: CHECK MATE!! | 2009年8月22日 (土) 22時28分
いいお話にちゃちゃを入れるようで気が引けるのですが、
大和(やまと)には 郡山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち 国見(くにみ)をすれば 国原(くにはら)は 煙(けぶり)立つ立つ 海原(うなはら)は ?(かまめ)立つ立つ うまし国そ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は
これは、まだ「ヤマト」の中心部が九州・豊の国にあった時代に、別府で詠んだ歌かと思われます。天の香具山はおそらく鶴見岳。温泉の煙と、目前に迫る(虚空満つ)海原。そこには今でもカモメが飛んでいます。(もちろん、止まっているやつもたくさんいてそれが飛び立つわけですが)
ちなみに、大日本豊秋津洲というのは、文字どおりで、(大日本の)豊の秋津洲、つまり国東半島東南の安岐に見られるように別府湾岸地域。ここからの移住民が安芸の国を作っていったと推定されます。
日本の古代史も幻影のマトリックスの中に、閉じこめられていますが、すなおに古事記を読めば豊の国の話だとお分かりになるでしょう。現在の東京は大まかにいって、3つ目の京なのでした。
投稿: さてはて | 2009年8月22日 (土) 21時36分
ブログ主様のお若い頃の写真は玉置 浩二さんにとっても似ている。
歌もとってもお上手そうですね。
永ちゃんに嵌っていた頃は同時代です。
「時間よとまれ」最高
「チャイナタウン」最高
豚インフルエンザ戒厳令に要注意。
合言葉は、投票はお早めにですね。
投稿: scotti | 2009年8月22日 (土) 16時16分
新自由主義批判する思いは誰にも負けません。皆さんのお陰でC層から抜け出せたものです。ななしさんのような立派なコメントなかなか書けません。経済もそうですがこの状況に(政治)甘んじていたら人間(日本人)は駄目になってしまう、動物になってしまうという私なりの危機感から管理人さんには迷惑だろうと思いつつも愚痴を書き送っています。管理人さんが言われるように日本はすばらしく日本人っていいものを持っていると思います、それはそのまま弱点でもあるとも思いますが、話は変わります、いま流行の偽ではない本物の音楽書評楽しみにしています。
投稿: 元祖ななし(涯上) | 2009年8月22日 (土) 14時24分
弥太郎様
転載ありがとうございます。いつもお手数かけ
ます。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年8月22日 (土) 09時59分
hiroshi様
>久しぶりに、近くの海にでも行って写真でも
>撮ってみようかな、と思いました
それはいいですね。(^^)
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年8月22日 (土) 09時58分
うさぎ 様
ありがとうございます。
>るとおり、何故か今でも真夏の熱い海にだけは
>人々(特に若者)は心躍らされるのは、やはり
>海が生命の源と言われるからでしょうか?
海辺が独特のパワーを持っているのでしょうね。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年8月22日 (土) 09時56分
元祖ななしさん
ありがとうございます。
ん?元祖ななしさんは、ウェルナーの「円の支配
者」を評価しているななしさんでしょうか?いつ
も見事な新自由主義批判を書いていただいている
ななしさんですよね?(^^)
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年8月22日 (土) 09時48分
ななし様
>「(アメリカが日本や他の国々に対して)
>惜しげもなく無料で提供される助言は、結局、
>自らの利益に資するためのものである。この
>教訓を学ばない限り、日本は自国の運命を自
>分達で決められるようにはならないであろう。」
これが日本の基本にありますね。これに気づか
ないと、ハーバード・シンジケートにやられっぱ
なしです。
投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年8月22日 (土) 09時45分
管理人様
「万葉集、国見の歌」と「TUBEの海の歌」の共振の視点。大変興味深かったので、阿修羅「文化」版に転載(長文ゆえ、抜粋)投稿しました。
(抜粋投稿により、元の趣旨をずらすことになっていなければ、と思いますが。 )
huzimura様
植草氏ブログの件。おっしゃる通り。思い違いではありません。
事情は分かりませんが、ブログを現在管理しておられる留守役の方が、一旦アップした記事を、諸事考慮の上、取り下げたのだろうと推測しています。
更新がなくても、お互い、応援クリックを押し続けましょう。
投稿: 弥太郎 | 2009年8月22日 (土) 07時03分
植草氏のブログが8月16日で切れているのですが昨日まで毎日更新されていたようにおもいます。
私の思い違いでしょうか?
阿修羅の拍手ランキングでは以前から、特に植草氏に関するときには初めて拍手を送るのに“再拍手はやめてください”とでることがあります。
投稿: huzimura | 2009年8月22日 (土) 01時09分
「熟田津に船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今はこぎいでな」(額田王が斉明天皇に送った)
と言う歌を思い出しました。
月が揺らめく海面に浮かび、近くの島とのコントラストで、なかなかの風情です。
うちの近くにも海では、
夏のお盆の迎え火と送り火の時、
近所の水があるところから
先祖の霊が戻ってきたり、帰ったりする、という言い伝えがあり、まだその風習を守っている家が結構あります。
この歌がよく似合うと、私が勝手に思っている、磯の香りがする海辺で、うちはお盆恒例行事として次のように行っています。
線香と、松と、蝋燭を、砂浜にたて、
葉っぱのついた木の枝を、
浜辺の海水に少し浸すと、
そこに先祖が乗っかって来るそうです。
帰るときは、
葉っぱ付き(ご先祖付き)の枝を
波に流し、乗って帰ってもらいます。
この夏は、悪徳五角形や、何やらにすっかり心とらわれ、海に行くこともすっかり忘れてしまっていたことを思い出しました。
久しぶりに、近くの海にでも行って写真でも撮ってみようかな、と思いました。
投稿: hiroshi | 2009年8月21日 (金) 22時54分
こんばんわ!!
そうなんですか、、、管理人様もTUBEファン!!
私も若かりし頃はファンクラブに入っていて、よくライブ行ってました。私はアルバム『湘南』の中の
茅ヶ崎パイプラインが好きです!あのノリノリの曲調がたまらないです。
昔はヤオヨロズの神に人々は感謝していたようですが、、、今の日本人は大自然に感謝する気持ちや、感動する気持ちが薄れているように思います。
けれど、その中にあって、仰るとおり、何故か今でも真夏の熱い海にだけは人々(特に若者)は心躍らされるのは、やはり海が生命の源と言われるからでしょうか?子供が生まれる時間も、潮の満ち干きに関係すると聞いたことがあります。
27歳の時の管理人さんの笑顔、とっても素敵ですね!!でも今の管理人さんの笑顔ももっと素敵なんだろうなぁ~と、今日のエントリーを拝見して思いました。
投稿: うさぎ | 2009年8月21日 (金) 19時58分
管理人さんの「感動する心に」感動する。きっとご先祖やご両親に恵まれていたのだろうと想像する。何時も惹かれて毎日訪ねるのには恵まれた自然やらこのような背景があったのですね、今の日本の本当に足りない部分、せめて我が子、我が孫にはこの心、残し、伝えていきたい。(選挙まで休みという禁、破ってしまいました)
投稿: 元祖ななし | 2009年8月21日 (金) 16時36分
かつてアメリカ政府のブレーンを務めていたマイケル・ハドソン博士の提言
まさに今の日本に当てはまると思いますね
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1176091_629.html
「何世紀にもわたり世界は戦争によって形成されてきた。それにもかかわらず、戦争や暴力がいかに歴史を作り、世界の国境を書き換えてきたかという現実を子供たちに見せないように導くことは賢明な方法ではない。」
「このことからもわかるように、歴史の流れを決めてきたのは公正な取引きにおける合理的な計算などではない。経済的な権力は、武力や威嚇、詐欺、公然と行われた窃盗によって手中に収められてきたのである。」
「しかし、経済学者は、正当な価格は公正な市場均衡点で落ち着くと説明し、……世界が架空のしかも「おとぎ話」のようなすばらしい世界であるかのように、公正な市場がいかに機能するかという研究を続けている。」
「一方、世界が実際にどう機能しているかの研究はなされていない。」
「世界がどう機能しているかを知らずして、日本を含む正直な国家が、自分達の国を操作し、威嚇し、騙そうとする世界規模の略奪者から自国を守ることはできないだろう。したがって、軍事的征服者や弁護士、煽動政治家、腐敗した政治家や官僚、財界の詐欺師が、いかに歴史を作り上げてきたかを学ぶことから始める方が得策である。」
「現実を形成しているのは、武力や他の圧力、または窃盗や詐欺行為なのである。さらに重要なことは、国家の支配によって権力が確立されるということである。国家支配のためには、不都合な政治ライバルが暗殺されたり、誘拐されたりすることもあり、それに協力した仲間には報酬が支払われる。」
「公費を使い労せずして利益を得ることこそ、最も熟練した経済の勝者が行っていることの本質である。土地や独占権、その他の資産を実際の価値よりも安い価格で購入すること、しかも自分の存在を可能な限り隠してそれを行うことは、裕福になるための最も確実な方法である。」
「今日、学生たちが受ける経済教育は、世界が実際にどのように機能しているかを示す学術的な描写ではなく、特別利益団体を擁護するための粉飾的理論にすぎない。」
「したがって日本が行うべきことは、米国の大学に送る学生の数を減らし、将来の日本の政治家や官僚に、世界的ゲームという認識への妨げとなる「おとぎ話」を学ばせないことである。経済モデルの構築より、世界に対する穿った見方を含み史実を理解することが必要なのである。」
「(アメリカが日本や他の国々に対して)惜しげもなく無料で提供される助言は、結局、自らの利益に資するためのものである。この教訓を学ばない限り、日本は自国の運命を自分達で決められるようにはならないであろう。」
投稿: ななし | 2009年8月21日 (金) 10時57分