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2009年11月 4日 (水)

「日米対等」にこだわることが、生活回復路線に重要!!

___________________________________________
  ( 10月30日(金) 日経ネットニュースより一部引用 )

首相「日米対等」にこだわり 同盟再検証の意向、米は反発必至

 鳩山由紀夫首相は29日、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を含め、日米同盟を包括的に再検証する考えを打ち出した。沖縄県の米軍普天間基地の移設問題や日米地位協定の改定など民主党が掲げてきた主張が念頭にあり、政権交代を機とした「対等な日米関係」との理念へのこだわりだ。だがこれまでの日米合意を根底から覆しかねない発言だけに米国の反発は必至。政府内にも当惑が広がっている。
   http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S29022%2029102009&g=MH&d=20091030

__________________________________________

 政権交代直前、鳩山由紀夫氏の『友愛』をテーマにした論文が、どういう経緯で掲載されたのか不明のまま、アメリカのニューズウィーク誌(電子版)に、米国発グローバル資本主義の行き過ぎを批判した一部分が載せられ、反米的だと問題視された。その該当箇所である。

「冷戦後の日本は、アメリカ発のグローバリズムという名の市場原理主義に翻弄されつづけた。至上の価値であるはずの『自由』、その『自由の経済的形式』である資本主義が原理的に追求されていくとき、人間は目的ではなく手段におとしめられ、その尊厳を失う」

「諸国はそれぞれの国民経済の伝統や規制を改め、経済社会の構造をグローバルスタンダード(実はアメリカンスタンダード)に合わせて改革していくべきだという思潮だった。日本の国内でも、(中略)全てを市場に委ねる行き方を良しとする人たちと、セーフティネットの充実や国民経済的な伝統を守ろうという人たちに分かれた。小泉政権以来の自民党は前者であり、民主党はどちらかというと後者の立場だった。日本社会の変貌を顧みると、グローバルエコノミーが国民経済を破壊し、市場至上主義が社会を破壊してきた過程と言っても過言ではないだろう」

  鳩山論文の骨子は、戦後日本の政治・経済史の俯瞰おいて、祖父・鳩山一郎氏が、フランス革命の有名な三つのスローガンである「自由」「平等」「博愛」の、「博愛」に感銘し、自らそれを「友愛」と名づけ、政治や社会にはこの友愛精神が肝要であることを政治理念とした。鳩山由紀夫前代表は、その世界観、思想を受け継ぎ、これからの日本を展望した小論である。その文脈の中で、上記の問題とされた、米国発グローバル資本主義への批判が出てきた。

 少し横道にそれるが、平野貞夫氏著「わが友・小沢一郎」によれば、「友愛」がフランス革命の「自由、平等、博愛」の博愛から来たというのは政治論であって、思想史から眺めるとユニテリアン信仰が原点になっていると書いている。一般的なキリスト教イメージ、つまり正統派キリスト教は「父、子、聖霊」という三位一体(Trinity)を教義の核としているが、このユニテリアニズム(Unitarianism)は、それを否定し、神の唯一性を強調する一派である。(P187~193参照)

 私の思い違いかもしれないが、この考え方は、世界中の異なった宗教を統合しようとする、いわゆる「エキュメニカル・ムーブメント」に多大な影響を与えているような気がする。通常のカトリック、プロテスタントなどから見れば明らかに異端である。明治時代に国語を廃止して、英語を国語にしようと提唱した森有礼(ありのり)という人がいる。この人もユニテリアニズムに傾倒していたらしい。鳩山首相の提唱する「友愛」が、外来キリスト教の異端思想に源を持つのであれば、私は日本人の一人として、何となく違和感を覚えるが、古来から続いている日本の和の思想とある部分で親和性はあると思う。

 その意味で、鳩山首相の言う友愛精神が、小泉市場原理主義一辺倒で傷ついた日本を修復するというのは理にかなっている。小泉政権を社会思想的にカテゴライズすれば、明らかに弱肉強食の社会ダーウィニズムである。これを人間の社会感覚に当て嵌めれば、徹底したミーイズムであり、公的感覚、規範感覚が退化せざるを得ない状況が強いられる。一方、たとえ異端的キリスト教思想に源流を持つにせよ、友愛を政治原理に適用することは、共生の思想に合致しており、規範感覚が復活する方向性を持つ。聖徳太子の「和ヲ以ッテ貴シト為ス」はもともと日本の共生思想だと思っている。

 京都学派の生物学者であった今西錦司博士は、ダーウィンの進化仮説と対蹠的な「棲み分け理論」を提唱したが、世間的にはあまり知られていない。ダーウィンの進化論が欧米の近代合理主義と結びついた社会ダーウィニズムの源流とすれば、今西理論は、それとは反対の共生理念の源流となる仮説である。これが小沢一郎氏の父親である小沢佐重喜(さえき)氏が抱いていた共生思想と重なるのである。佐重喜氏は昭和21年、戦後最初の衆院選に出馬した時、「物質文明に禍(わざわい)せられ、富の偏在、貧富の格差が甚だしく、良心と理性に基づく真の自由が生かされる社会は実現していない。自由主義の欠陥を補い、高度な社会政策を断行する」と言ったらしい。(平野貞夫「わが友・小沢一郎」P74参照)

 平野貞夫氏によれば、小沢一郎幹事長は、父親の政治感性を受け継いでいるという。共生社会論による野蛮な資本主義の修正である。「自由主義の欠陥」とは、我々が小泉・竹中構造改革で嫌になるほど見ている格差社会であり、一部の富裕階層に富が集中する経済形態である。それは社会から人間らしいモラルや品性、希望を奪うだけじゃなく、生存の危機さえ至る所で発生させている。セーフティネットの充足は金銭や物質的なものに限らず、生きる希望という精神的なものも持続的に生み出す必要がある。

 そのためには、何が原因で弱肉強食や、無慈悲で荒んだ社会がもたらされたか、充分に検証する必要がある。アメリカ型のネオリベ政策が国民を不幸にすることは、もはや疑いの余地はない。共生理念に反する、この社会思想が最も恐ろしいのは、権力を有する政権政党が国民の面倒を見なくなるからだ。なぜならレッセフェール(自由放任主義)と弱肉強食を基盤とするこの政策は、文字通り強い者が際限なく有利になる社会だ。強い者とは誰であろうか。それは政治権力を持ち、元々大きな資本を持っている連中だ。

 つまりは、政治屋、大企業、官僚の三角形である。植草さん流の捉え方をすれば、これに米国企業とマスコミが加わり「悪徳ペンタゴン」という巨大な利権複合体が形成されている。鳩山政権にはこれをぶち壊す責務があると思う。それを貫く思想として「共生社会」の実現がある。

 新政権が、旧自公政権が敷いた、アメリカ隷従型ネオリベ路線から離脱してパラダイムシフトを起こすには、小泉政権の検証と、アメリカの内政干渉をはねつけなければならない。そのための日米対等路線である。普天間基地問題は、アメリカの横暴な支配構造にどれだけ抵抗できるかの試金石となる。岡田外相だけに任せていては危ない。アメリカの軍事占領に徹底的に抵抗するべきだ。

 このままでは、国富がアメリカに収奪されるのを阻止できないばかりか、アメリカの戦争経済に借り出されて自衛隊員の血が流されることになる。米国の普天間問題の本質は、日本からどれだけ金を引き出せるか「米軍への財政支援」の多寡だけだ。日本はアメリカのキャッシュデスペンサーなのである。国防とは国益を損ない、国民に重大な脅威を与えるものから防衛することだ。日本から可能な限り優良資産を強奪するアメリカも例外ではない。小泉政権以降、特に国民への再配分が減ったのは、富が国外に流れ出たこともかなり大きい。

 鳩山政権が「対等な日米関係」と言うとき、アメリカにどれだけ抵抗できるかという意思がある。その意味で郵政民営化見直し作戦は実に効果的な防衛策である。

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コメント

管理人様・皆様
あまりにも大量になるのでこれから先はURLにてご確認いただいたほうがよいと思います。

でも、友人の紹介でクライン孝子さんなるノンフクション作家(ドイツ在住)の近著
『家計なき国家 日本の末路』(2009年7月発行)を読むことに。あまりの衝撃的な目次に読み進むことができません。
30年後に日本が消えてなくなる・・・とまで警告を発している本。鳩山氏はたぶん、このような本なども読み、明治憲法のすばらしさを絶賛(GHQ)したという一文も参考にしての政策かもしれません。

もしまだこの作家の祖国日本を思う数々の著書やメールのやりとりをご存じない方はクライン孝子で検索。アクセスの価値ある人物と思います。

投稿: おばさん | 2009年11月 6日 (金) 04時48分

管理人様・皆様
すみません、どなたもまだ田中 宇氏の記事を読んでもご意見はないと判断し、ここに続編3を転載させていただきます。

以下、引用です。

「日本のマスコミは鳩山政権の就任以来、米国が怒るのを待っていた。ここ数年、対米従属プロパガンダ機関と化している日本マスコミの主軸は、鳩山政権が米国から叱責され、日米関係が悪化したところでマスコミが「鳩山のせいで大事な日米同盟が壊れた」と大々的に非難し、鳩山の献金スキャンダルも盛り上げて政権への支持率を下げ、鳩山が対米従属の方に戻らざるを得ないか、もしくは早々に政権の再交代を引き起こして対米従属の自民党政権を返り咲かせたいと考えていたようだ。そんなところにゲーツが来日して「決めたとおりに普天間移転をやれ」と威嚇したものだから、マスコミは喜んで飛びつき、ゲーツの威を借りて鳩山攻撃を展開した。

 しかし、そんな日本マスコミは、ゲーツの隠れ多極主義に乗せられた観がある。民主党は「沖縄ビジョン」で、以前から普天間基地は県外もしくは国外に移転することが望ましいと表明し、自民党政権が米国と合意した普天間の辺野古移転は、沖合案、沿岸案ともに地域住民や市民運動の反対が強く、すでに頓挫しているとみなしている。8月末の総選挙で、沖縄では4選挙区すべてで自民党が負け、基地の県外国外移転を求める民主党候補者が当選した。仲井真県知事は自民党系だが「基地問題は民意を尊重して決めたい」と前から言っている。沖縄の民意は「辺野古移転はダメです」ということだ。

 米国防総省は、軍事戦略の根幹に関わるので基地の地元民意にとても敏感だ。ゲーツや米政府は「辺野古はダメです」という沖縄の民意をよく知っている。それなのにあえて「移転先は辺野古じゃなきゃダメだ。先延ばしもダメだ」と、鳩山に言う前にマスコミに宣言した。もし、ゲーツが普天間移転問題をうまく進めたいのなら、こんなことをするはずがない。マスコミには日米協調を宣伝しつつ、鳩山ら日本の高官に物腰柔らかく接し、移転先について時間をかけて協議する態勢を組むはずだ。ゲーツはマスコミを利用して日本側の怒りを扇動した。」

投稿: おばさん | 2009年11月 6日 (金) 04時24分

管理人様、愛読者の皆様
田中 宇氏の「世界のニュース」11月5日続きをどうしても紹介させていただきたく。

以下より

http://www.dpj.or.jp/news/files/BOX_SG0058.pdf
創憲に向けて、憲法提言 中間報告 (民主党憲法調査会)2004年6月22日

▼日本の怒りを扇動したゲーツ米国防長官

 とはいえ、ブレジンスキーの予測の中心は、国家間の統合ではなく、人々の政治覚醒である。日本人が選挙で民主党に投票しただけでは、大した政治覚醒でない。鳩山政権就任直後の9月23日に、米国務省の東アジア担当者であるキャンベル次官補が沖縄の普天間米軍基地の移転問題で「新政権は、前政権が決めたとおりにやってほしい」と言ったので、この問題がいずれ米国が日本と敵対するテーマとして使われ、反米感情を扇動して日本側の政治覚醒を煽るのではないかと思っていたところ、10月20日に来日したゲーツ国防長官が見事に爆弾を落としていってくれた。

http://online.wsj.com/article/SB125361312616330409.html
Japan's New Leader Adjusts Alliances

 来日したゲーツは、東京に着く直前の専用機内での記者会見で「普天間基地の移転先は辺野古しかない。日本は2006年に米側と合意したとおりにやってほしい。11月12日にオバマ大統領来日までの間にきめてほしい。普天間の代替先が決まらない限り、海兵隊のグアム移転もやらない」と述べ、日本政府を威嚇した。それまでも米政府はキャンベルやルース駐日大使ら高官が鳩山政権に、普天間基地の移転先は辺野古で変えないでほしいと要請していたが、高圧的な発言は初めてだった。普段は気さくなゲーツが突然語気荒く言い放った。日本のマスコミはいっせいに「米国は怒っている。鳩山政権が従わないと日米関係は悪化する。普天間の県外移転にこだわる鳩山と民主党は悪だ」とい
った論調を流し始めた。」

投稿: おばさん | 2009年11月 6日 (金) 04時15分

この解答は田中 宇氏の「世界のニュース」に見ることができると思います。

なるほど、そうだったのか・・・とも思います。
やはり表に出ているニュースに惑わされてはいけないとまたまた気づかされました。

その一部を貼り付けます。
以下は田中 宇氏「世界のニュース」より転載

「昨年末、私は「世界的な政治覚醒を扇るアメリカ」という記事を書いた。それは、米国オバマ大統領の外交顧問である国際戦略家のズビグニュー・ブレジンスキーが米新聞に発表した「世界的な政治覚醒」という論文を読んで分析したものだった。私には、ブレジンスキーが米政府の隠れた戦略として、世界の人々の反米感情を煽って世界的な政治覚醒を進め、世界が米国の支配から独立していくように仕向け、世界体制を単極型から多極型に転換させようとしていると感じられた。

http://tanakanews.com/081224awakening.htm
世界的な政治覚醒を扇るアメリカ

 当時のブレジンスキーの論文を読み返してみると、興味深いことに気づく。そこには、世界的な政治覚醒が起きることによって、世界は(コロンブス以来)500年続いた欧米による支配が終わり「中国と日本が台頭する」(the new pre-eminence of China and Japan)と書いてあるのだ。日中台頭の後、いずれ
インドやロシアの台頭も起きるかもしれないとも書いている。つまり、BRICと同時に日本も多極型世界を主導する国の一つになるという意味のことを、ブレジンスキーはさらりと書いている。

http://www.iht.com/articles/2008/12/16/opinion/YEbrzezinski.php
Zbigniew Brzezinski: The global political awakening

 昨年末、この記事を読んだ私は、ブレジンスキーは日本に関して全く頓珍漢なおやじだと思った。私は、世界が多極化していく中で日本が再生するには、対米従属から脱して国際自立するしかないと以前から思っていたが、当時の日本は麻生政権が何をやってもうまく行かないのに対米従属一本槍のままで、もし総選挙をして政権交代が起きたとしても、民主党はネオコン政党なので対した変化は望めない感じだった。私は「今回のブレジンスキーの『中国と日本は』というくだりは中国だけが本質的な主語で、日本はブレジンスキーの中国偏愛を読者に悟られないようにするための当て馬にすぎないのかもしれない」と書いた。

 しかし実は、市井の私なんかよりブレジンスキーの方が、はるかに日本の深層をよく知っていた。その9カ月後、総選挙で政権をとった民主党は、すぐに東アジア共同体」の戦略を打ち出して中国や韓国との協調路線をとり、日中を軸とする東アジアの共同体が今後の多極型世界の中で台頭する道筋が急に見えてきた。おそまきながら民主党の過去の政策構想を漁ると、たとえば2004年の憲法提言の中に、すでに国際的な国家主権の共有、つまり東アジア共同体をEU型の地域統合にしていく方向性が盛り込まれている。鳩山政権の東アジア共同体は短期的な思いつきではなく、何年も前から考えてきたことがうかがえる。ブレジンスキーが属する米中枢の人々は、それを前から知っていたのである。」

投稿: おばさん | 2009年11月 6日 (金) 04時09分

管理人様、こんにちわ。

対等な対米関係は有り得ないという話題で盛り上げっているようですが、その点について私見を
述べたいと思います。よく日本でアメリカには敵わないと言われるときはその感覚の源は大東亜戦争で
日本が負けたのは、科学力と物量の差であると言う感覚が絶対的な物として刷り込まれているように
思います。

しかしながらこのような条件と言うのは時代と共に変化するものですし、その時代に最強で
あった条件が時代が変われば弱点になる事だってよくある話だと思うのです。

アメリカは物量の差で敵わないと言いますが、大東亜戦争の頃は自国で石油が賄えましたが、今では
中東諸国を脅しつけて確保しないといけない状態です。農業に必要な地下水もあと何年持つかどうか
分からないと言われています。つまり湯水のように資源を浪費するような生活習慣がいつまで続けられるか
分からない状況になってきています。それに環境問題は人類の生存を脅かすぐらい深刻な問題になって
きています。アメリカの強みと言われてきた条件が崩れてきています。

アメリカと言う国は、お金に物を言わせて世界各国から優秀な人材をかき集める少し前の読売ジャイアンツ
のような事をして国を発展させてきました。しかしここに来て借金まみれで、いつドルが基軸通貨として
の地位を追われるか分からない状況です。そうなるとお金に物を言わせられなくなったアメリカは移住する
魅力が衰えて、今までの強みが一転して弱点となり国力の衰えは加速度的に進むと考えられます。歴史に
学ぶと言ってもインディアンの虐殺に始まるおぞましい歴史しかないわけですから、この点でもアメリカの
将来は暗いと言わざるを得ないと思います。

アメリカが日本を守ってくれるなどと言う御伽噺からいい加減目を醒まして、これから新たな脅威になる
シナにどう対応していくのか真剣に考えないといけないと思います。

日本が冷静にアメリカを分析できない背景にはきちんとした情報機関が無いのも一つの原因だと思います。
CIAによって失脚させられると絶対抗えない天災のような感覚ではなく、日本もちゃんとした情報機関を
もってアメリカの政治家の弱みを握り返すぐらいの気概が必要ではないでしょうか。日露戦争の時の明石
元二郎から陸軍中野学校に至るまで、日本は情報戦でもよくやっていたと思います。戦後になって情報音痴
になってしまいましたが、元々素質はあるのですから取り返せると思います。

今の日本に必要なのはアメリカを過大評価し過ぎず、かといって侮らず、日本の強みも冷静に見極めて
対応していく事ではないでしょうか。

鳩山さんがオバマ大統領に会ったら演説して欲しい事(無理でしょうが、願望です)

「オバマ大統領、大統領就任おめでとうございます。ところでオバマ大統領を選んだのは直接的には
 アメリカ国民ですが、日本も貢献しているのですよ。今から60年あまり前日本とアメリカは交戦状態
 でした。この戦争はアメリカでは太平洋戦争と呼ばれていますがそれは間違いです。自由と民主主義を
 守るために邪悪なファシズムの日本を打倒して民主主義国家に生まれ変わらせる為太平洋を舞台に戦争
 をしたというところからついた名称ですがそれは間違いです。日本では大東亜戦争と呼んでいます。日本は
 シナでもインドでも戦争をしていたからです。そもそも日本は直接的には経済封鎖を受けて国の存続
 にかかわる事態になったので資源確保の為に戦争を始めましたが、その根源的な理由は人種差別を無くす
 植民地を解放するという面もありました。貴国のマッカーサー元帥も朝鮮戦争を指揮して日本の立場が
 理解出来、後日上院委員会で「日本が戦争をしたのは自衛の為であった」と証言されているではないですか
 日本はアメリカに対しては戦闘では負けました。しかしながら植民地解放、人種差別の大幅な解消(完全で
 はないですが)と言う大きな戦争目的は果たしました。こうして日本が大きく道を開いた先に公民権運動の
 盛り上がりがあり、有色人種初の大統領と繋がっているわけです。ですから今日、オバマ大統領をこうして
 お迎えするのは日本にとってこの上ない喜びなのです。」

これくらいの事をいえるようになったら、日本も一目置かれるようになるんだろうな~


投稿: 伸之助 | 2009年11月 5日 (木) 19時38分

かっちょ様

 日本は国軍を持ちません。正確に言うと、軍事力とそれを行使できる集団は
おりますが、稼動させる憲法がありません。交戦権禁止です。この状況の下で
宗主国の収奪意志に最大の抵抗を示すには、建前上の話を正面切って堂々とや
る以外にないと思います。危険だとおっしゃいますが、宗主国が守りを放置し
て、日本を危険にさらす行為を言っているのでしょうか。それもけっこうじゃ
ありませんか。今の日本人はそれくらいの衝撃と危機感を与えないと眠りから
醒めないところにいますから。

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年11月 5日 (木) 10時22分

浮高亭瓢箪様

 実に面白いコメントです。というか、身につまされる話です。共同体が崩壊過程を
歩み、すでに個化(アトム化)してしまった今日、花形スポーツに憧れる子供達の親が
モンスター化してしまったという「世相」はリアリティがあります。

 学校ではモンスターペアレント、病院ではモンスター・ペーシェント(患者)、実
態がミーイズムである個の権利の飽くなき拡大、公共概念の消滅を狙った戦後教育は
ついに子供を盲目的に過大評価してしまう親を生み出してしまいました。わが子を有
名スポーツ選手にして一攫千金の夢。そうなるには、もって生まれた天賦の才と、そ
れを開花させる不断の激しい努力があるのに、わが子の力量も見究めず、努力の過程
も無視して無理難題を求める親達。二宮金次郎の背負ったマキの話はどこへ行ったん
でしょうか。┐(´д`)┌ヤレヤレ

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年11月 5日 (木) 10時14分

高橋管理人様

>支配、被支配関係にあるのは一目瞭然

国際政治の場面では当然の認識なんですが、その実情をしっかり理解できている日本人は意外なほど少ないのではないでしょうか!?その現実を認識しないままの頭で、対等な関係を考えようとするから欲求不満が溜まるんじゃないでしょうか!??


>アメリカが日本を「同盟国」と呼んでいる・・・、
>国際的には独立国・・・
>言うべきことは堂々と言えるはず・・・

しかしそれはあくまでたてまえ世界のことであって、世間知らずなまっすぐ君が独立国で対等な同盟国として、偉そうな対等論を正面切って堂々と主張してしまうことは、危険ですよね!?だからといって、服従するしか仕方ないと考えているわけではありませんが・・・(^^ゞ


>精神がポチ化して言えなかった・・・
>属国の為政者トップを脅すことはある

過去に田中角栄氏、金丸氏、竹下氏などなど、多くの政治家ばかりか、愛国的な官僚やマスコミ人も含め、多くの人々が、在日米大使館に巣食うCIA勢力によって謀殺されたり、汚職やさまざまな謀略によってその地位を追われたりして失脚した。植草さんの謀略事件も小泉政権ではなく米国勢力による謀略ではなかったか!?と、最近は考えるようになりました!!
そんなさまざまな無惨な光景を間近で見てきた自民党政治家や官僚などは、身にしみて宗主国の残虐さ・米国支配の実態を理解したために、精神がポチ化してしまった!!?そしてその究極が、日本経済の疲弊・国民貧民化に何ら躊躇することなく米国の指示通り売国化政策を遂行した小泉政権だったのでは!!?
それがグローバリズムを自らの利益拡大の追い風とする大資本とも結び付いて『悪徳ペンタゴン』を構成し、日本国民不在の売国化路線をひた走った!!!

しかしリーマンショックでのグローバリズムを推進した米国金融マフィアのつまづきをきっかけに、メディアの洗脳策でも覆い隠せないほどの格差社会の実情に多くの国民が気付き、植草さん他多くのブロガーによる国民覚醒のための言論の盛り上がりも相まって、【無血の平成革命】たる政権交代が現実のものとなった!

『国民生活が第一』を標榜して誕生した鳩山政権が、沖縄県民の悲願である基地問題を考える時に、「対等な日米関係」を主張することは十分理解できます。米国に何も言えずに命令されるままだった自民政権との違いを際立たせるためにも、言うべきことはしっかり言うべきだとは思います。米国内の基準に照らし合わせてみれば、あんな市街地のド真中に基地が存在することがそもそもあり得ない話なんですから!!!
しかし、あまり正面切って正論を主張しすぎるのは危険じゃないか!?と考えます。
今は新政権発足直後のハネムーン期間として様子見のようですが、属国が宗主国の権益に踏み込みすぎている!米国の権益を危うくする危険な政権!と米国が判断したなら、暗殺汚職などありとあらゆる謀略が仕掛けられ、4年の任期を全うすることなく鳩山政権の幕切れとなってしまうのではないか!?と危惧します!!!

鳩山総理の所信表明は、本当に感動できる演説でした!
【無血の平成革命】の始まりを予感させてくれました!

しかしそのマニフェスト実現のため、あまり性急に目標に一直線に突っ走ってしまわない方がよいのでは!?と思います。特に対米問題には慎重に対処すべきです!!!
あくまで4年後を見据え、宗主国との意思疎通を進めながら、基地問題の方向性を変えていけるよう考えるべきです。ここで自民政権の決定を180度方向転換してしまうことは危険が大きすぎるのではないでしょうか!?

「対等な日米関係」・・・重いテーマですね!!?


投稿: かっちょ | 2009年11月 5日 (木) 10時10分

≪日本シリーズはもう観ない≫と言っていたのに、やはり観てしまった。

先日、日本ハム梨田監督の投手交代を巡る采配について疑問を呈して「バカだ!」と書いたが、率直に訂正してお詫びをしなければならない。過ちを改めるに、憚ること勿れ…である。
 『ごめんなさい。バカは私…でした』

昨日の試合を観て理解できたことは、梨田監督の野球は「守りの野球」(ご本人は、明日も守って勝ちたい、と言っていたが)ではなく、「攻めの野球」だということだ。
なるほど、日本ハムというチームは、内外野の守備力がハイレベルであり、その意味では「守ること」を重要視したチーム作りをしているのだが、投手起用などを見ると、『一点差を守って逃げ切る』というような野球ではない。
つまり、監督が「少々、点を取られても、その分打ち勝って取り戻せばいい。ピッチャーもその気で投げろ!」と考えている節があるのだ。
そう思えば、先日の投手交代で先発の糸数くんを投げ続けさせたのも「打たれてもいい、取り返せばいいのだ。ここは糸数を信頼しよう」という判断が根底にあったのではないか。
そうなれば、「梨田監督はニタニタ笑っていた」と書くべきではなく、「梨田監督は、糸数が打たれても冷静に微笑していた」と書くべきであったのだ。

この監督、私のような素人評論家が思っている以上に「ナインを絶対的に信頼している」という珍しいほど善意な監督なのかもしれない。
だから、昨日の試合なども、「監督の采配」など不要にしてくれるほどの、≪選手たちの、選手たちによる、選手たちのための勝利≫であったように見えたのだ。
「日本ハム」というチームが、ダルビッシュ投手を除いては、飛びぬけてビッグな戦士が居ないのに得点力などに優れているのは、この辺に理由があるのかもしれない。

ともあれ、昨日の一勝で、札幌ドームでの「北海道決戦」が観られるわけであり、北海道の野球ファンにとっては≪もう、たまらなぁ~い≫スポーツの秋になりそうで、まことに結構でありますよ。

話はまるで変わるのだが、昨日乗ったタクシーの運転手さんに「モンスターペアレンツ」の話を聞いて面白かったので書いておく。

その運転手さんは、仕事の合間に「少年野球チーム」のコーチをやっているそうなのだが、プロ野球日本シリーズの話で盛り上がった後で、「最近の子供が変わって来た」という話題になった。

「親が変わってきましたね。あのモンスター何とか…という奴ですよ」

「なるほど。モンスターペアレンツね。どう、ひどいんですか?」

「いやね、うちの子をどうして使わないのか、なぜ試合に出してくれないのか…って言うんです」

「あら、それは困るわなあ」

「見りゃぁ分かるだろうって言いたくなりますね。でも、野球はまだいいんです。友人でサッカーのコーチやっている奴がいるんですがね、サッカーはもっと大変。能力の差が野球ほどはっきり見えないですからね」

「そうか。サッカーの方が難しいやね。しかし、いまどきの親って、自分の子供しか見えないんだね。全体をみて物事を判断することが出来ない」

「そんな親ばっかりですからね。ま、うちなんか、文句があるならほかのチームへ行って下さいって言いますが、中学校の先生など同じようなことをそうそう簡単に言えませんからね。大変でしょう」

「子供はどうなんです?そんな親の子は?」

「子供の方はね・・・親がどう言ったところでチーム内での自分の能力は分かりますからね。スポーツってそんなもんです。それでも我侭な奴は仲間扱いされなくなるからチームに居られませんよ」

「似たようなことは、社会人になってもあるね。団体競技やチームプレーにそぐわない、オタクな若者が増えているからね。それで弾かれてしまう」

「そうなんですか」

「だって最近では、会社へ入っても、一緒で飲み会とか、慰安旅行へ行くとか、たまにはレクリェーション参加を…って言っても、集まらないじゃないの。みんな、てんでバラバラ、まとまらない。昔は労働組合なんてのもあって、組合主催の何とか…なんて運動もあったけど、それも今やないしね」

「そうですねえ。まったくそうです」

「言われたことはやるけど、言われないことはやらない。だから仕事は≪指示待ち≫になる。積極性を示せよ、と言っても、子供の頃からそんな訓練受けてないものね、無理だよ」

「今の子供らもそうです。≪自分の頭で考えろ≫って、しつこく言わないと、すぐこちらの顔を見るんです。スポーツってのは臨機応変さが求められますから…指示待ちじゃ、試合負けてしまいますからね」

「しかし、怪我でもさせりゃあ、モンスターたちに、すぐ訴えるなどと言われるから、もう余計なことはしない…という風潮も強いでしょう。」

「指導する側にも勇気がいりますね。ま、私らのは少年野球ですから強くならなきゃダメなんです、言うべきことは言いますし、付いてこれなきゃやめてもらうしかないんで」

「なんでも簡単に迎合することが多いけど、世の中全体がそうなったんじゃ、お仕舞いだよ。この不況でお仕事も大変でしょうけど、あなたも少年野球の指導で頑張ってくださいよ」

「モンスターに負けず…にですね」

「そう、いまの親たちがダメなら、今の子供たちをちゃんとすればいいのですよ。あなたのやっていることは、社会の教育者なんだから・・・はい、ここで結構です」

いやあ~、日本シリーズの話より面白かったなあ。


昨日の国会!

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-12287320091104?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
インタビュー:日米同盟は危機的=石破自民政調会長
<日米同盟は危機的> 
 オバマ米大統領の来日を前に、鳩山政権の外交政策の軸足が定まらない。焦点の米軍普天間基地移設問題では主要閣僚間で発言が異なり、インド洋における補給支援活動については単純延長は行わないとの方針を示している。思いやり予算も縮小が検討されており、石破氏は「いまの日米同盟は非常に危機的だ」と警告した。「普天間基地の移設も、米国と合意できない。インド洋での補給活動も米国の期待に反している。思いやり予算も減らすという。日本として何をするということがあって初めて対等な関係があるのであって、あれも嫌だ、これも嫌だというのは決して対等な日米同盟だとは言えない」と痛烈に批判した。

要するに、石破くんは「アメリカさんの言うことに文句を言わず、言われるとおりにしてりゃ日米同盟は永久不変に安定的である」と言いたいのである。

「あれも嫌だ、これも嫌だ」と言っているのではない。「今までどおり無条件に基地提供はできませんよ」と言っているだけのことじゃあないのか!

こんなやり取りを見ていると、「日本」のモンスターペアレンツは「アメリカ」…なのだってことが分かる。いつまでも日本が独り立ちできない理由でもある。

投稿: 浮高亭瓢箪 | 2009年11月 5日 (木) 09時11分

抵抗勢力、抵抗勢力と散散叩かれた、こころある多くの皆さん、一部の寝返り組みは別として、今になって、時の三文役者並み某総理大臣の言う抵抗勢力とは何であったかが誰の目にもわかる、連日罵倒される某元総理に対し抵抗勢力(日本の良心)の皆さんの活躍と、国民からの賞賛、熱烈支持が目立つ。勿論わたしも支持者の一人。今こそ(真の実力者)抵抗勢力の皆さん日本のため結集しましょう。くれぐれも魔物は除外して。

投稿: | 2009年11月 5日 (木) 08時51分

かっちょ様

 対等な日米関係はありません。ただ、軍事的に属国化していても、アメリカが
日本を「同盟国」と呼んでいるわけですから、その文脈では対等性を主張できる
わけですね。でも、国際社会も鼻白んでいますが、支配、被支配関係にあるのは
一目瞭然です。国際的には独立国なんですから、政権は言うべきことは堂々と言
えるはずですよ。言えたのに、精神がポチ化して言えなかったのが、自民党でし
た。

 小沢氏の第七艦隊発言も、自立した同盟国としてごく当たり前の主張です。岡田
外相は普天間問題で腰砕け発言をしていますが、大将はのらりくらりと引き延ばし
て、オバマさん来日が延期されました。さて、そうなると横田幕府が動くのではな
いでしょうか。まさか、首相を基地のヘリに拉致して、海水に逆さまに漬けるとか。
まあ、そういうことが今まであったか、なかったか不明ですが。

 属国の為政者トップを脅すことはあると思います。その手のことが行われたら、
いっせいに国際社会にアピールすればいいのですが、メディアが向こうさんの味方
ですからね。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2009年11月 4日 (水) 23時50分

言ってることは正しいと思うけどただ一つ、小泉・竹中路線が「弱肉強食」っていうのは誤りだ。

小泉・竹中路線は六本木ヒルズを温室にみたて、そこで富裕層だけを大甘に促成栽培しヒルズの外にいる大多数の国民を排除しようとした。

いわば究極の農耕民族的思考回路による山猿の田舎芝居を現実化したのが小泉政権である。

だから小泉が総理でいる間「何かよくわからないけどスゲーイライラする」って人間がたくさんいたのも、小泉・竹中路線が「順境にある特定の人間には大いに甘く!それ以外の逆境にある人間は徹底的に冷遇」という人を小バカにしたような世界だったからだ。

じゃなきゃ小泉孝太郎だの進次郎なんていうクソガキがこの世に出て来るであろうか。

そんなの本当の自然界で弱肉強食の生き方をしている動物達に失礼であろう。

本当の弱肉強食ってのはヒルズの温室あたりでピーピーギャーギャー言ってる村上世彰や堀江貴文に、加藤智大のような人間が襲いかかり見るも無残なくらいに八つ裂きに。しかしヒルズ一帯をメチャクチャにたことで逆に賞賛され、拍手喝采を浴びるような社会を言う。

小泉・竹中路線はこうゆうのとは正反対。温室そだちのボクやお嬢ちゃんにメチャクチャ甘ぁ~ぃ!まやかしの世界。

だからみんなイライラしてんだよ。

投稿: | 2009年11月 4日 (水) 23時02分

「対等な日米関係」なんて、あるのかしら?
「主従関係」である日米関係を、どうすれば「対等な関係」にできるのかしら!??

自民みたいに何でも言うことを聞く訳じゃないぞ!っていう「牽制球」としてなら理解できますが!!?(^^ゞ

自衛隊を国防軍に再編して、本当の意味での独立国を目指すつもりなら、それは国内的にも対外的にも相当困難な道のようにも思えるけれど!?・・・やはり必要なんでしょうか!??(^_^;)一人前のふつうの国になることが!!?

投稿: かっちょ | 2009年11月 4日 (水) 21時44分

最近、植草さんのブログランキングのクリック数が日増しに減少していて、三位に抜かれそうで気になります。
上位に入ってるのが似非右翼系のブログがほとんどで、ランキング会社も為体の知れない会社ですし、もしかしたら同じ狢の可能性濃厚ですね。

投稿: | 2009年11月 4日 (水) 09時53分

聖徳太子の十七条憲法の第1条に「和ヲ以ッテ貴シト為ス」というのは、7世紀初頭に作られたことを踏まえると、きわめて特異ですよね。
世界中が「王様であるオレの言う事を聞け」が第一の掟であった時代(シナなんかはそうですよね)に、「話し合い」が大事だ(2条以下にこれも成文化しています)、もめごとを起こさないことが大事だ、ということを根本原則として成文化したのですから。
これは日本にきわめて古くからある怨霊信仰がベースとなっているようです。要は「あの人のタタリが怖い」「神様として祀らねば」ということです。日本においては争いによって敗れて死んだ人はタタリガミとなって天変地異を引き起こすと信じられており、これを鎮めるために神様として祀るということが数多くなされています(菅原道真公が学問の神様として祀られているのはその典型です)。
しかしこの「和」の思想で問題なのは、「和」の状態が為されていればそれでよく、「話し合い」や「和」の状態に至るプロセスについては無原則であるということです。
(以上は、井沢元彦氏の著作『逆説の日本史』を読んで勉強した内容です)

だからアメリカに対して「和」が保たれていれば、基地は提供する、基地予算も日本でつける、アメリカに媚び諂うということも問題ない、ということになってしまうと思うのです。しかも今の日本人のほとんどはこの「和」の思想について、怨霊信仰について、無自覚になってしまいました。
しかし、「和」の思想におけるウィークポイントというか、「和」の思想を「自覚的に」理解する上で難点だと思うことは、聖書やコーランのように聖典がないということです。
いや、聖典に当たるものはあるのですが(「古事記」「太平記」「太平記秘伝理尽抄」「源氏物語」など日本の優れた古典)、学校ではろくに教えていない状況ですから、聖典がないも同然です。聖書を読まない教会って意味がないでしょ?

話が脱線しましたが、鳩山総理の「友愛」が何に由来しているのかは正直わかりません。それは彼が為そうしている政策および発される言葉から読み取るしかありません。

(管理人様の記事の引用開始)
「自由主義の欠陥」とは、我々が小泉・竹中構造改革で嫌になるほど見ている格差社会であり、一部の富裕階層に富が集中する経済形態である。それは社会から人間らしいモラルや品性、希望を奪うだけじゃなく、生存の危機さえ至る所で発生させている。セーフティネットの充足は金銭や物質的なものに限らず、生きる希望という精神的なものも持続的に生み出す必要がある。

 そのためには、何が原因で弱肉強食や、無慈悲で荒んだ社会がもたらされたか、充分に検証する必要がある。アメリカ型のネオリベ政策が国民を不幸にすることは、もはや疑いの余地はない。共生理念に反する、この社会思想が最も恐ろしいのは、権力を有する政権政党が国民の面倒を見なくなるからだ。なぜならレッセフェール(自由放任主義)と弱肉強食を基盤とするこの政策は、文字通り強い者が際限なく有利になる社会だ。強い者とは誰であろうか。それは政治権力を持ち、元々大きな資本を持っている連中だ。
(引用終わり)

これについては文明論的に考える必要があると思います。
アングロサクソンをはじめとする白人たちが、なぜ弱肉強食で無慈悲なのか。
それは多分に地政学的要因によるところが大きいと思います。彼らの発祥の地であるヨーロッパは5百年ほど前までろくに作物も育たない土地でした(三甫式農業とかがそれで必要になりました。何年かに1回は土地を休ませないと作物が育たないのです)。しかもさしたる特産もない状況が続きました。これは北にいけばいくほどその傾向が強くなっていきます。
アングロサクソンの先祖はバイキングです。バイキングは海賊です。おれのものはおれのもの、おまえのものは当然俺のもの、が根本行動原理です。

沖縄にかかる歴史および上記をも踏まえたうえで、普天間基地問題を考える必要があります。悪徳ペンタゴンに、いや悪徳ヘキサゴンにくみする日本人は、自分たちの「和」が保たれていれば、沖縄が犠牲になり続けてもよいのか、アメリカのキャッシュディスペンサーのままでよいのか、ない胸に手を当ててじっくりと考えて、ご先祖様と対話しなさい、といいたいです。

岡田外相の「県外移設はあり得ない」というのは、この意味でも許せない発言です。結果的に「対等な日米関係」に至るうえで必須の葛藤を避けているように感じます。

投稿: ろくぶんぎ | 2009年11月 4日 (水) 09時18分

小泉、竹中路線によって生きていく道絶たれたため政権交代は成った、植草さんの言われるよう景気を止めたまま財政改革はないだろう、短期景気回復は喫緊を要す、日銀、財務省とは何者か。

投稿: | 2009年11月 4日 (水) 07時24分

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