デフレ脱却は大規模景気対策が無ければ不可能(小野盛司)
(※日本経済復活の会 小野盛司会長の記事、第210弾です)
最近は景気対策の話題は影を潜め、もっぱら財政再建のための消費税増税が語られるようになった。これは極めて危険な考えである。デフレ下での増税議論は、私に言わせれば「正気の沙汰とは思えない」のである。最新の政府発表ではGDPデフレーターは平成21年度-1.7%、平成22年度-1.0%(見通し)だからデフレ脱却の見通しは全く立っていない。日本は十数年前からデフレに陥っており、余程の規模の景気対策を行わなければデフレ脱却は無理だということは、明らかだ。次の名目GDPのグラフを見ていただきたい。
2008年度に比べGDPは一気に8%程度下がってしまい国民は貧乏になってしまった。現在の政策を続けていたら、GDPはほとんど上昇しないし、このペースでは2007年度、2008年度のレベルにまでに回復するのに何十年もかかってしまう。これほど経済が停滞した国は、先進国では日本だけだ。
しかも消費税増税などと言っているから、それをやれば中小企業の倒産が続出、GDPは更に下がっていく。逆に、増税でなく、年間50兆円規模の減税や日本の将来のための投資を行ったとすれば、上図の緑の線のようにGDPが急上昇する。これは日経モデルによる試算である。GDPが増えれば、国の借金のGDP比も下がってきて将来世代へのツケを減らし、税収も増えるので財政赤字も解消してくる。
この不況に入る前は、「戦後最長の景気回復」などと言われた。景気回復など無かったのだが、それでもわずかながら「景気回復」が感じられたのは、輸出の伸びによるものだった。それが世界金融危機によって輸出入が半減し一気に景気が悪化した。新興国や米国などでは、大量のお金を刷ってこの危機を乗り越えた。そのお金のおこぼれが日本にも流れて来て、輸出入は下図のように急回復しつつある。
通常は、これだけ外需が伸びれば、国内の景気も急回復するはずだが、民主党政権は公共投資を大幅削減し、麻生内閣の補正予算すら執行停止することにより、景気に急ブレーキを掛けた。そのため外需の伸びを相殺してしまった。日本人は、お金を刷る政策が余程嫌いのようだが、諸外国は正当な権利と考えている。次に日経新聞の記事を引用する。
これは、諸外国の中央銀行がお金を刷って国債などを買いまくっているために、資産(国債など)が増えバランスシートが急拡大しているということを示している。一方日本だけは変わっていない。つまりこの大不況でもお金を刷らず、国民にじっと我慢させている。これが日本が特に不況が深刻化した一つの理由である。
不況の深刻化のもう一つの理由は、日本はこの金融危機の前から大不況であり、金利はほぼゼロの状態であったから、更に金利を下げる余地はなかった。日本以外、ゼロ金利を長年続けているような馬鹿な国はどこにもなく、金融危機に際しては金利を大幅に下げ景気を刺激し、景気回復を助けた。これから諸外国は景気対策が終わり、金利を元に戻して、平時の経済に戻そうとしているが、日本だけは最悪の経済状態から抜けられず、再び世界で唯一のゼロ金利を続ける国になろうとしていることが下図からわかる。
今こそ政府が国を貧乏にする馬鹿な政策を止めさせようではないか。消費税増税でなく、お金を刷って国民に渡せ!それがデフレ脱却の唯一の方法だ。
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コメント
宮崎県の疫病の危機的状況に対し、動かない民主党、マスコミに対し怒りを覚えます。
まるで、報道規制があったかのように、マスコミは、報道しません。
過去百年で、最悪の牛、豚の処分数だそうです。
民主党は、本当に、日本人の政党なのでしょうか。何故、対応が、このように酷いのでしょうか。怒りが止まりません。
投稿: 日本人 | 2010年5月 9日 (日) 17時13分
植草さんが自身のブログに、偏向色の強い番組のひとつに「TVタックル」
を、偏向の激しい人物のひとりに北野たけしさんをあげておられます。
わたしはたけしさんの植草さんへの誹謗発言は聞いていませんが、かれが
闇の勢力に操られている人間だということは随分前から分かっていました。
以下に書くことは、ただ毎日漫然と、なにかをしながらテレビの音声に耳を
かたむけ、たまに気になるところで画面を見ているうちに脳内で出来上がった
妄想かもしれません。
たけしさんは毒まんじゅうを無理やり口に押し込まれたというのが、以前
からわたしが思っていたことです。つまり、自ら闇の勢力に魂を売ったのでは
なく物理的な力で奪い取られたということです。植草さんが闇の勢力にとって
非常に目障りな存在であることは容易に理解できますが、別の意味でたけしさん
もそういう存在だったのです。たけしさんに限らず、日本人の、ことに若者に
影響力をもつカリスマ性をもった人間は闇の勢力にとっては要注意人物として
監視の対象になっていたと思われます。(そういう人がほかにもいたことに気が
つかれませんか)バイク事故(わたしは単なる事故だとは思っていません)
以前のたけしさんの芸風はあくまでギャグではあっても反社会的、反体制的な
要素が強く出ていたように思います。また、麻原彰晃を番組に呼んだりもして
その心酔ぶりもかなりなものだという印象がありました。「かれら」にとっては
その影響力が放置できないレベルに達していたのではないでしょうか。
なぜなら「かれら」が進める愚民化(奴隷化)政策においては、すべての日本
人はおとなしい羊の群れでなくてはならないのです。体制とは結局は自分たち
のことであり、それに歯向かったりするような風潮は早いうちにその芽を摘んで
おかないと安心できないのです。そして、羊たちは常に管理し易い状態に置か
れていなければならないということです。
しかし、「かれら」は日本人を馬鹿にしながらも恐れているのです。今や、
日本の若い男は草食男子と言われるまでになりましたが、「かれら」は草食
動物が時に、神々しいまでに勇敢な行動に出ることを知っているのです。
そして、歴史と遺伝子に刻まれた「勇敢な記憶」がいつか甦るのではないかと
恐れているのです。
たけしさんの映画はそのほとんどが外国で賞をとります。ついに、フランスの
芸術、文化における最高の賞である「コマンドウール」も受賞しました。
しかし、たけしさんはなんで自分が受賞するかを知っているので本心から喜んだ
ことはないのではないでしょうか。わたしはそういうたけしさんを見るたびに
中原中也の詩の一節が脳裏をよぎります。
「汚れちまったかなしみは、なにのぞむなく、ねがうなく」
たけしさんはほんとうは植草さんが羨ましくてならないのではないでしょうか。
植草さんは言葉にできないほどの辱しめと苦しみをうけられましたが魂は露ほど
も汚れなかったのですから。たけしさんが失い、二度と手にいれることができない
ものを植草さんは持っておられるのですから。
こないだの「TVタックル」で、たけしさんは麻生さんと偶然会って番組に誘った
のだと言っていましたが、あれは嘘ですね。なにか変な動きがありますね。
麻生さんは連休に小泉進次郎さんらと連れ立ってアメリカにいかれましたし。
麻生さん、どうかお願いですから変なことを考えないでくださいね。
官房機密費からも名前がでてきたたけしさんはどう申し開きをするのでしょうか。
お得意のギャグでかわすしか道はなさそうですが。
投稿: 谷間の百合 | 2010年5月 9日 (日) 09時46分
はっきり言って普天間問題や小沢問題なんぞよりも、経済景気対策を何とかしないと… マスゴミも映像うけが良い上記の問題ばかり垂れ流ししてるだけ…
財政問題においても、政財界が一番喜ぶ消費税上げの理論をマスゴミを利用してぶちまけている。
本当に今の日本において一番大切な問題とは、鳩山や小沢、普天間などでは無い事に気が付いて欲しいね。
投稿: | 2010年5月 9日 (日) 07時45分
現在、民主党は、重国籍法の法案可決を目指しているそうです。
日本人のほとんどの方々が、重国籍法自体を知らないと思われます。
しかし、重国籍法は、外国人参政権より大変危険な法案です。
外国人参政権、外国人住民基本法、夫婦別姓等、酷すぎます。
民主党は本当に、日本人の政党なのでしょうか。怒りがこみ上げます。
投稿: 日本人 | 2010年5月 9日 (日) 00時38分
江田五月さんのホームページの掲示板にはすばらしい意見があります。多くの人に見てほしいです。今鳩山さんがやめて、喜ぶのはアメリカでしょう。
日本人に忘れていた普天間を気づかせたのですから。本気で我々が議論したら、アメリカのやりたい放題ができなくなることを恐れているはずです。鳩山さんがんばれ。
投稿: とくめい | 2010年5月 8日 (土) 23時06分
宮崎県で、牛、豚を59000頭処分するという危機的状況となっています。
民主党、マスコミが動きません。
報道規制がしかれているのでしょうか?テレビ報道もほとんどありません。異常な状態です。
投稿: 危機的状況です | 2010年5月 8日 (土) 11時26分
管理人様、おじゃまします。
鳩山首相はのこのこと沖縄に出かけ、住民の反対にあって得るところ
なく帰ってくるという醜態をさらした、というのが大方の見方のよう
ですが、わたしは違った見方をしています。
これは鳩山首相の巧妙な戦略なのだと。むしろ、逆に基地反対を煽り
に行かれたのだというのがわたしの見方です。
沖縄でも徳之島の町長と会うときも、その場にマスコミもテレビも
入れてオープンにしたのは、これが自分のやり方だということを見せた
かったともあったでしょうが、わたしはアメリカに見せつけるのが
目的だったように思いました。住民がいかに反対しているかをアメリカ
に見せたかったのだと思いました。
普天間基地を視察されたとき、上空を旋回するヘリコプター(?)を
見上げた首相の目は敵意に満ちていて、わたしの目には自分をコケに
したアメリカへの敵愾心がむき出しになった瞬間だったように映りました。
首相はもっと基地反対の運動が盛り上がることを期待しておられるの
です。そしてそれが全国の基地にも飛び火してほしいと秘かに願って
おられるのです。そうなれば、自分の信念である「駐留なき安保」の実現
が可能になるかもしれないと。
こういう見方は荒唐無稽でしょうか。
投稿: 谷間の百合 | 2010年5月 8日 (土) 09時33分
本日の『せと弘幸』さんのブログの閲覧を何卒お願い致します。
宮崎県が危機的状況です。
動かない民主党、マスコミに対し怒りがこみ上げます。
投稿: お願い致します | 2010年5月 8日 (土) 00時16分
管理人様・おじゃまします。
野中元幹事長の爆弾証言は驚くにあたらないという人もいますがわたしは
そうは思いません。当事者だった幹事長がメディアで証言したことの意味
と影響は、堤を崩す大きなアリの穴になったと思っていますし、またそうで
あってほしいと思います。いくら陰で当然のこととしてささやかれている
事実であってもそれはどこまでいっても風説、風聞の域をでないのです。
たとえば、小泉元首相のレイプ疑惑も、それを知っている人がいくら多く
ても残念ながらいまだ風聞の闇に閉じ込められたままです。
証言の価値は、証言をする人間の社会的立場や人間性、さらに、どういう
媒体から発信するかで大きな違いがあるように思います。
(同じ元幹事長でも偉大なるイエスマンの武部さんでは証言の価値もぐっと
さがるのではないでしょうか。w)
今回は自民党時代の官房機密費でしたが、CIA、中国、総連、民団、宗教
団体、その他ありとあらゆる利権団体からでているであろうお金はどこの
だれに流れているのだろうと想像すると気が遠くなりそうです。しかし、わたし
はお金を貰うことがいちがいに悪いことだとは思わないのです。どういう人
から貰うのか、どういう気持ちで受け取るのか、それをどう使うかということ
だと思っているからです。
政治にお金がかかることはだれにでも分かることでしょう。今、そのことでが
問題になっているときにこんなことを言うのはどうかと思いますが、小沢さん
にしろ亀井さんにしろ清廉潔白であろうはずはないのです。清廉潔白で政治が
できるはずはないのです。「説明責任」(嫌なコトバです)を小沢さんに求める人
には「あなたたちのなかで罪のないものがこの女に石を投げなさい」というイエス
の言葉をおくりたい。小沢さんに石を投げられる人がひとりでもいるでしょうか。
日本が自立した国、誇りと元気のある国になるかもしれないという瀬戸際に、
お金のことで重箱の隅をつつくようなことにばかりして時間と労力を浪費して
いることがどれだけ国益を損ねていることでしょうか。モチロン相手はそれを
狙っているのですが、わたしはその相手に向かってこう言ってやりたい。
「いままでの悪事や罪は許してやってもいい、しかしこれからは許さない」と。
この政権交代は単に政権が変わったということではないのです。民主党の政策
がどうのこうのという小さな問題(あえてそう言います)ではないのです。
わたしは伊勢神宮の長い砂利道を歩きながら、式年遷宮(20年ごとの建替え)
の意味を考えていたとき「再生」と「甦り」という言葉が浮かんできました。
日本は絶えず甦り、再生を繰り返していることの象徴が式年遷宮なのだと思い
ました。それこそが日本の活力の源泉なのだと。
調べるといろいろな説があるようですが、そのひとつの「常に清浄であることを
求めて」というのがいちばんこころに響きました。
「再生」と「清浄」 これがわたしの日本です。
投稿: 谷間の百合 | 2010年5月 7日 (金) 16時10分
管理人様、お邪魔します。
(記事へのコメントでなくてすみません)
「新ベンチャー革命」というブログの記事に次のような一節がありました。
「小泉氏の北朝鮮拉致被害者連れ帰りは、すべて郵貯・簡保資産を狙った米国
ジャパンハンドラーの仕掛けた日本国民だましの演出だった。」
わたしが意外だったのはこの記事ではなく、筆者が自分のこの持論にたいして
賛同者もなく反応もなかったと書いておられることです。わたしは大分前から
筆者の方と同じように思っていたのですが、それでも反応が表面に表れなく
ても密かにそう思っている人は多いはずと思ってきましたし、いまもそう思い
たい。
そういうことから、わたしは家族会の人や平沼赳夫さんが拉致の解決を頼みに
アメリカにいかれるたびにかなしくてやりきれませんでした。小泉元首相が
それをどんな気持ちで見ていたのかと思うとはらわたがにえくりかえります。
先日、「靖国」という映画を見たのですが(問題になった視点以前に、日本人
として恥ずかしいシーンがかなりありました。)そのなかに、濃いサングラスを
かけた調子のいいアメリカ人が片手に星条旗を、もう一方の手に「小泉首相を
支持します」と書かれた紙を掲げてさかんに日本人にアピールしていました。
あきらかにアメリカ大使館からきた人間でしょう。かれには小泉首相の人気を
盛り上げなければならない理由があったのです。それもこれも、郵政民営化に
向けたアメリカのなりふりかまわぬ陽動作戦の一環だったのです。(わたしは
不快感全開で「日本人をなめんなよ」こころで叫んでいました。)
(しかし、こういうことも今でこそ言えることで、当時わたしは元首相を熱烈
に支持こそしませんでしたが「面白いかも」という感じで見ていましたし
靖国参拝も大いに支持していました。)
もう少しで郵貯のお金が転がり込んでくるというところでそれがふいになった
アメリカの気持ちは想像に難くありません。報復感、復讐心に燃えているだろう
ことがひしひし伝わってきます。しかも、かれらはまだあきらめたわけではない
のです。亀井大臣がアメリカ国債を買うと言われた背景も自ずと浮かび上がって
くるのではないでしょうか。
投稿: 谷間の百合 | 2010年5月 6日 (木) 10時15分
普天間基地問題で鳩山政権の迷走が非難され鳩山総理の指導力不足、責任論が高まっていますが昨年9月の政権交代後も霞ヶ関の官僚機構が従来通りの実務権限を維持し、経験の浅い閣僚、政務三役が既得権益を維持しようとする官僚機構に翻弄されて問題の本質を見誤り、官僚が提示する誤った情報を基に判断せざるを得ない状況では迷走を繰り返すのも必然です。
普天間問題での対米交渉でも自民党政権での対米従属と利権絡みで米軍再編計画に関与して来た官僚に頼っていては政権交代に伴う新たな日米関係を構築する事は不可能であり米国側の意向に阿る結論に至る事も必然です。
投稿: isao-pw大城 勲 | 2010年5月 6日 (木) 00時38分
>民主党がインターネットで政党を批判した場合、刑罰を課す法案を可決するようです。
完全な憲法違反じゃないすでか?
投稿: 三毛猫 | 2010年5月 4日 (火) 21時13分
景気回復後に消費税を上げたらまた元の木阿弥だ。
健康保険税、年金保険税を消費税で賄うなら賛成だがね。
消費税を社会福祉税として目的税としそれ以外に流用しないで10%位にするのが一番良いと思う。
消費が増えれば医療費負担率が減り、年金額も増えるシステムにすれば景気も良くなっていくと思われる。
投稿: 無職の男 | 2010年5月 4日 (火) 10時50分
お金は政府が刷って低所得者の収入の底上げに利用するので有れば賛成です。
ただ闇雲にばらまかない様にすることです。
投稿: 無職の男 | 2010年5月 3日 (月) 22時09分
小野会長の記事は、大変勉強になります。有難うございます。
民主党がインターネットで政党を批判した場合、刑罰を課す法案を可決するようです。
日本はどうなってしまうのでしょうか。
外国人参政権、外国人住民基本法、人権擁護法案等、清和会の時より酷い状態になってきています。
投稿: | 2010年5月 3日 (月) 21時15分
まったくもって同意ですが、今の上の世代が政府、企業、日銀当の金融機関を私物化する現状、民主党の財政再建という全く、完全な失敗を繰り返すことをみると今後数年の復興は難しいのではないかと思われます。
破壊屋 備忘録毎日更新
http://kmynhkiy.blog14.fc2.com/
投稿: 破壊屋 | 2010年5月 3日 (月) 12時24分